RPGのラスボス最強ランキングTOP30!倒せないボスは?【2018年版】
「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」などのRPGには、ラスボスの存在が欠かせません。プレイヤーに苦戦を強いたラスボスを倒してエンディングを迎えた後、裏ボスや隠しボスと戦う事ができるようになったり、最強の武器やレアアイテムを入手できるようになるゲームもありますが、倒せないほど強いボスやモンスターは、嫌でもプレイヤーの記憶に残ります。この記事では、RPGに登場したボスキャラを格付けしてランキング形式で紹介します。2018年版のRPG史上最強のラスボスランキングを順番に見て行きましょう。
目次
RPG史上のラスボス最強ランキング!強さを格付け【2018】
倒せない!ドラゴンクエスト・ファイナルファンタジーの有名モンスターも?
2007年に公開された「エアーマンが倒せない」は、ファミコンゲーム「ロックマン2Dr.ワイリーの謎」に登場するボスキャラをモチーフにした曲です。「ロックマン」はアクションゲームですが、「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」などのRPGにも、プレイヤーが苦戦して倒せないと感じたラスボスが数多く存在します。
苦戦したゲームの裏ボスや隠しボスもランキング入り!
RPGにはエンディングを迎えるなどの一定の条件を満たした後に、裏ボスや隠しボスと戦えるゲームが存在します。これらのボスキャラは一般的にラスボスよりも強く、ゲーム史上最強ボスの格付けを巡って、ネット上で議論が行われることもあります。
一口にRPGといっても、ゲームによってシステムが異なるので、ラスボスや裏ボス、隠しボスを格付けして、万人が納得するランキングを用意するのは難しいかもしれませんが、この記事では多くのゲームプレイヤーを苦戦させ、ネット上で語り継がれているラスボスや隠しボス、裏ボス等をランキング形式で紹介していきます。
RPGのラスボスや隠しボス、裏ボスの強さを格付けしてランキング形式で紹介する記事の性質上、ゲームのネタバレが含まれるので、記事の閲覧にはご注意とご理解をお願いいたします。それでは最強ボスランキングのスタートです。
RPG史上のラスボス最強ランキング30位~11位
30位:カルラ
悪逆非道な振る舞いがプレイヤーの心に残ったラスボス
ラスボス最強ランキングの30位に入ったのは、「新桃太郎伝説」のカルラです。このゲームは日本の昔話をモチーフにしたRPG「桃太郎伝説」の続編です。カルラは鬼族の長である伐折羅王の部下として登場し、部下はおろか、罪のない村人を手に掛けるなどの非道な行動を繰り返しました。「RPG史上の極悪・外道なラスボスランキング」ならば、確実に上位にランクインしていたラスボスです。
カルラの非道にショックを受けたプレイヤーもいる
「新桃太郎伝説」はゲームバランスが厳しいRPGであり、主人公である桃太郎が倒されると、他のキャラクターが残っていてもゲームオーバーになってしまいます。ラスボスのカルラは1ターンに4回もの通常攻撃を仕掛けてくるほか、術も使ってきます。戦力を整えるのはもちろん、アイテムを出し惜しみせずに使うことが攻略の鍵となります。
29位:ミルドラース
ゲーム終盤でようやく存在が判明するラスボス
ミルドラースは「ドラゴンクエスト5」のラスボスです。魔界の支配者であり、主人公の母マーサを連れ去った張本人なのですが、主人公と因縁の深い中ボスのゲマや、このゲームの隠しボスであるエスタークの方がプレイヤーの印象が強いため、ドラゴンクエストシリーズのラスボスにしては知名度が低く、強さの格付けでも下位にランキングされる傾向にあります。
リメイクでは存在感が増した
ミルドラースは第1形態(緑の老人の姿)を倒すと、第2形態(赤いモンスター)に変身します。3種類の行動パターンがありますが、味方にかかっている強化呪文を打ち消したり、痛恨の一撃(クリティカルヒット)で大ダメージを与えてきます。SFC版のリメイクであるPS2版やDS版では、行動パターンが異なるだけではなく、ゲームの序盤からその存在が明かされています。
28位:あやとりさま
小中学生プレイヤーを苦戦させた隠しボス
あやとりさまは「妖怪ウォッチ2」の隠しボスです。ラスボスを倒した後に行けるようになる隠しダンジョンの奥にいる隠しボスで、攻略サイトでは攻略推奨レベル99と書かれています。間違いなく、このゲームでは最強の地位に格付けされるボスキャラです。
倒せないままゲームを放置したプレイヤーもいる
#おまえらのゲームのトラウマ挙げてけ
— クズ@風神難民 (@Kuriauing) July 24, 2018
【あやとりさま】
妖怪ウォッチ2の本当のラスボス。
100回くらい戦ったが3年経った今でも未だに勝てていない。 pic.twitter.com/VdxP5UgADq
「妖怪ウォッチ」は小中学生をメインターゲットにしたRPGですが、あやとりさまが倒せないままゲームをプレイしなくなったプレイヤーも存在しているようです。攻撃力の高いあやとりさまに対抗するには、パーティー編成や回復アイテムの準備が必要です。また、あやとりさまの弱点である3つの目玉をほぼ同時に倒せるように、攻撃のタイミングを調整することも必要です。
27位:シドー
「悪霊の神々」の名に相応しいラスボス
「ドラゴンクエスト2」のラスボスは、破壊神とも呼ばれるシドーです。このゲームの主人公たちは、邪教を崇める大神官ハーゴンを倒すことを目的に冒険をしているのですが、ハーゴンは主人公たちに倒されると、自分自身を生贄にして破壊神シドーを召喚します。
FC版のHPが低いのはハードの都合
「ドラゴンクエスト2」は後半の敵が強く、セーブポイントに辿り着く直前に全滅することも珍しくないRPGでしたが、ラスボスのシドーも高い攻撃力と守備力を誇ります。SFC版やスマホ版の「ドラゴンクエスト2」ではゲームバランスが調整されており、シドーも比較的倒しやすくなっていますが、HPが高くなっているため、戦力を整えておかなければ苦戦は免れません。
26位:デスタムーア
世界を手にしようとした魔王
デスタムーアは「ドラゴンクエスト6」のラスボスです。配下である4人の魔王に命じて、世界征服を計画していました。老人の姿、モンスターの姿、巨大な姿の3段階に変身し、姿によって行動パターンや弱点が異なります。ストーリーで「マダンテ」という呪文の使い手を警戒していたように、最終形態にはこの呪文が効果的です。
隠しボスにイベントで負ける悲運のラスボス
このゲームにはクリア後に行けるようになる隠しダンジョンがあり、その奥にはダークドレアムという隠しボスがいます。条件を満たすとダークドレアムが主人公の仲間となり、デスタムーアをいともたやすく倒してしてしまうというイベントが発生するため、デスタムーアはラスボスでありながら、弱いというイメージがついてしまいました。
25位:セフィロス
苦戦必至の最強隠しボス
「ファイナルファンタジー7」ではラスボスとして登場したものの、ラスボス最強ランキングには入れなかったセフィロスは、アクションRPG「キングダムハーツ」をベースにした「キングダムハーツファイナルミックス」や「キングダムハーツHD1.5リミックス」では最強クラスの隠しボスとして登場します。
左利きの彼が右手で刀を使うのは手加減の証という説も
セフィロスは攻撃力が高く、攻撃範囲が広い上に、主人公のHPを1にする「心無い天使」という技を使ってきます。詠唱中にセフィロスに攻撃を当てることができれば、この技を中断できるので、主人公の位置取りも重要です。攻撃力の高い武器や回復魔法や回復アイテムを充分に用意した上で挑むことが攻略のポイントです。
24位:オーファン
その名前は「孤児」を意味するラスボス
オーファンは「ファイナルファンタジー13」のラスボスです。コクーンと呼ばれる世界の破壊と、そこに住む人々の死を望んでおり、それを叶えるために主人公たちに倒されることを願っていました。第1形態では陰と陽という2つのモードを使い分けてくる上に、モード切替時にはパーティーメンバーを瀕死状態にする攻撃を仕掛けてきます。また、HPの残量に関わらずメンバーを戦闘不能にする技も使ってきます。
第1形態を倒すと第2形態になり、この時に一定時間が経過するとメンバーが戦闘不能になる「死の宣告」をかけてきます。第2形態のオーファンは、ゲージを貯めてブレイクを行わなければダメージを与えられません。また、ブレイクにタイミングを合わせれば敵を即死させる魔法でオーファンを一撃で倒すこともできます。
23位:ヤズマット
5010万のHPは「ファイナルファンタジー」シリーズ史上最大
「ファイナルファンタジー12」では、メインストーリーとは別に、賞金を掛けられたモブと呼ばれるモンスターを倒すイベントがあります。ヤズマットは「Xランク」に認定されているモブで、「ファイナルファンタジー」シリーズ史上最高の5011万2254というHPが特徴です。このモンスターと戦うには、キャラクターの最大HPを上げる魔法やアイテムが欠かせません。
ヤズマットはこのゲームにおける神竜ポジション
ヤズマットの通常攻撃を受けると、5%の確率で戦闘不能に陥ります。また、パーティーメンバーを100%の確率で戦闘不能にする技や、全滅する可能性もある風属性の攻撃も行います。ヤズマットは闇属性が弱点なので、倒すにはそこを突きましょう。
22位:闇黒の支配者
高いHPと防御力で苦戦を強いたラスボス
闇黒の支配者は「アークザラッド2」のラスボスです。このゲームの前作「アークザラッド」の3000年前の世界の人物ですが、多くのモンスターを作り出して世界征服を目論んだために七勇者によって聖櫃(アーク)に封印されていました。「アークザラッド2」で聖櫃が破壊されたことにより復活を遂げ、世界に破壊をもたらします。
続編の「アーグザラッド3」にも登場
闇黒の支配者は一定のダメージを受けると第2形態に変身します。この時のHPは9999で、範囲攻撃で大ダメージを与えてきます。パーティメンバーのLVが低いと長期戦を強いられるので、回復を行うキャラは範囲攻撃の外に配置しておきましょう。しかし戦闘に勝利しても闇黒の支配者は倒せないので、キャラクターが命がけで封印することになります。
21位:デアリヒター
謎に包まれた正体不明の裏ボス
HP総合計が1200万のデア・リヒター
名前:デア・リヒター
役割:裏ボス
登場ゲーム:ファイナルファンタジー10インターナショナル
対応機種:PS2、HDリマスター版はPS3、PS4、PSVitaに対応
デア・リヒターは一定の条件を満たせば戦うことができる「ファイナルファンタジー10インターナショナル」の裏ボスです。本体と右腕、左腕の3つのパーツに分かれており、両腕は復活します。また、第2形態に変身した状態で両腕が残っていると、最強の攻撃を繰り出して桁違いのダメージを与えてきます。
両腕を使わせないことが攻略のポイント
デア・リヒターは片腕を倒しておき、残ったもう片方の腕のHPや腕が復活するタイミングを見計らいながら、本体にダメージを与えるのが攻略の基本です。装備を十分に整え、回復アイテムも用意しておきましょう。また、所持金に余裕があれば、召喚獣「ようじんぼう」の「斬魔刀」で倒すこともできます。
20位:エメラルドウェポン
「ファイナルファンタジー7インターナショナル」に追加された裏ボス
エメラルドウェポンは「ファイナルファンタジー7」ではムービーでのみ登場したのですが、「ファイナルファンタジー7インターナショナル」では海底で戦闘を行うことができます。このゲームの最強ボスの一角に格付けされており、HPは100万です。戦闘時間には制限が設けられており、それを解除するには「せんすい」のマテリアが必要です。
肩にある両目に注意
このゲームの「マテリア」は、装備することで魔法や技を使えるようになるアイテムです。エメラルドウェポンは戦闘開始時に、装備しているマテリアの数に応じた大ダメージを与えてきます。また、戦闘が経過すると目が開き、攻撃パターンが変わります。エメラルドウェポンは雷属性が弱点で、HPの割合に応じてダメージを与える攻撃も効果があります。
19位:フレイ
「ヴァルキリープロファイル」からゲスト出演した女神
フレイはRPG「ヴァルキリープロファイル」シリーズに登場する女神で、「スターオーシャンTill the End of Time」(別名:スターオーシャン3)における最強クラスの裏ボスです。強力な範囲攻撃を使うので、下手をすればパーティーが一撃で全滅することもあります。
フレイの攻撃に耐えるには、パーティーメンバーの防御力を上げなければなりません。攻略サイトによければ、目安となる防御力は5000です。また、このゲームでは様々なアイテムを作り出すことができます。攻撃力や防御力を上げられる強力なアイテムを用意しておきましょう。また、ゲームの難易度を上げてフレイに勝利すると、特別なトロフィーが手に入ります。
18位:ルビーウェポン
生半可な攻撃では倒せない最強のウェポン
ランキングの20位に入ったエメラルドウェポンと同様、「ファイナルファンタジー7インターナショナル」で戦えるようになったモンスターです。HPは80万とエメラルドウェポンに比べれば低いのですが、高い攻撃力と防御力を持つ上に属性を持った攻撃の大半を吸収または無効化するため、苦戦は免れません。
勝つためにはバトル前の工夫が必要
このRPGは3人パーティーが基本ですが、ルビーウェポンはバトル開始時にメンバーを戦闘から強制的に離脱させてしまいます。メンバーの内2人が戦闘不能の状態でバトルに突入すれば、それを防ぐことができます。このゲーム最強の召喚獣である「ナイツオブラウンド」を呼び出せばダメージを与えられますが、「アルテマ」の魔法で反撃されるので、対策が欠かせません。
17位:暗闇の雲
戦闘に辿りつくまでの道のりが厳しかったラスボス
暗闇の雲は「ファイナルファンタジー3」のラスボスです。FC版では最後のセーブポイントからこの敵の元に辿りつくまでに非常に時間がかかった上に、道中にボス戦があったので、このラスボスを倒せない人や、ラストバトルに辿りつけない人も少なくはありませんでした。DSのリメイク版では道中にセープポイントがあるので、ラストバトルまでの難易度は下がっています。
最初の戦闘では倒せない
暗闇の雲との最初の戦闘は強制イベントなので、パーティーは必ず負けてしまいます。ラストバトルとなる2回目の戦闘では強力な全体攻撃を連発してくるので、魔法やアイテムで守備力を上げるなどの対策が必要です。DSのリメイク版では暗闇の雲本体に加えて触手が追加され、合計4回の行動を仕掛けてきます。
16位:ギーグ
グラフィックとテキストがインパクトを与えたラスボス
糸井重里がシナリオを担当したRPG「MOTHER」と「MOTHER2」のラスボスがギーグです。名前は同じですが、前作とは別の存在で、宇宙人ともモンスターとも表現できない異様な姿が特徴です。第1形態では「悪魔のマシン」と呼ばれる機械に乗っています。攻撃を反射あるいは無効化するため、お供を先に倒す必要があります。
お供の台詞が攻略のヒント
第2形態では「正体のつかめない」攻撃やステータス異常攻撃をしかけてきます。メンバーが残りのHPに関わらず倒されることもあるので、運を天に任せて祈るしかありません。この段階では倒せないのですが、メンバーの1人であるポーラがあるコマンドを使うと第3形態に変身します。この姿では守備が安定しなくなり、ダメージを与えることができるようになります。
15位:神竜
宝箱に潜む最強のドラゴン
RPGでは宝箱を開けると、中に潜んでいたモンスターに襲われることがありますが、「ファイナルファンタジー5」の神竜も、ラストダンジョンにある宝箱を開けようとすると襲い掛かってきます。強力な全体攻撃を使う上に素早いので、何も知らずに宝箱を開けて全滅したプレイヤーも多いです。
オメガに比べれば戦いやすいという評価も
ff5 の神竜ってくそ回避高いんだな、全く物理当たらんぞ
— 昂翼 (@ArkLudowing) October 17, 2018
神竜とオメガは「ファイナルファンタジー5」最強と格付けされる裏ボスですが、決して倒せないわけではありません。オメガに比べると神竜の行動は対処しやすいというプレイヤーの意見もあります。攻撃はどれも協力ですが、火水雷氷などの属性を持っているので、各属性を吸収あるいは無効化できる装備を用意できれば、苦戦はしても勝てる見込みはあります。
14位:オメガ
シリーズ最強モンスターの一角
シリーズ最強に格付けされているオメガが初登場したのが「ファイナルファンタジー5」です。ラストダンジョンで遭遇することになるこのモンスターは防御力と回避力が高く、攻撃を当てることもダメージを与えることも難しいです。雷属性が弱点ですが、魔法防御力も高く、常に魔法を反射する状態にあるので、魔法での攻撃もあまり効果はありません。
登場するモンスターの中で最高レベルを誇るオメガ
SFC版 FF5の思い出
— TOMOZO🦋刈谷 (@tomozouamerico) April 25, 2018
・ラスダン手前
なにこの「オメガ」って奴…。一瞬で全滅した…。
ラスボスはこれより強いんか…。
・ラスダン
なにこの「しんりゅう」って奴…。一瞬で全滅した…。
ラスボスはこれよりもっと強いんか…。
・ラスボス戦
弱っっっっっっっっわ!w
レベル上げ過ぎた。
オメガはダメージを受けると、強力なカウンターを仕掛けてきます。基本的な行動パターンは決まっていますが、8ターンのうち3ターンは強力な全体攻撃を仕掛けてくるので、回復が間に合わずに全滅するケースもあります。なおGBA以降の「ファイナルファンタジー5」にはオメガを上回る強敵オメガ改が登場します。
13位:昏き海淵の禍神
迷宮の奥に眠る最大最強の魔
「世界樹の迷宮3」の裏ボスである昏き海淵の禍神は、ラスボスを倒した後に行けるようになる樹海の第26層に生息しています。この階には禍神の触手というモンスターが8体いるのですが、それを倒した数に応じて、昏き海淵の禍神のHPや攻撃への耐性が変わります。禍神の触手を全て倒していても、この裏ボスには苦戦します。
倒すと最強の刀の材料を落とす
昏き海淵の禍神は火雷氷の3種類の属性攻撃で大ダメージを与えてきます。ある程度のダメージを与えると第2段階に変身し、攻撃やカウンター、回復などを行いますが、行動パターンが決まっているので、ある程度の対策は可能です。しかし一定のダメージを与えるか、戦闘開始から40ターンが経過するとランダムモードになります。行動が予測できなくなる前に総攻撃をかけて倒しきるのが望ましいです。
12位:エッグ
人間の精神を支配するラスボス
エッグは「サガフロンティア2」のラスボスです。バトルでは属性攻撃で大ダメージを与えてくるほか、多彩な状態異常攻撃も繰り出してきます。中でも「エインシェントカース」の石化確率は100%を超えており、石化耐性を持つアイテムがなければ、パーティーが全滅します。また「世界の合言葉は森」はHPの割合に応じて大ダメージを与える光属性の攻撃です。
エッグが倒せないで「詰んだ」ブレイヤーも多い
エッグは3種類の通常形態と6種類の将魔形態、そして3種類の最終形態を持ちます。「エインシェントカース」は石の将魔が、「世界の合言葉は森」は樹の将魔が使うので、ラストダンジョンで該当する将魔を倒しておけば、エッグがこれらの技を使うのを防げますが、術やアイテムで味方を強化し、連携攻撃で大ダメージを与えることができなければ苦戦は免れません。
11位:ゼロムス
シリーズでは最強クラスに格付けされるラスボス
RPG「ファイナルファンタジー4」の物語の黒幕であるゼムスは、倒された後に魂が完全暗黒物質として蘇ります。その姿がゼロムスと呼ばれるこのゲームのラスボスです。パーティー全体に魔法で大ダメージを与えてくるほか、MP吸収、味方に掛かっている強化魔法の解除などを行います。また、魔法で攻撃を行うと強力なカウンターを仕掛けてきます。
魔法は強力だが物理攻撃は行わない
ゼロムスのHPをある程度減らすと、第2形態に変身してHPが全回復します。第1形態でも第2形態でも、行動パターンはある程度決まっていますが、HPをさらに減らすと「メテオ」による魔法攻撃のみを行うようになります。また、ゼロムスは物理攻撃を行いません。そのため、魔法への防御力を上げる装備を用意すれば、ダメージを抑えられます。
RPG史上のラスボス最強ランキング10位~7位
10位:星喰
ゲーム中最強と評価される巨大な怪物
星喰は「世界樹の迷宮5」の裏ボスで、迷宮にある2つの封印を解くことで戦闘が可能になります。モンスターというよりも機械のようなデザインをした本体と6つのパーツによって構成されており、1ターン目にパーティーをほぼ確実に全滅させる「フルバースト」という最強クラスの攻撃を行います。この攻撃を行うとパーツは消滅しますが、星喰の行動やターン終了時に再生します。
最強の裏ボスを倒せば特別なエンディングが見られる
本体と6つのパーツが揃っていても、どれかが麻痺や石化などの行動不能状態の場合、星喰は「フルバースト」を使うことができません。また、本体を行動不能にしたり、縛ることでパーツの再生を失敗させることもできます。また、パーツは本体のHPが半分以下になると行動パターンが変わるので、本体やパーツを一気に倒せる高い攻撃力が攻略には必要となります。
9位:貴き深淵の令嬢
シリーズ最大の冒険に相応しい最強クラスの裏ボス
RPG史上のラスボス最強ランキングの9位にランクインしたのは、「世界樹の迷宮X」の裏ボスである貴き深淵の令嬢です。ストーリーのラスボスを倒した後に攻略できる隠しダンジョン「奈落ノ霊堂」で戦闘を行うことになりますが、強力な物理攻撃や火雷氷による属性攻撃を行います。パーティーメンバーが一撃で倒されることもあるので、ダメージを軽減できるスキルが必要です。
行動パターンを読むのが勝利のカギ
貴き深淵の令嬢……勝てん……orz
— 零二 (@reiji0202) October 11, 2018
貴き深淵の令嬢はターン毎に決まった行動を取るのですが、HPの減少や状態異常によってパターンが変化するので、臨機応変な対応が必要です。また、貴き深淵の令嬢は、行き場のない魂を4体呼び出した次のターンに、パーティー全体に大ダメージ攻撃を行います。もし、行き場のない魂が残っている状態で貴き深淵の令嬢を倒すと、行き場のない魂が身代わりになり、貴き深淵の令嬢のHPが回復してしまいます。
8位:破壊するもの
2019年発売予定のHDリマスター版でも苦戦必至のラスボス
「サガ」シリーズのラスボスは、RPGのラスボスでも最強クラスに格付けされることが多いのですが、「ロマンシングサガ3」のラスボスである破壊するものは、強さだけではなく、ラストバトル直前の演出や戦闘がプレイヤーから高い評価を受けています。破壊するものは攻撃力が高い上に、「フェイタルミラー」や「ハウリング」という技を使ってパーティーの同士討ちを誘ってきます。
サラを主人公にするとRPG史上稀に見る「主人公がいないラスボス戦」が発生
破壊するものの強さは、ラストダンジョンで4魔貴族を倒した数に応じて変化します。4魔貴族が残っていると、通常モードの「光の翼」と「闇の翼」に加えてランダムで「獣魔の翼」モードに変化します。攻撃力も格段に上がるため、強い技やサポート用の術に加えて、攻撃を無効化できるレア装備がなければ、4魔貴族が揃っている状態の真・破壊するものには苦戦を強いられます。
7位:ラギュ・オ・ラギュラ
シリーズお馴染みの最強隠しボス
ラギュ・オ・ラギュラはRPG「ワイルドアームズ」シリーズの最強クラスに格付けされる隠しボスで、「百魔獣の王」と呼ばれています。「ワイルドアームズセカンドイグニッション」ではシリーズ最強史上の隠しボスに格付けされています。
1ターン目と2ターン目の行動は決まっている
ラギュ・オ・ラギュラは1ターン目には火属性、2ターン目には闇属性の攻撃で、パーティーに大ダメージを与えてきます。3ターン目以降の行動はランダムですが、強力な物理攻撃やパーティーメンバーにかかっている強化魔法を無効化することもあります。HPが一定の数値を下回ると、無属性の全体攻撃のみを行うようになります。また、ラギュ・オ・ラギュラは魔法で眠らせることができます。
RPG史上のラスボス最強ランキング6位~4位
6位:ガブリエル
イベントで強さが変化するラスボス
ガブリエルは「スターオーシャンセカンドストーリー」のラスボスです。ゲーム中に特定のイベントを発生させると能力値が強化されます。この状態は攻略本やネット上で真ガブリエルと呼ばれており、一度イベントを発生させると、元の強さに戻すことはできなくなります。
ガブリエルは石化効果のある広範囲の通常攻撃や、さまざまな属性を持つ術攻撃を仕掛けてきます。このため、石化を防ぐアイテムや術攻撃への耐性を挙げる補助魔法が欠かせません。また、ガブリエルの動きに追いつくために、移動速度を上げる装備も必要となります。通常のガブリエルはHPを一定の数値まで減らすとパワーアップしますが、真ガブリエルは最初から全力で攻撃を仕掛けてくるので、パワーアップはしません。
5位:エリザベス
エレベーターガールの正体はゲーム史上最強クラスの隠しボス
エリサベスはペルソナ3に登場する施設「ベルベットルーム」のエレベーターガールで、条件を満たせば隠しボスである彼女と戦えるようになります。このゲームのプレイヤーキャラクターの最大HPが999であるにも関わらず、エリザベスは「メギドラオン」という呪文で9999のダメージを叩きだしてきます。
苦戦どころか一瞬で倒される可能性もある
エリザベスとの戦闘は、主人公との1対1で行われます。彼女は1ターンに2回行動するのですが、攻撃や魔法を無効化あるいは反射する行動を取ったり、攻撃に耐性のある装備を着けていると「メギドラオン」を使うので、LVを上げて装備を整えただけでは倒せない隠しボスです。彼女に勝つには、ペルソナの育成や呪文の継承が必須です。
4位:七英雄
モンスターを倒した伝説の英雄たち
七英雄の目的は古代人への復讐
名前:七英雄
役割:ラスボス
登場ゲーム:ロマンシングサガ2
対応機種:SFC、Wii、WiiU、New3DS、PSVita、PS4、XboxOne、iOS、Android、Switch、PC
「ロマンシングサガ2」の七英雄は、主人公である歴代バレンヌ帝国皇帝の前に立ちふさがるボスキャラです。彼らの本体はラストダンジョンに眠っており、最終決戦では7人全員が合体した姿と戦うことになります。七英雄との決戦にあたり、キャラクターのLPを0にする「ソウルスティール」と、男性キャラクターを魅了する「テンプテーンション」の見切り技(仕掛けられた技を無効化する)は、欠かせません。
物理攻撃だけではまず倒せない
ゴリゴリに育てたパーティでもないんやけど七英雄も隠しボスもあっさり倒せてしまった〜
— しま🌻シン (@SHIMA_SHIN30) October 18, 2018
消防の頃に味わった七英雄のあの絶望的な強さはなんだったんや…(当時はクイックタイムを知らなかったけど別に今回も使ってない笑) pic.twitter.com/XgvPdfhsm4
ラスボスにダメージを与えると、赤い肉塊から1人ずつ七英雄の体が登場します。7人全員が揃うと1ターンに最大で7回行動することになり、パーティー全員に大ダメージを与える攻撃や状態異常攻撃を繰り出してきます。しかし、さまざまな属性の術を使えばこれらの強力な技を防げる上に、パーティーの回復もできます。最終皇帝の登場前から術を使い、術ポイント(最大MP)を上げておきましょう。
RPG史上のラスボス最強ランキング3位~1位
3位:真サルーイン
RPG史上最強に格付けされるラスボス
「ロマンシングサガ-ミンストレルソング-」はSFCの「ロマンシングサガ」のリメイク作品で、前作とはキャラクターのデザインやゲームシステム、イベントなどは一新されています。サルーインは両作品のラスボスで、「ディスティニーストーン」というアイテムで力を封じられています。「ロマンシングサガ-ミンストレルソング-」の2周目以降のプレイでは、力を完全に取り戻した真サルーインと戦うことができます。
力を取り戻した神は簡単には倒せない
邪神サルーインは数多くのモンスターの生みの親であり、兄妹とともに神々と戦った存在です。封じられていた力を取り戻したサルーインのHPは9万(北米版では12万)となり、能力値は90を超えます。1ターンに最大で4回の行動を取ります。第1形態では構えた剣や術で攻撃してくる上にパーティーの攻撃を「ディフレクト」で無効化します。
RPG好きは是非ともペルソナ3のエリザベスやミンサガの真サルーインと闘ってほしいところ
— ぐらたん (@gratia3shine3) October 14, 2018
レベルMAXの最強装備程度では勝てない相手に勝てた時のあの時の達成感は10年以上経った今でも覚えてる
というよりどの作品やっててもどうしてもソレと比較してしまう
第2形態でサルーインは素手となり、術以外の攻撃パターンが変わります。パーティー全体にダメージを与えた上に状態異常を付与する「心の闇」や戦闘不能になっているパーティーメンバーを操る「アニメート」、バトルフィールドに残っている柱の数でダメージが変化する「ゴッドハンド」や「剣の雨」などの強力な攻撃を仕掛けてきます。装備や術を整えておかなければ、苦戦どころか歯も立ちません。
2位:ダイアモンドドレイク
ゲームをやりこんでも一筋縄では倒せない
RPG史上最強の隠しボスに格付けされているのが、「Wizardry DIMGUIL」のダイアモンドドレイクです。コンピューターゲーム史上に残る「Wizardry」シリーズは、ラスボスを倒した後もキャラクターの育成やレア装備の入手などのやりこみ要素が多いRPGですが、このゲームをやりこみ、キャラクターのLVを2000~3000に上げても倒せないのがダイアモンドドレイクという存在なのです。
ダイヤモンドドレイクは3体のダイヤモンドナイトと同時に出現します。前衛のダイヤモンドナイトを全て倒さなければ、後衛に配置されているダイヤモンドドレイクに攻撃ができないのですが、ダイヤモンドドレイクとダイヤモンドナイトは、メンバーの配置に関係なく攻撃を仕掛けてきます。攻撃には石化や気絶、即死などの追加効果がある他、経験値を吸い取ってレベルを下げられることもあります。
人修羅
— 地獄卍固め (@j_manjigatame) October 16, 2017
ダイアモンドドレイク
RPG界史上最強のボス二体、これを超える怪物を知らない#ボスの日 pic.twitter.com/qfZOrCj4Cx
ダイヤモンドドレイクは決して倒せないわけではなく、ネット上には攻略動画もアップロードされています。死者の蘇生や敵のテレポートなどの奇跡を起こす魔法「マハマン」を使うという抜け道もありますが、即死攻撃への耐性がある装備を用意して、戦闘中には攻撃の囮となるモンスターを「ガルディ」の魔法で召喚するという方法もあります。ただし、この戦い方でも必ず勝てるわけではなく、運も必要になります。
1位:人修羅
隠しボスが強いアトラスのゲームでも最強クラスの強さを持つ
人修羅はダイヤモンドドレイクやエリザベスとともに、RPGの最強クラスに格付けされる隠しボスです。主人公として登場した「真・女神転生Ⅲ-NOCTURNE」では平凡な高校生で、名前も自由に決められたのですが、悪魔の力を得て人修羅と呼ばれる存在になりました。「DIGITAL DEVIL SAGA アバタール・チューナー」では隠しボスとして登場しました。ゲーム2周目以降に戦えるようになります。
LVとHPとMPを最強まで鍛えても人修羅は倒せない
人修羅のHPは18000と高くはないものの、攻撃力が異常に高く、パーティーの行動によっては「地母の晩餐」でパーティー全体に4桁~5桁のダメージを与えてきます。このゲームのキャラクターの最大HPは999なので、このスキルを使われれば確実に全滅します。「地母の晩餐」を使わせないように行動しても、スキルを封印する「ジャベリンレイン」や麻痺の追加効果がある「ゼロスビート」で大ダメージを与えてきます。
また、人修羅は2体の仲魔(他のRPGにおけるモンスターのような存在)を連れており、倒されると新たな仲魔を召喚します。強力な攻撃やパーティーを状態異常にする魔法を使って来るので、人修羅はもちろん、仲魔への対策も欠かせません。また、一定以上のターンが経過すると、仲魔が犠牲となる代わりに人修羅のHPとMPが全回復します。
おはようございます。
— ∩(๑ね﹏む๑)∩ (@0u0b88k) October 22, 2016
7、8回程度のリテイクを重ね(ばっちり攻略見てます)4、5時間に及ぶ激闘の末人修羅ちゃんを殴り倒しました。
やっぱりヒートくんは出来る子だったぞ!ピクシーとティターニアにはちゃめちゃいじめられてたけど。殴るより何倍もデクンダしてたけど。 pic.twitter.com/Ap6PCZWdbs
多くのプレイヤーが人修羅に挑戦した結果、「睡眠」の状態異常時の攻撃を避ける「アボイドスリーパ」というスキルが有効であることが現在判明していますが、敵の魔法で味方が100%眠るわけではないので、人修羅攻略には運、キャラクターのパラメータではなく、リアルラックと呼ばれるものが必要になります。
RPGの弱いラスボスの紹介
強さではなく弱さでプレイヤーの記憶に残ったラスボス
隠しボスや裏ボスが存在するゲームでも、ラスボスを倒すことは一つの区切りとなります。ところが、強さを期待される存在でありながら、弱すぎてプレイヤーが拍子抜けしたラスボスもRPG史上には存在します。弱いラスボスを見ていきましょう。
聖天使アルテマ
ルガヴィと呼ばれる悪魔のトップ
聖天使アルテマはSRPG「ファイナルファンタジータクティクス」のラスボスです。シリーズ最強魔法に由来する名前を持っているのですが、移動や行動を封じる状態異常魔法に弱い事や、特定のNPCを狙う行動パターンが弱さの原因に挙げられています。
変身しても強くはならないラスボス
第1形態を倒すと、聖天使アルテマは異形の怪物に変化するのですが、第2形態でも行動を封じて移動しかできなくなる魔法「ドンアク」が効くため弱いです。このゲームでは、中ボスのウィーグラフや、フリーバトルで出現するモンスター赤チョコボの強さが際立っていることも、聖天使アルテマの弱さを印象付ける結果になっています。
神
主人公の前に幾度も姿を現した世界の創造者
神は「魔界塔士Sa・ga」のラスボスであり、世界の創造主です。平和な世界に飽きたという理由でモンスターに世界を荒らさせたのですが、それに飽きたので、今度はモンスターを倒すヒーローを求め、主人公たちにヒントを与えていました。冒険の中で苦しむ人々を見てきた主人公たちは、その元凶である神に怒りを覚え、ラストバトルが幕を開けることになります。
チェーンソーは以降のゲームでもネタにされた
神はパーティーを暗闇状態にする「光あれ」や、混乱させて同士討ちを招く「悔い改めよ」、HPを回復する「復活」などの技を使うので、正攻法で戦えば間違いなく苦戦するのですが、ラスボスでありながら敵を一撃で倒す武器「チェーンソー」が効きます。そのため、多くのプレイヤーが神を真っ二つにし、「神=チェーンソー」というネタはゲーム史上に語り継がれることになりました。
RPGのラスボス最強ランキングTOP30のまとめ
苦戦の末にボスを倒した達成感は大きい
「サガ」シリーズのようにラスボスに苦戦するゲームもあれば、入念な準備をしておかなければ隠しボスが倒せない「世界樹の迷宮」シリーズのように、ラスボスや隠しボス、裏ボスの格付けはゲームによって異なります。今後発売されるRPGにはゲーム史上に残るような最強のボスキャラが登場するかもしれません。LVを上げ、装備を整えてボスに挑戦してみましょう。
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