ファンタジー小説おすすめランキングTOP40!日本・海外の名作【厳選】
ファンタジー小説にはいろいろなものがありますが、この記事では日本と海外のファンタジー小説のおすすめをランキングにしてお届けします。昔から愛されているファンタジーの名作から傑作ファンタジー、そして人気のストーリーや作者、SF作品など、魔法から冒険までおすすめの作品をランキングでご紹介します。日本のファンタジー作品と海外のおすすめのファンタジー作品をそれぞれTOP20ずつ順番にランキングにしましたので、有名な作品から最近の小説までみていきましょう!
目次
ファンタジー小説おすすめランキング【2018年版】
傑作のファンタジー小説はSFから魔法・冒険など幅広い
ファンタジー小説の種類には、SFと呼ばれる空想科学小説から、魔法やドラゴンが出てきたり、冒険がメインのファンタジーまで、その世界観は小説によって様々です。このランキングでは、日本と海外で昔から愛されている名作・傑作のファンタジー小説から、最近の人気のファンタジー小説までを網羅してランキングにまとめました。
日本・海外の人気名作ランキングで作者やストーリーをチェック
親の代から子供の代まで愛されているファンタジー小説や、人生で読んでおきたい名作や傑作と呼ばれる人気の小説までありますので、気になる作品があったらぜひ読んでみてください。それでは、ファンタジー小説おすすめランキングスタートです!
ファンタジー小説おすすめランキング20位~11位【日本】
20位:天山の巫女ソニン
天山の巫女ソニンの基本情報
天山の巫女ソニンの簡単なあらすじ
普通の村人として生きることになったソニンが、色々な事に巻き込まれながら、その心の葛藤も見える作品で人気です。日本のおすすめファンタジー小説ランキング第20位は『天山の巫女ソニン』でした。
19位:後宮に星は宿る
後宮に星は宿るの基本情報
後宮に星は宿るの簡単なあらすじ
日本のおすすめファンタジー小説ランキング第19位は『後宮に星は宿る』です。命からがらなんとか逃げ出した遊圭は、下町でとある少女と出会い、性別を偽って後宮で働くことになります。家事全般ができず、役に立たないと言われながらも、今までに御曹司の立場で勉強してきた知識が役立ち、徐々にその活躍の場が開けていきます。大人になるまでに、後宮を出ることができるのか?ハラハラ中華後宮ファンタジーです。
18位:オーバー・ロード
オーバー・ロードの基本情報
オーバー・ロードの簡単なあらすじ
魔王が主人公のアンチヒーロ-ファンタジーがランキングに!
『オーバー・ロード』は、今人気のライトノベルファンタジー小説で、通常主人公は英雄であることが多いものの、この作品の主人公は骸骨の姿をした最強の魔法使いです。
大魔法使いモモンガが手下とともに世界征服を成し遂げてゆこうとするストーリーは、最大で強力な力を持ちつつも見えない敵に慎重に事を進めていくという一進一退の冒険がどうなるのか気になる展開で人気です。日本のおすすめファンタジー小説ランキング第18位は『オーバー・ロード』シリーズでした。
17位:デルフィニア戦記シリーズ
デルフィニア戦記の基本情報
デルフィニア戦記の簡単なあらすじ
それぞれが孤独の中で出会い、そんな2人がともに時間を過ごして行く中で、アベルドルン大陸とデルフィニア王国の運命と未来をかけた冒険譚です。ウォルをとリィの掛け合いも面白いですが、その壮大な世界観はファンタジーならではです。日本のおすすめファンタジー小説ランキング第17位は『デルフィニア戦記』シリーズでした。
16位:烏に単は似合わない/八咫烏シリーズ
烏に単は似合わないの基本情報
烏に単は似合わないの簡単なあらすじ
日本のおすすめファンタジー小説ランキング第17位『烏に単は似合わない』は、4人のお后候補が立場を狙って繰り広げる様々な事件が読み手を離しません。誰が若宮の来訪を妨害しているのか!?第19回松本清張賞最年少受賞のこの作品は、今もなお続刊が待たれていて、今後の展開に注目が集まっています。
15位:妖怪アパートの優雅な日常
妖怪アパートの優雅な日常の基本情報
妖怪アパートの優雅な日常の簡単なあらすじ
住み始めたアパートは妖怪の巣窟だった!ランキング15位は「妖怪アパートの優雅な日常」
13歳の時に交通事故で両親を亡くした主人公稲葉夕士(いなばゆうし)は、高校進学とともに学生寮付きの高校に進学しますが、火事で全焼してしまいます。
なんとか住み始めた格安アパート・寿荘は、霊能力者や古物商など、かなり癖の強い人が住んでいて、その他には妖怪や幽霊が住まう妖怪アパートでした。そんな住人とのやり取りから成長していく傑作の妖怪ファンタジー作品です。日本のおすすめファンタジー小説ランキング第15位は『妖怪アパートの優雅な日常』シリーズがランクインしました。
14位:夜は短し歩けよ乙女
夜は短し歩けよ乙女の基本情報
夜は短し歩けよ乙女の簡単なあらすじ
日本のおすすめファンタジー小説ランキング第14位の『夜は短し歩けよ乙女』に登場する背パイの片思いの相手「黒髪の乙女」は、何度も起きる偶然の鉢合わせを「偶然」と思っています。その出会いの場は、先輩が努力して作っているのですが、天然な彼女は彼の片想いに気づくことはありません。先輩を邪魔する曲者たちと珍事件の笑いありの作品です。森見登美彦の名作と言われ、読む人が多い作品です。
13位:しゃばけシリーズ
しゃばけの基本情報
しゃばけの簡単なあらすじ
体が弱い若旦那と、若旦那に仕える佐助と仁吉を中心に、事件解決していくストーリーですが、妖(あやかし)たちが協力してくれます。時代もののファンタジー作品ですが、なぞ解きの部分もあるためミステリーとしても読める人気作品です。日本のおすすめファンタジー小説ランキング第13位は『しゃばけ』シリーズでした。今現在も続刊中で、続きが楽しみな人も多い傑作ファンタジー作品です。
12位:スレイヤーズ
スレイヤーズの基本情報
スレイヤーズの簡単なあらすじ
今も続刊中のファンタジー!がランキング12位
美少女天才魔道士リナ・インバースが世界を見る旅をしている最中に、次々と出会う仲間たちとの冒険ファンタジーです。戦闘あり笑いあり、ギャグ要素もある人気小説です。
『スレイヤーズ』シリ-ズは、アニメや映画化もされ、打爆発的な大ヒット作品となった冒険ファンタジーで、魔法も出てきます。今現在は本編は終わっていますが、読者を笑わすための後続作品『すぺしゃる』が30巻と『すまっしゅ。』続刊中で発表されています。日本のおすすめファンタジー小説ランキング第12位は『スレイヤーズ』シリーズでした。
11位:RDG(レッドデータガール)
RDG(レッドデータガール)の基本情報
RDG(レッドデータガール)の簡単なあらすじ
「玉倉神社」から東京へと生活の拠点を移した主人公は、自分が姫神という存在を憑依する体質だという事を知ります。和泉子を取り巻く出来事と、彼女を守る人物たちとの、姫神を巡るファンタジー小説です。日本のおすすめファンタジー小説ランキング第11位は名作の『RDG(レッドデータガール)』です。
ファンタジー小説おすすめランキング10位~4位【日本】
10位:狐笛のかなた
狐笛のかなたの基本情報
狐笛のかなたの単なあらすじ
主人公は12歳の小夜という少女で、けがをした霊狐を助けるところからストーリーは進んで行きます。そのきっかけから、隣り合う2つの国の過去からある因縁の呪いに巻き込まれて行ってしまうという少し怖い作品です。魔法などは出てきませんが、古き良き時代の日本を思い浮かべるような作品です。日本のおすすめファンタジー小説ランキング第10位は『狐笛のかなた』でした。
狐笛のかなたのおすすめのポイント
この作品は、作者の上橋菜穂子の作品の中でも国籍が日本と定められた数少ない作品のひとつで、日本の昔を彷彿とする世界観もおすすめですが、第42回野間児童文芸賞や第51回産経児童出版文化賞推薦もを受賞した作品です。小夜ともう一人の登場人物の野火のけなげな愛も目が離せないストーリーとなっていて、人気があります。
9位:グイン・サーガ
グイン・サーガの基本情報
グイン・サーガの簡単なあらすじ
豹頭の戦士グインが双子の王族を救うヒロイックファンタジー
亡国パロの王族・リンダとレムスという双子の姉弟が逃亡中に絶体絶命のピンチに見舞われます。そんな時に2人を救ったのは豹の頭をしたたくましい戦士グインでした。
『グイン・サーガ』はその名の通り、戦士グインが繰り広げていく大河ファンタジー小説です。グインを中心に、その周りを取り囲んで行く人々の生と死や国と国の争いなどが『三国志』を彷彿とするような壮大なストーリーが傑作で、人気となっています。
グイン・サーガのおすすめのポイント
ですが、その後も後継の作家が数名で引き継ぎ、今もなお作品は続刊中です。遺作となったのは第130巻ですが、2012年に刊行された『グイン・サーガ・ワールド5』という作品から、五代ゆうと宵野ゆめによって正編の続編が書き続けられています。日本のおすすめファンタジー小説ランキング第9位は『グイン・サーガ』シリーズでした。
8位:空色勾玉/勾玉3部作シリーズ
勾玉3部作の基本情報
勾玉3部作の簡単なあらすじ
『白鳥異伝』『薄紅天女』と合わせて勾玉三部作と呼ばれたり、勾玉シリーズとも呼ばれ読者に愛されています。その中でも『空色勾玉』は輝(かぐ)一族と闇(くら)一族の間で葛藤する少女狭也(さや)の運命の物語です。不死や転生というスケールの大きいストーリーも、神秘的でつい読み入ってしまうファンタジー作品です。
勾玉3部作のおすすめのポイント
『白鳥異伝』はヤマトタケルをモチーフにしていたり、続く『薄紅天女』は菅原孝標女の書いた『更級日記』の中の特に竹芝伝説の部分と、平安時代初期の蝦夷の軍事指導者であるアテルイの伝説がモチーフになっています。日本のおすすめファンタジー小説ランキング第8位は『空色勾玉』シリーズでした。
7位:ロードス島戦記シリーズ
ロードス島戦記の基本情報
ロードス島戦記の簡単なあらすじ
英雄たちの冒険ファンタジー作品
「呪われた島」ロードスを舞台にした、壮大な英雄たちの冒険と興亡を巡るファンタジー作品が『ロードス島戦記』です。日本のおすすめファンタジー小説ランキング第7位となりました。
最初は1986年にパソコン雑誌に掲載されたテーブルトークRPG(TRPG)が始まりでした。その連載あ進むにあたって、世界観や冒険ストーリーなどにそこから火が付き、1988年に水野良が小説化しました。小説第1作目は『灰色の魔女』というタイトルで、小説シリーズの累計発行部数は1000万部を2005年には超え、ベストセラーとなりました。
ロードス島戦記のおすすめのポイント
また、今現在でエルフと言えば長い耳、という設定がごく当たり前になっていますが、それもこの『ロードス島戦記』が始まりとなっています。ファンタジーの傑作でもあり、ファンタジーというならばこの作品は外せないほどの名作でもあります。ファンタジーの基礎とも言われ、日本のファンタジー界では王道作品とも言えるでしょう。日本のおすすめファンタジー小説ランキング第7位は『ロードス島戦記』シリーズとなりました。
6位:アルスラーン戦記シリーズ
アルスラーン戦記の基本情報
アルスラーン戦記の簡単なあらすじ
この作品は、中東風な架空世界を舞台として繰り広げられ、母国を負われた王太子アルスラーンが世界の暗部を変えていくという冒険ファンタジー小説となっています。仲間との絆やうごめく人の思惑など、王太子の王と奪還から、他国との戦いを描いたストーリーとなっています。
アルスラーン戦記のおすすめのポイント
そして、アニメ2015年の1期と2016年の2期に渡り放送され、再びファンからも注目されることとなりました。小説が苦手という人はこうした映像作品から『アルスラーン戦記』の世界に入って行くのもおすすめです。漫画作品は、今現在の続刊中です。
5位:ブレイブ・ストーリー
ブレイブ・ストーリーの基本情報
ゲーム好きな作者が描いた愛と冒険のSFファンタジーがランキング5位
作者名:宮部みゆき
出版日:2003年3月3日~2010年6月22日
出版社:角川書店
巻数:愛蔵版1冊、
定本ハードカバー2分冊、
角川文庫3冊、
スニーカー文庫・つばさ文庫各4冊
ブレイブ・ストーリーの簡単なあらすじ
美鶴から知らされた「幻界(ヴィジョン)」という世界では、使命を果たせばなんでも願いがかなうと聞き、運命に立ち向かうために旅立つ主人公亘。果たしてそこで待ちうけるのはどんな使命なのか?日本のおすすめファンタジー小説ランキング第5位は『ブレイブストーリー』となりました。
ブレイブ・ストーリーのおすすめのポイント
どこにでもいそうな中学生が主人公ではありますが、小説が進んで行くほどに引き込まれる壮大な世界観に大人も子供もの虜になりました。また、映画化からアニメ、そしてゲーム作品としても商品化され、大ブームを巻き起こしたファンタジー小説です。
ブレイブ・ストーリーの口コミ・評判
まるでゲームの原作を観ているような、それでいて、主人公と一緒に冒険しているような気になれる。
いつも思うのですが、著者の小説にでてくる少年はみんなとても魅力的です。ワタルも然り。
彼が現世で抱える悩み、そしてそれをなんとかすべく立ち向かう幻界。そして異種の仲間達。
下巻が楽しみです。
『ブレイブ・ストーリー』の口コミには、小説を読みながら、主人公と一緒に冒険しているような感覚だったり、ゲーム作品の小説を読んでいるような印象を受けるという声も多くあります。そして宮部みゆきの作品に出てくる少年のキャラクターは、この小説だけでなく魅力的な人物が多いのも有名です。
4位:光の帝国
光の帝国の基本情報
光の帝国の簡単なあらすじ
常野一族を巡る短編集をまとめたSFファンタジー作品
不思議な力を持つ「常野一族」が主役のこの小説は、古い日本にも存在したのではないかと思わせる、どこかなつかしく、そして少し怖いような、謎の多いストーリーとなっています。
不思議な能力はあるものの、普通の人たちの間でひっそりと暮らす常野の人々の、優しさと切ない悲しみに満ちたその背景を垣間見ることのできる壮大なファンタジーです。今もなおこんな人たちがいるのではないか、と思わせすような作者の文章がページをめくる手を止められなくさせます。
光の帝国のおすすめのポイント
舞台化もされた人気作品がランキング3位!
『光の帝国』は、演劇集団キャラメルボックスによって舞台化もされました。ドラマや映画ではないのですが、その人物像や世界観などを演劇からみてみるのも、また小説の世界を広げることができるでしょう。
光の帝国の口コミ・評判
『蒲公英草紙』『エンド・ゲーム』と常野一族の関連小説もある
『光の帝国』には、『蒲公英草紙』と『エンド・ゲーム』という作品が他にもあり、常野一族のストーリーがまだまだあります。そんな人気作品の口コミも見ていきましょう。
ものすごく環境設定とストーリーが立っていて、物語にのめり込みました。
やはり、小説はストーリーが立ってると、想像力がかきたてれていいですよね。
わたしにも「大きな引き出し」があっていろんなものを「しまう」ことができればいいのに…。
常野の人たちは存在したのかも?しているのかも、と信じてみたくなります。
作者である恩田陸の世界観や環境設定は、緻密な事で有名ですが、その設定がより詳細なほどに登場人物にも奥行きが出てきます。ファンタジーという架空の物語ではありますが、実際に常野の人々が存在するのではないか、という妄想も書きたてられる人が多いようです。そしてこの作品は涙なくしては読めないという声も多いです。日本のおすすめファンタジー小説ランキングの第4位は『光の帝国』でした。
ファンタジー小説おすすめランキング3位~1位【日本】
3位:獣の奏者(奏者シリーズ)
獣の奏者の基本情報
名作で傑作!壮大なスケールの世界観が魅力なファンタジーがランキング3位!
作者名:上橋菜穂子
出版日:2006年11月21日~2009年8月11日
出版社:講談社
巻数:単行本:全4巻+外伝『刹那』
青い鳥文庫版:全8巻
講談社文庫版:全5巻
獣の奏者の簡単なあらすじ
異世界の地を舞台に繰り広げられる獣と人とのファンタジー大作!
獣ノ医術師として働いている母と生きていた少女エリンですが、村に存在していた闘蛇という獣が全滅してしまい、その罪を母のせいにされてしまいます。
結果エリンの母は処刑されてしまい、天涯孤独となってしまう運命へと導かれます。
リョザ王国を舞台に繰り広げられる、人であるエリンと、決して人になびくことは無い孤高の獣とのファンタジー大作は、さまざまな媒体でメディア化もされていて、大人から子供まで愛される名作で傑作となっています。
獣の奏者のおすすめのポイント
『獣の奏者』に関しても、アニメ化や漫画家などもされており、幅広い年代が作品に触れることができるようになっています。またアニメに関しては『獣の奏者エリン』という題名でNHKが制作していました。書籍に関しても子供でも読めるような本もあり、家族ではまって人も多い傑作です。日本のおすすめファンタジー小説ランキングの第3位は『獣の奏者』となりました。
獣の奏者の口コミ・評判
上橋菜穂子、獣の奏者1闘蛇編を読了。6年前、単行本出版時、本帯で風の谷のナウシカのような小説と言う評判を覚えていた。今回読んだ感想ひとことで言うと日本のファンタジーノベルがグローバルでも読まれる大変価値がある面白い小説である。 pic.twitter.com/693FioMA
— Kuwaccho (@skuwano19731) September 6, 2012
今現在では、海外でも愛されているこの作品は、日本の小説でありながら海外でも高く評価されています。ファンタジーの世界にどっぷりはまりたい人にはおすすめです。
2位:新世界より
新世界よりの基本情報
新世界よりの簡単なあらすじ
これぞSFファンタジー!
1000年後の日本を舞台にした、「呪力」という超能力を手にした人間たちが主役のストーリーです。注連縄で囲まれた「神栖66町」で暮らす12歳の少女・渡辺早季は、仲間とともに町の外へと向かいます。
注連縄で囲まれた町から外へと出た主人公たちは、それまでの文明崩壊の理由や、現在の状況について知ってしまうこととなります。知識を得たことで、今までの平和が仮初めだと気付いた時、ストーリーは薄暗い方向へと流れていきます。
新世界よりのおすすめのポイント
平和から恐怖がじわじわと押し寄せてくるストーリーは必見!
ダークファンタジーの世界を得意とする作者ならではの、日常にひっそりと迫りくる恐怖や、この世界のどこかにも同じような事があるのではないか?と思わせるSF要素が癖になります。
大人ももちろんですが、アニメ化されたことにより、より若者も手に取りやすくなった作品でもあり、大ブームを巻き起こした傑作でもあります。
新世界よりの口コミ・評判
ようやく貴志祐介の「新世界より」を読み終わったが、まぁ流石はベストSF2008で1位を獲っただけあって物凄かった。何かもう、物凄い!!!って感想しか出てこないわ…小説家って頭の中どうなってんだ…
— ルーク (@mt_fuji_luke) May 21, 2014
この作品の口コミは、読んだ人にしかわからない、読んだ人にしか味わえない言葉にならない感覚があります。おすすめのファンタジー小説ランキン2位の『新世界より』を是非楽しんでみてください。
1位:精霊の守り人(守り人シリーズ)
精霊の守り人の基本情報
精霊の守り人の簡単なあらすじ
異界と人間界の交錯する世界で、主人公の短槍使いバルサが皇子チャグムとの出会いから、2人が乗り越えていく試練が見ものです。バルサが主人公のストーリーの場合は題名に「守り人」とつき、皇子チャグムの場合は「旅人」と付くのがシーリーズではおなじみとなっています。
精霊の守り人のおすすめのポイント
そのため登場人物の背景にもより奥行きが出て、子供から大人まで人気のある作品となってます。元々は児童文学として出版されましたが、主人公の年齢やその背景からも、大人が好むファンタジー小説となっています。
元々は児童文学として出版されましたが、主人公の年齢からも、大人が好むファンタジー小説となっています。アニメやドラマなどでも認知度があがり、さらに人気作品となりました。
精霊の守り人の口コミ・評判
読んだ本の感想
— 庵本譚@読書垢 (@zk7sGci0FsvVqBW) November 29, 2016
「精霊の守り人 上橋菜穂子」この小説はアニメ化されているそうだが、小説を先に読んだ。作者は文化人類学者だそうだが、そのせいか細部までよく創造された非常に重厚なファンタジーになっている。30歳の女用心棒バルサの設定もいい。#読書 #本が好き #書籍 #新潮文庫 pic.twitter.com/VeTzMDCWdQ
ランキングに何度か登場している上橋菜穂子ですが、その世界観はそうだいで、緻密に作りこまれている事もあり、より重厚なストーリーとなっています。若い主人公が多いファンタジーの世界で、30歳という設定のバルサにも共感を覚える人が多いです。おすすめのファンタジー小説ランキング1位は『精霊の守り人』シリーズでした。
ファンタジー小説おすすめランキング20位~11位【海外】
20位:騎士(シヴァルリ)の息子
騎士(シヴァルリ)の息子の基本情報
騎士(シヴァルリ)の息子の簡単なあらすじ
19位:予言の守護者・ベルガリアード物語シリーズ
予言の守護者の基本情報
予言の守護者の簡単なあらすじ
予言を成就するために旅の先にまっている光と闇とは何だったのでしょうか?主人公の冒険ダンタジーが海外のおすすめランキング19位となりました。
18位:トムは真夜中の庭で
トムは真夜中の庭での基本情報
トムは真夜中の庭での簡単なあらすじ
そこは時空を超えたヴィクトリア朝時代のメルバン家の庭園で、毎日夜中に庭園を訪れるようになります。そこでの時間と自分の世界の時間の経過が違うと気付いて行くSFファンタジーです。『トムは真夜中の庭で』という小説が海外のおすすめファンタジーランキング18位でした。
17位:闇の貴公子
闇の貴公子の基本情報
闇の貴公子の簡単なあらすじ
16位:オオカミ族の少年(クロニクル千古の闇シリーズ)
オオカミ族の少年の基本情報
オオカミ族の少年の簡単なあらすじ
死ぬ前に父と約束した「精霊の山」を探す旅に出る少年トラクは、子オオカミとともに冒険の旅に出発します。精霊に会うために進んで行く壮大なスケールのファンタジー作品です。海外のおすすめファンタジー小説ランキング第16位は『オオカミ族の少年』シリーズとなりました。
17位:床下の小人たち
床下の小人たちの基本情報
床下の小人たちの簡単なあらすじ
小人たちの暮らしや、人間の世界で隠れながら生きていく冒険の様子が描かれています。2010年にはスタジオジブリの作品として『借り暮らしのアリエッティ』が上演され、日本でも愛される名作となっています。
16位:魔法の国ザンス
魔法の国ザンスの基本情報
魔法の国ザンスの簡単なあらすじ
その中でも特に魔法の力が強い人物は魔法使いと呼ばれていました。巻ごとに主人公は事なりますが、それぞれ何かを求めて冒険の旅に出るというストーリーが人気のファンタジー小説です。
15位:サブリエル「古王国記」シリーズ
サブリエルの基本情報
サブリエルの簡単なあらすじ
いつも訪れるはずの父親が来ないことから主人公サブリエルが古王国へと向かいます。「アブホーセン」と呼ばれる魔術師と王国の戦いのストーリーです。
14位:トワイライトシリーズ
トワイライトの基本情報
トワイライトの簡単なあらすじ
その先で、とてつもない美貌の青年エドワードと出会います。ベラを避けようとするエドワードに惹かれていくのですが、その本当の姿が気になり始めた時、命を救われ、その人間離れした能力に気づいてしまいます。人とヴァンパイアの切ない恋を描いたSF恋愛ファンタジーがランキング14位となりました。
13位:ネシャン・サーガ
ネシャン・サーガの基本情報
ネシャン・サーガの簡単なあらすじ
森を散歩中に偶然穴に落ちてしまい、美しい杖を拾ったヨナタンの人生が、そこから大きな運命へと繋がっていきます。キリスト教の世界を根底にしているファンタジー作品なので、天使や神などが出てくるのもこの作品のポイントです。海外のおすすめファンタジー小説の第13位は『ネシャン・サーガ』でした。
12位:デルトラクエスト
デルトラクエストの基本情報
デルトラクエストの簡単なあらすじ
国を守っていた秘宝のベルトから7つの宝石が奪われてしまいます。その宝石を取り戻し、平和な国へと救うため1枚の地図を頼りに少年リーフが冒険の旅へと出発します。全世界で大人気の作品で、日本でもゲームになったりと、子供から大人まで愛されているファンタジーです。
11位:テレメア戦記シリーズ
テレメア戦記の基本情報
テレメア戦記の簡単なあらすじ
実在する国家や人物が登場する歴史SFファンタジー
ナポレオン戦争時代のイギリスが舞台となっているこの作品で、実在する国家や人物が存在する世界と、古代からドラゴンが生きている世界という2つの世界がパラレルワールドとして登場します。
フランス戦艦が孵化しそうなドラゴンの卵を発見するところからストーリーは始まり、そのドラゴン「テレメア」と人間との国を揺るがす壮大なスケールの物語です。歴史改変SFとファンタジー小説の顔も併せ持つ、世界観の大きい小説です。
ファンタジー小説おすすめランキング10位~4位【海外】
海外のおすすめファンタジー小説ランキング10位からのご紹介!
ここからは海外ファンタジー小説の10位からをまとめていきます。話題作から傑作や名作と言われる作品まで、どんなものがランキングに入っているでしょうか。
10位:ライラの冒険シリーズ
ライラの冒険シリーズの基本情報
ライラの冒険シリーズの簡単なあらすじ
連れ去られてしまった友達と、監禁されている北極探検家のおじさんを救うために、黄金の羅針盤を持って北極へと冒険の旅に出るファンタジーです。この作品はカーネギー賞を受賞した傑作となっておりおすすめです。
9位:エラゴンシリーズ
エラゴンの基本情報
エラゴンの簡単なあらすじ
青い石だと思っていた持ち帰ったものは、実はドラゴンの卵で、その卵との出会いから主人公エラゴンの人生や世界が大きく変わっていくという壮大な物語です。叔父を殺され多復讐のために、帝国を倒すと誓い旅に出る冒険ファンタジーは読む手が止まりません。海外のおすすめファンタジー小説ランキング第9位は『エラゴン』シリーズでした。
8位:ダレン・シャンシリーズ
ダレン・シャンの基本情報
ダレン・シャン簡単なあらすじ
親友を助けるためにを半分ヴァンパイアになってしまった主人公が繰り広げるお話です。一般的なファンタジーと呼ばれるものと画一していて、ちょっとダークな部分も兼ね備えていて、大人も子供も大人気の児童文学作品です。不気味にキャラだちした登場人物が摩訶不思議な魅力を放っており、先の読めないどんでん返しがた草なります。
7位:指輪物語シリーズ
指輪物語の基本情報
指輪物語の簡単なあらすじ
人間、ホビット、エルフ、ドワーフ、オーク、トロルなどの要請が住む架空の世界で、1つの指輪を破壊するための壮大な冒険と友情を描いたファンタジー小説です。ファンタジーとは何か、を知りたい人には導入にもなる世界観を持つおすすめな作品です。映画化もされ、未だに多くのファンがいる海外ファンタジー大作です。
6位:ナルニア国物語シリーズ
ナルニア国物語の基本情報
ナルニア国物語の簡単なあらすじ
内容は、20世紀のイギリスに住んでいる少年少女たちが、生きている世界と異世界を行き来しながら、その人物に与えられた使命を果たして行くという冒険SFファンタジーです。海外では英米児童文学の黄金期に作成されたもっとも有名な名作とされています。この小説も、ファンタジーの世界観を知るにはおすすめの作品となっていて、ランキング6位となりました。
5位:ゲド戦記シリーズ
ゲド戦記の基本情報
ハリー・ポッターのも影響を与えたと言われているファンタジーがランキング5位
作者名:アーシュラ・K.ル=グウィン
出版日:アメリカ1968年~2001年
日本 1976年~2004年
出版社:岩波書店
巻数:6巻
ゲド戦記の簡単なあらすじ
映画では、王子アレンとテナーの物語となっていますが、実はハイタカこと魔法使いゲドが主人公です。ゲドの少年期から壮年期、そして王となったアレンやテナーとのその後について書かれた物語です。
ゲド戦記のおすすめのポイント
映画では語られていない、その詳細な部分や世界観などは、小説で知るというのもかなりおすすめです。誰にでもある心の闇の部分を見つめる、ダークファンタジーとも言える作品で、深層心理など色々と考えさせられるストーリーです。人間の中に持っている、感情の奥深い部分を見させられるおすすめ小説です。
ゲド戦記の口コミ・評判
傲慢さと憎しみから影を世に出してしまったゲドは、得体の知れないものに追いかけられる恐怖を味わい、やがて影と対峙する決意をする。
その結末は、勝利でも敗北でもない。
少年から青年になっていく成長譚であると同時に、誰でも影にまとわりつかれる経験をする可能性があって、しかし回復もあるのだという希望が感じられる物語。
少し不安定な時期にはあまりすすめはできませんが、より自分や人間を知りたい人にはおすすめです。また、ハリーポッターなど有名な作品にも影響を与えている作品のため、ランキング5位となりました。
4位:モモ
モモの基本情報
モモの簡単なあらすじ
映画でも大人気の名作!少女モモが時間を取り戻す!
舞台はイタリア・ローマに似た世界で、灰色の男たち「時間貯蓄銀行」が人々から時間を盗んで行きます。そして、その進まれた人たちの心からは余裕が無くなっていきます。
しかし貧しい少女モモは、その人たちの話に耳を傾け、少しずつ自信を取り戻させて行くというストーリーです。現代の時間に追われた人間たちに問いかける、そんなストーリーとなっています。
モモのおすすめのポイント
大人から子供まで!ミヒャエル・エンデの世界はみんな大好き!
子供の頃に読んで、新しい家族を作ってそこでまた子供にも読み聞かせていく、ということが多い作品の『モモ』は、親子で読んでいるという人も多くいます。
また、かなりの名作となっているので、一度は読んだことがある人が多い作品でもあります。大人になってからまた読んで見るのもおすすめです。
モモの口コミ・評判
読書感想文ですか…長くても平気ならミヒャエル・エンデさんのモモとかおススメです。ファンタジーな話で友達の大切さについて教えてくれます。(ぶっちゃけ読書感想文かけさえすれば個人的にどの本でもいいと思います。私は一回25ページしかない小説で400字の作文4枚埋めようとしてましたから。)
— 嫁が愛しい明智🍎 (@akechiringo) April 17, 2018
『モモ』は、時間の大切さや友達の大切さなどを気づかせてくれるというコメントが多くあります。また、幼少期に読んで、大人になって読んでもまた違った視点で読むことができるという人も多いです。海外の♂すs目ファンタジー小説ランキング4位は『モモ』でした。
ファンタジー小説おすすめランキング3位~1位【海外】
3位:クラバート
クラバートの基本情報
クラバートの簡単なあらすじ
物乞いの少年クラバートが夢の啓示で水車場での仕事を学んでいきます。そこは、魔法にまつわる秘密の場所で、一度は行ったら出られない所でした。そこでの友情や恋愛、そして死の影が潜むファンタジーです。
クラバートのおすすめのポイント
すると、それぞれの登場人物の良さや、1回目では見えてこなかった背景が見えてきて面白いという人が多いです。時間のある人は、読み返してみるとまた違った『クラバート』の世界が楽しめるでしょう。
クラバートの口コミ・評判
⑤クラバート。小説。小学生の頃に読んで以降数年おきに読み返したくなる感じの作品。読む年齢ごとに感想が変わるので楽しい…翻訳改定されて色々言い回しが変わったらしいので、古いやつ大事に持ってる…ドイツ語版も買ってあります。読めんけど。
— オカマ◆山 (@ok_Ma3) October 24, 2016
この『クラバート』という作品も、読む年齢によって受け取るメッセージが変わってくる小説で、その都度、自分のターニングポーンとで読むこともおすすめな読み方です。
2位:はてしない物語
はてしない物語の基本情報
はてしない物語の簡単なあらすじ
この「ファンタージエン」という世界での冒険を通して、本当の自分とは何かを様々な出会いや試練の中で見つけていくストーリーです。誰にでもあるコンプレックスとの向き合い方など、人生においてのさまざまな教訓がちりばめられた少年小説でもあります。
はてしない物語のおすすめのポイント
この作品も読む年齢によって感じることが違うので、時々読み返してみると、抱く感想で自分の現在地が分かるでしょう。すでに人生を歩んできた大人たちは、今まで乗り越えてきた自分の人生を振り返りながら読み、子供はこれからの人生を想像しながら読むという読み方もできます。
はてしない物語の口コミ・評判
ミヒャエル・エンデの はてしない物語上・下を読んだ。感想はすばらしいの一言。本を読み出して一年くらいですがその中では抜群に面白い。少年向け小説なんだけど人としての生き方とか、色々なことが濃縮されている。しかも、ファンタジー冒険小説としての完成度もピカイチ。一気に読みぬけました。
— クワトロ ババジーナ大尉 (@QuattroVavageen) July 14, 2012
児童向けのストーリーでもあるこの小説は、それでも大人が読むとまた違った気づきが得られるという声が多くありました。冒険小説としてのファンっタジー要素も面白く、引き込まれてしまう人が多い作品です。
1位:ハリーポッターシリーズ
ハリーポッターシリーズの基本情報
ランキング第1位はファンタジー界のベストセラーで傑作!
作者名:J・K・ローリング
出版日:海外1997年6月26日~2007年7月21日
日本1999年12月8日~2008年7月23日
出版社:静山社
巻数:7巻
ハリーポッターシリーズの簡単なあらすじ
ハリーポッターシリーズのおすすめのポイント
まずは映像から入るのもおすすめ!
『ハリー・ポッター』シリーズは、それぞれが映画化されているほどの人気作品のため、活字が苦手な人や、小説を読む時間が取れない人は、先に映画を見てみるというのもおすすめです。
映画からその世界観に触れると、やはり小説の世界も読みたくなってしまうのが、大体の流れのようです。全世界73の言語で翻訳されている名作ですので、人生で1度はこのファンタジーの世界に触れてみるのもおすすめです。
ハリーポッターシリーズの口コミ・評判
ハリーポッターシリーズが凄く好きで、映画のDVDやBDは全部持っているのだが、小説は読んだ事がなかったので、最近図書館で借りている。感想はやっぱり面白い。しかし小説を読んでいると映画はかなり端折ってるなと思う。まあ全部を入れようとしたら倍以上の時間になってしまうのだろうから仕方ない。
— takashi (@takashikiji) October 7, 2018
映像から入り、小説を読んだという人も多く、逆に小説を読んでいた人からは、映像が少し端折りすぎているという声もあります。ですが、それだけ壮大な世界観を数時間の映像作品に閉じ込めるのは至難の業ですので、補足は小説を読んで見るのをおすすめします。
小説を読んでいる暇がない貴方におすすめ!
オーディオブックを利用してファンタジー小説を聴覚で楽しもう
声優やナレーターなどが本を朗読したものをオーディオブックというのですが、文字を楽しめない人や、家事をしながら、通勤の途中など、ちょっとした合間に文学作品を楽しむことができるツールです。隙間時間に有名作品に触れてみるのもおすすめです。
ファンタジー小説おすすめランキングのまとめ
日本と海外のおすすめファンタジー小説を網羅!
ここまで日本と海外のおすすめのファンタジー小説をご紹介してきました。有名作品や傑作と言われている作品もありましたが、ここ数年で人気が出てきた作品もランキングに入っていました。
まだまだランキングに入りきらなかったファンタジー小説も沢山ありますので、ランキングも参考にしながら、触れたことのないファンタジーの世界にどっぷりはまってみるのもおすすめです。日々新しい作品が出版されていきますので、お好みの作品と探してみてください!
その他のおすすめ小説のランキングはこちら
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