伊坂幸太郎のおすすめ小説22選!映画化・ドラマ化された人気作も多数!

伊坂幸太郎は、数多くの賞を受賞し、その作品が映画化やドラマ化されるほどの人気となっている小説家です。すでに映画化されている作品は12作品もあり、代表作である「重力ピエロ」や「アヒルと鴨のコインロッカー」などは原作を読んでいなくとも映画を観たりタイトルに聞き覚えのある方は多いのではないでしょうか。そこで数ある伊坂幸太郎小説の中からおすすめの作品を22作品選出しランキングにしました。独特の世界観や面白い推理が味わえるおすすめの作品なのでランキングを参考にお気に入りの1冊を見つけてみて下さい。

目次

  1. 伊坂幸太郎のおすすめ小説ランキング!
  2. 伊坂幸太郎の小説おすすめランキング22位~11位
  3. 伊坂幸太郎の小説おすすめランキング10位~7位
  4. 伊坂幸太郎の小説おすすめランキング6位~4位
  5. 伊坂幸太郎の小説おすすめランキング3位~1位
  6. 伊坂幸太郎へのインタビュー記事
  7. 伊坂幸太郎のおすすめ小説22選のまとめ

伊坂幸太郎のおすすめ小説ランキング!

伊坂幸太郎のユニークだけどシリアスで面白い小説や代表作もご紹介

横向きの女性

伊坂幸太郎ならではの作風

数多くいる小説家の中でも伊坂幸太郎の著書は独特の世界観が特徴的で、読み始めると止まらなくなる物語の展開や緊張感を味わえるのが人気となっています。

執筆ジャンルは推理小説なのでストーリーが進むにつれての爽快感はもちろんありますが、理想的ではなくモヤモヤとした後を引く展開になることも多く、そのユニークなストーリーに魅かれる読者も多くいます。数ある作品に中には舞台設定や登場人物がリンクしているものもあり、お気に入りの小説に出てくる人物が違う小説でも登場したりと楽しむことが出来ます。

伊坂幸太郎の名言

映画化やドラマ化された代表作も

伊坂幸太郎の代表作として「アヒルと鴨のコインロッカー」や「重力ピエロ」、「ゴールデンスランバー」など映画化された小説がたくさんあります。

著書を読んだことがない方もタイトルを知っている方は多いのではないでしょうか。推理小説のシリアスな謎解きや何かから逃げたり追われたりするスリル感、そして少し笑えるような面白い部分がたくさんある小説なので、活字が苦手な方はまず映画やドラマから観てみるのもおすすめです。面白くて魅力的な作品が多い小説家なので、まずは伊坂幸太郎について少し紹介します。

伊坂幸太郎とは

愛称:???

本名:非公開

生年月日:1971年5月25日

現在年齢:47歳

出身地:千葉県松戸市

血液型:???

身長:???

体重:???

活動内容:東北大学法学部卒業後、システムエンジニアとして働く傍らに小説を書き第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞してデビュー。

所属グループ:???

所属事務所:???

家族構成:妻、息子

伊坂幸太郎は東北大学法学部出身の小説家です。同時期の東北大学には「パラサイトイブ」で有名な瀬名英明や「傭兵ピエール」で有名な佐藤賢一、他にも松崎有理や円城塔など活躍している小説家が多く在籍していました。現在は宮城県仙台市に在住しており宮城県を舞台にした小説も多く執筆しています。

デビュー作からの受賞歴

2000年:第5回新潮ミステリー倶楽部賞「オーデュボンの祈り」

2004年:第25回吉川英治文学新人賞「アヒルと鴨のコインロッカー」

2004年:第57回日本推理作家協会賞短編部門「死神の精度」

2006年:平成17年度宮城県芸術選奨文芸部門

2008年:第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞「ゴールデンスランバー」

2014年:第7回大学読書人大賞「マリアビートル」

2017年:第6回静岡書店大賞「AX」

伊坂幸太郎は人気の著書がたくさんあり過去に直木賞候補にも5度選ばれたことのある小説家です。しかし直木賞を受賞することによって周囲が騒がしくなることや、自身の作品が大好きな方に届かなくような気がすると環境の変化を嫌い、直木賞の選考を辞退しています。

伊坂幸太郎の小説ランキングで映画化やドラマ化された小説もチェック!

テレビとリモコン

おすすめ小説ランキングTOP22

伊坂幸太郎の代表作やその作風、そして伊坂幸太郎自身について少し紹介しました。それではこれから数ある面白い小説の中から特におすすめの人気ランキングを紹介していきます。

厳選した22の作品の中でタイトルや主人公が同じ小説はシリーズとして紹介しており、続編であってもタイトルや主人公が異なるものは別順位のランキングで紹介しています。シリアスな推理小説からスリルのあるストーリーのもの、登場人物が面白い笑えるものなど様々な小説があるのでランキングの中から気になるものを手に取って読んでみて下さい。

伊坂幸太郎の小説おすすめランキング22位~11位

22位:キャプテンサンダーボルト

作者名:伊坂幸太郎・阿部和重

出版日:2014年11月28日

文庫:文春文庫(2017年11月9日)

出版社:文芸春秋

映画化・ドラマ化:???

その他情報:書き下ろし作品。上下巻有り

「キャプテンサンダーボルト」は伊坂幸太郎と阿部和重の合作小説です。純文学を手掛ける阿部和重と推理小説家の伊坂幸太郎がタッグを組んでいてエンターテインメント性溢れる面白い小説となっています。完成するまでには4年の歳月がかかった大作で、章ごとに担当が決まっており構成が出来て執筆したらもう一人が手直しをするという方法で完成した作品です。

キャプテンサンダーボルトのあらすじと評価

電話をしている男性

事件に巻き込まれた男2人の物語

小学生の頃同じ野球部で活躍していた相葉時之と井ノ原悠。それぞれ別の道で生きていた2人が諸事情で金策に走り回るうちに同じ事件に巻き込まれます。

 

東京大空襲や東北に墜落したB29、公開中止になった映画など世界を揺るがすような危険な謎の解明や、テロ集団の銀髪の怪人と戦うというあらすじになっています。

キャプテンサンダーボルトは、伊坂幸太郎の独特の世界観と阿部和重の論理的な構成が強く表れている作品で、物語の謎につながるたくさんの伏線や主人公たちの名言を楽しむことが出来る小説になっています。冒頭は少し読みにくいという方が多いようですが、物語が進むにつれてスピーディーに飲み込まれる展開に魅かれる方も多い人気の小説です。

21位:サブマリン

作者名:伊坂幸太郎

出版日:2016年3月30日

文庫:未発売

出版社:講談社

映画化・ドラマ化:???

その他情報:2004年発売「チルドレン」の続編

「サブマリン」は2004年に発売された「チルドレン」の続編小説です。伊坂幸太郎の初期作品の中でも長編の傑作小説であったチルドレンに12年ぶりに発売された続編と言うことで、ファンの方には嬉しい作品となっています。主要登場人物は同じですがタイトルや内容が異なり、前作を読んだことの無い方も楽しめる作品となっています。

サブマリンのあらすじと評価

家庭裁判所の捜査官である陣内と武藤は交通事故を起こした少年の面談をきっかけに、他の交通事故や殺害予告など深い関わりのある事件に巻き込まれていきます。陣内と武藤が事件の真相を解き明かすようなあらすじとなっています。

主人公の1人である陣内はちょっと変わった多面性のある性格の人物です。前作のチルドレン同様、サブマリンでもその陣内節は引き継がれており、その個性的なキャラクターが人気となっています。ストーリーの内容からも少年犯罪や交通事故の因果等考えさせられる部分も多く、キャラクターの面白さと物語のシリアスさで人気が高くおすすめの小説です。

20位:火星に住むつもりかい?

作者名:伊坂幸太郎

出版日:2015年2月18日

文庫:光文社文庫(2018年4月)

出版社:光文社

映画化・ドラマ化:

その他情報:書き下ろし作品

「火星に住むつもりかい?」は伊坂幸太郎の作品の中でも少し違ったユーモアを楽しめる作品です。登場人物よりも異様で理不尽な世界を描いた作品となっており、個性的なキャラクターやシリアスで推理のような展開のある伊坂ワールドではなく、世界の存在そのものを考えさせられるような作品となっています。

火星に住むつもりかい?のあらすじと評価

交代制で選ばれる「安全地区」と配置される「平和警察」、危険人物は容赦なく裁かれるという平和を目指しているようでどこか理不尽な世界が舞台の物語です。今年安全地区になった仙台でも危険人物が刑に処されます。しかしこの暴挙を許すまいと「正義の味方」が立ちあがり事態を打破していくというあらすじです。

小説のタイトルである火星に住むつもりかい?は、この理不尽で耐えがたい世界で生き抜くか、それとも火星にでも行って生きるかという希望のない2つの選択肢を表しています。正義とは何か、戦うべきなのかを読者に考えさせるような物語になっており、2つの時間軸が描かれていて引き込まれると評価も高い人気の小説となっています。

19位:残り全部バケーション

作者名:伊坂幸太郎

出版日:2012年12月5日

文庫:集英社文庫日(2015年12月17日)

出版社:集英社

映画化・ドラマ化:???

その他情報:5作品収録

「残り全部バケーション」は5つの物語から成る小説です。タイトルにもなっている残り全部バケーションは2008年に「Re-bornはじまりの一歩」、タキオン作戦は2010年に「紡」、検問は2008年「小説新潮」、小さな兵隊は2012年「小説すばる」、飛べても8分は書き下ろしで収録されています。キャラの個性も強く伊坂幸太郎の世界観もある人気の作品となっています。

残り全部バケーションのあらすじと評価

伊坂幸太郎の残り全部バケーション

裏稼業コンビが繰り広げる裏切りと友情

当たり屋や強請りなどの裏稼業で生計を立てている岡田と溝口のコンビが主人公です。

 

足を洗いたい岡田に溝口が与えた条件から様々な出来事に遭遇して事態を解決していきます。5つの物語で裏切りや友情を垣間見ることが出来る物語になっています。

残り全部バケーションは岡田と溝口の個性の強いキャラクターとやり取りが特徴の作品で、難しくなく読みやすい小説として人気があります。5つの物語が少しずつ連鎖していき最終話の最後で一気に霧が晴れるような爽快感を味わうことが出来て面白いと高評価の作品になっています。

18位:バイバイ、ブラックバード

作者名:伊坂幸太郎

出版日:2010年6月30日

文庫:双葉文庫(2013年3月14日)

出版社:双葉社

映画化・ドラマ化:2018年WOWOWにてドラマ化

その他情報:ゆうびん小説の企画小説

「バイバイ、ブラックバード」は双葉社が企画したゆうびん小説の企画で執筆された作品で、応募の中から抽選で50名限定で届けられた小説をまとめたものです。内容は太宰治の未完の小説である「グッド・バイ」をオマージュしたもので、ドラマ化もされた面白い作品となっています。

バイバイ、ブラックバードのあらすじと評価

泣いている女性

恋人に別れを告げる不思議な数週間

天然の人たらしで5人もの恋人がいる星野一彦が主人公。しかし彼は「あのバス」で連れて行かれることが決まっていて現在は繭美という人物に監視されている状態です。

連れて行かれる前に5人の恋人に別れを告げに行きたいと頼み、それぞれの彼女に別れを告げていく不思議な数週間を描いた切なさと面白さのある物語となっています。

バイバイ、ブラックバードは太宰治のオマージュでありながら伊坂ワールド全開の面白いストーリーとなっています。たくさんの嘘と様々な伏線が張り巡らされた作品で、不思議な世界観と切なさがクセになると人気の小説になっています。2018年にはWOWOWで連続ドラマ化されているので本を読むのが苦手な方はドラマから観てみるのもおすすめです。

17位:ジャイロスコープ

作者名:伊坂幸太郎

出版日:2015年6月26日

文庫:新潮文庫

出版社:新潮社

映画化・ドラマ化:???

その他情報:書き下ろしを含む7作品収録

「ジャイロスコープ」は伊坂幸太郎の様々な世界観やジャンルが描かれた作品をまとめた短編集です。タイトルのジャイロスコープは3つのコマが自由に回転する回転儀で、それぞれの物語のさまざまな人たちの人生の交差を表しているようです。構成は浜田青年ホントスカ、ギア、二月下旬から三月上旬、if、一人では無理がある、彗星さんたち、後ろの声がうるさいの2006年から描かれた7作品で成っています。

ジャイロスコープのあらすじと評価

伊坂幸太郎のジャイロスコープ

多ジャンルの伊坂ワールドが楽しめるストーリー

前半は相談屋で働くことになった青年の物語や、謎の生物のSF物語、期間限定で親友と交流をする物語やバスジャックを背景にもしもを考えた物語となっています。

 

後半ではクリスマスのプレゼントをめぐる物語や新幹線の清掃員の心温まる物語、そして新幹線内での会話の物語が描かれています。

ジャイロスコープは様々なジャンルの作品がまとめられた文庫本として発売されています。どの作品も伊坂ワールドのユーモアが詰まった面白い作品になっていて、短編集ならではの仕掛けや展開が用意されているので読者を惹きつける小説になっています。軽快な文体や酒脱な会話を楽しむことも出来るので読みやすく評価も高い作品です。

16位:アイネクライネナハトムジーク

作者名:伊坂幸太郎

出版日:2014年9月26日

文庫:幻冬舎文庫(2017年8月)

出版社:幻冬舎

映画化・ドラマ化:2019年秋公開映画化

その他情報:6作品の連作短編集、斉藤和義の表題曲

「アイネクライネナハトムジーク」はそれぞれの作品が緻密につながった連作短編集です。1作品めのアイネクライネは伊坂幸太郎がファンである斉藤和義のために書き下ろされた作品で、斉藤和義はその短編を基に曲を作成しています。他にライトベビー、ドクメンタ、ルックスライク、メイクアップ、ナハトムジークの5作品も収録されており、2015年の本屋大賞にもノミネートされた人気の作品となっています。

アイネクライネナハトムジークのあらすじと評価

伊坂幸太郎のアイネクライネナハトムジーク

登場人物が作り出す伊坂ワールドの世界

6作品でそれぞれ主となる人物は異なりますが、サラリーマンや青年、OLなど何かしら問題や欠点を抱えている登場人物が巻き起こす愛おしい物語となっています。

6作品の登場人物はすべて繋がりがあるのでその伏線を楽しむことが出来ます。さらにはアイネクライネナハトムジークは伊坂幸太郎の唯一の恋愛小説でもあり、伊坂ワールドの面白い伏線やラストだけではなく登場人物の少し変わった物語を読むことが出来ると人気となっています。俳優の三浦春馬主演で来年の秋頃に映画も公開されるのでおすすめの作品です。

15位:オー!ファーザー

作者名:伊坂幸太郎

出版日:2010年3月26日

文庫:新潮文庫(2013年6月26日)

出版社:新潮社

映画化・ドラマ化:2014年に吉本興業政策・ワーナーブラザーズ映画配給により映画化

その他情報:???

「オー!ファーザー」は伊坂幸太郎の世界観がしっかりと表れたコメディのようなサスペンス小説です。登場人物の個性がかなり強くありえないような日常でありながらもその展開に飲み込まれていく面白い作品となっています。岡田将生主演で映画化もされているのでおすすめの小説です。

オー!ファーザーのあらすじと評価

高校2年生の由紀夫は何故か父親が4人いるという変わった家庭で育った少年。家庭教師代わりの悟にギャンブラーの鷹、体育教師の勲に元ホストの葵と個性豊かな父親がおり異なる性格や職業ですがそれぞれに息子愛している不思議な関係です。

クラスメイトの多恵子や幼馴染のますじと共に厄介ごとに巻き込まれていく由紀夫に普段は頼りない父親4人が奮闘して家族の絆を深めていくストーリーとなっています。笑えるようなコメディ要素もありつつ、それだけではないサスペンスのようなスリル感もある作品でいつも通りの伊坂ワールドを楽しみたい方に人気が高くおすすめです。

14位:フィッシュストーリー

作者名:伊坂幸太郎

出版日:2007年1月31日

文庫:新潮文庫(2009年11月28日)

出版社:新潮社

映画化・ドラマ化:2009年3月にショウゲート配給で映画化・2011年、2012年には劇団東京ハートブレイカーズにより舞台化

その他情報:書き下ろしを含む4作品短編集

「フィッシュストーリー」は2001年の動物のエンジン、2004年のサクリファイス、2005年のフィッシュストーリー、書き下ろしのポテチの4作品から成る短編小説です。表題作であるフィッシュストーリーは2009年に映画化されており、その後舞台化もされた人気作品となっています。

フィッシュストーリーのあらすじと評価

ギターとドラム

時空をまたいでリンクする1曲の歌

売れないロックバンドである「逆鱗」が作った歌が「FISH STORY」です。

この1曲が現在、二十数年前、三十数年前、十年後と4つの時空をまたいで奇跡を起こすというあらすじになっています。動物園のエンジンは深夜に動物園で眠る男についての推理ゲームをする物語で、サクリファイスはある不思議な村に探りを入れる伊坂幸太郎小説お馴染みのキャラクターである黒澤の物語、ポテチは留守番電話から始まる少し切ない物語となっています。

表題作のフィッシュストーリーは短編集としては勿体ないくらい評価の高い作品で、映画や舞台でも人気となっています。伊坂ワールドの伏線やテクニックがたくさん詰め込まれており長編で読みたいうファンもいるほどの人気です。他の作品では伊坂幸太郎小説にたびたび登場する黒澤やオーデュボンの祈りの伊藤が出てきたりとリンクしている部分があるのでファンにはたまらない作品となっています。

13位:オーデュボンの祈り

作者名:伊坂幸太郎

出版日:2000年12月

文庫:新潮文庫(2003年11月28日)

出版社:新潮社

映画化・ドラマ化:2004年ラジオドラマ化、2009年漫画化、2011年舞台化

その他情報:第5回新潮ミステリー倶楽部賞受賞作品

「オーデュボンの祈り」は2000年に発売された伊坂幸太郎のデビュー作となっています。システムエンジニアとして働くかたわらに執筆された作品で、第五回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しているものの既存のミステリー小説の枠にとらわれない大胆な発想が話題となった作品です。

オーデュボンの祈りのあらすじと評価

ふと気が付くと見知らぬ島に辿り着いていた主人公の伊藤と、その島で暮らす不思議な人・者たちとの数日間を描いた物語です。嘘しか話さない画家や人語を話すカカシ、殺人を許された男や300㎏のウサギなど不条理で異様な世界で起こるミステリーを解き明かす作品となっています。

オーデュボンの祈りはファンタジーな世界観の中にあるミステリー要素と現実味を帯びた善悪の基準などの考察を楽しめる作品です。デビュー作でありながら起承転結がしっかりと構成されており伊坂作品ならではの世界観も如実に表れている小説で、伏線も楽しめる面白い作品だと評価も高くなっています。

12位:魔王

作者名:伊坂幸太郎

出版日:2005年10月20日

文庫:講談社文庫(2008年9月12日)

出版社:講談社

映画化・ドラマ化:2007年「魔王JUVENILE RIMIX」のタイトルで漫画化

その他情報:???

「魔王」は伊坂幸太郎自身が今までに読んだことのない小説が読みたくて書き下ろした作品です。伊坂ワールドの世界観が強く表れている小説でありながらも、新しい小説の可能性に追求した作品となっており今までとは少し違う伊坂小説を楽しむことが出来ると人気です。

魔王のあらすじと評価

主人公である会社員の安藤は自分が念じたことを相手に喋らせることが出来るという能力を持っています。物語は2部構成で、1部の魔王はその能力を使うためにある男に近づいていく安藤の物語、2部の呼吸はその5年後の安藤の弟潤也と恋人詩織の物語となっています。

魔王は政治的要素も絡んだ物語になっていて、登場人物の使える能力などから考えても現代の世相やファシズム、集団意識などの周りからの影響力や日常生活における心理の危うさなどを感じることが出来る作品です。口コミでも考えさせられるという声が多く、面白いストーリー展開ではあるのもののやはり今までの伊坂作品にはない少し難しい印象を受ける作品となっているようです。

11位:グラスホッパー

作者名:伊坂幸太郎

出版日:2004年7月30日

文庫:角川文庫(2007年6月23日)

出版社:角川書店

映画化・ドラマ化:2008年に漫画化、2015年11月にKADOKAWA配給にて映画化

その他情報:第132回直木三十五賞候補作

「グラスホッパー」は伊坂幸太郎自身が今まで書いた小説の中で一番達成感があったと語るほど構成・ストーリー共に面白い作品となっています。ミステリーサスペンスでありながらコメディやオフビート要素もある小説で、3人の登場人物が代わる代わる語り手を務めているのも魅力の1つです。

グラスホッパーのあらすじと評価

ひき逃げによって妻を失った主人公の鈴木、犯人に復讐するために教師の職を辞めて犯人の父親が経営する裏社会の会社に入社します。仕事として殺し屋「押し屋」を追うことになった鈴木、一方でそれぞれ別の事情で鯨と蝉はその押し屋を追います。3人の思いが交差して進んでいく物語となっています。

グラスホッパーは小説の評価の高さや面白さから2008年に漫画化、2015年に映画化もされている作品です。小説でそのストーリー展開は読みやすくスピーディーとなっていますが、映画でもエンターテインメント性の強い殺し屋のストーリーとなっていてファンも多い作品です。復讐を誓う主人公がお人好しなのでユーモア感もあり楽しめると口コミでも人気となっています。

伊坂幸太郎の小説おすすめランキング10位~7位

10位:ラッシュライフ

作者名:伊坂幸太郎

出版日:2002年7月30日

文庫:新潮文庫(2005年4月)

出版社:新潮社

映画化・ドラマ化:2009年6月東京芸術大学配給で映画化

その他情報:???

「ラッシュライフ」は伊坂幸太郎のデビュー作オーデュボンの祈りに続く第2作目の作品です。伊坂幸太郎が注目されるきっかけにもなった代表作で、ランキング14位のフィッシュストーリーと同じく2009年に映画化もされた人気作品です。

ラッシュライフのあらすじと評価

ラッシュライフは4つの並走する物語と交差する人生が描かれています。泥棒である黒澤、父に自殺され神に憧れる青年、不倫相手との再婚を望むカウンセラーや職を失った中年男性がいくつものストーリーで絡み合っていく物語です。人生が交差することで絶望的だった未来が希望に変わっていき意外な未来へと変わっていくストーリーになっています。

ラッシュライフはそれぞれバラバラに進んでいた物語がラストで一気に一つに繋がるという面白い構成の物語です。一つ一つの物語の内容も濃く伊沢ワールドの要素もある作品なので口コミでの評価も高い作品となっています。ミステリー小説ではありますがワクワク感のある面白い展開の小説で、映画でも先の読めない不思議な展開が面白いと高評価となっています。

9位:終末のフール

作者名:伊坂幸太郎

出版日:2006年3月

文庫:集英社文庫(2009年6月26日)

出版社:集英社

映画化・ドラマ化:2007年に漫画化

その他情報:8作品連作短編集

「終末のフール」は8つの作品で構成された連作短編集になっています。それぞれの作品は終末のフールに掛けた「○○の〇ール」というタイトルになっており、短編集ではありますが同じ町内の同じ時期の物語で8つすべてが繋がりのあるストーリーとなっています。

終末のフールのあらすじと評価

終末のフールは8つの作品で構成されています。タイトルにもなっている終末のフールはあることがきっかけで壊れてしまった家族の物語です。他にも太陽のシールは3年後に世界が滅亡することで出産に悩む夫婦、籠城のビールはある人に復讐をするなどヒルズタウンでの人間模様を描いた物語となっています。

他にも冬眠のガールや鋼鉄のウール、天体のヨールや演劇のオールや深海のポールという物語が描かれており、テイストの違うバラエティに富んだストーリーとなっているので、口コミでも自分の好きな物語を挙げて評価する方がたくさんいます。滅亡する世界への恐怖や焦りと言うよりも残りの時間をどう使うかを考えて生きていく人間模様が面白い作品となっており、人気のある小説です。

8位:チルドレン

作者名:伊坂幸太郎

出版日:2004年5月21日

文庫:講談社文庫(2007年5月15日)

出版社:講談社

映画化・ドラマ化:2006年5月にWOWOWでドラマ化、2006年11月に劇場公開・2014年2月東京ハートブレイカーズにより舞台化

その他情報:5作品の連作短編小説集、第2回本屋大賞第5位・第56回日本推理作家協会賞短編部門候補作

「チルドレン」は5つの作品で構成された連作短編集となっています。発売の2年後の2006年にはWOWOWでドラマ化され、同年には劇場公開されるなど人気のある作品です。さらには2005年には本屋大賞5位、日本推理作家協会賞短編部門候補作にも選ばれており、評価も高いことからランキングでも上位おすすめ作品となっています。続編としてランキング21位のサブマリンが刊行されています。

チルドレンのあらすじと評価

チルドレンは5つの短編連作集となっており、作品ごとに語り手が変わっています。バンク、レトリーバー、インでは家庭裁判所の調査官を目指す主人公陣内が描かれ、チルドレン、チルドレンⅡでは家裁調査官になった後の物語が描かれています。作品ごとに描かれる陣内を取り巻く不思議な事件と、ラストに起こる奇跡が見どころとなっています。

チルドレンは上記でも紹介した通りドラマ化や映画化もされた人気の小説となっています。代表作とまではいきませんが主人公である陣内のキャラクターに魅かれるファンは多く、続編のサブマリンと合わせて伊坂小説の中でも人気の高い作品となっています。

7位:陽気なギャングシリーズ

作者名:伊坂幸太郎

出版日:2003年1月、2006年5月、2015年10月

文庫:祥伝社文庫(2006年2月、2009年8月、2018年9月)

出版社:祥伝社

映画化・ドラマ化:2006年にシリーズ1作目が松竹配給にて映画化

その他情報:2018年12月現在でシリーズ3作品刊行

陽気なギャングシリーズは「陽気なギャングが地球を回す」、「陽気なギャングの日常と襲撃」、「陽気なギャングは三つ数えろ」の3作品が刊行されています。伊坂幸太郎の独特な世界観とシリアスなサスペンスでありながらコメディ感のある爽快なストーリーが話題となり新書版は10万部以上、文庫本もベストセラーとなった作品です。

陽気なギャングシリーズのあらすじと評価

シリーズの主人公は他人の嘘が見抜けてしまう成瀬、演説の達人である響野、スリの天才少年である久遠、コンマ1秒単位の体内時計を持った雪子の4人です。

第1作の世界を回すは、銀行強盗であるこの4人がせっかく盗んだ売り上げを別の強盗犯に奪われてしまい、それを取り戻すために奮闘する物語です。第2作の日常と襲撃は4人それぞれが別の事件に巻き込まれていく物語で、第3作の三つ数えろはあることで知り合ってしまったハイエナ記者に追い詰められ、その記者の急所を探る4人組の奮闘と絶体絶命のカウントダウンを描いた物語になっています。

陽気なギャングシリーズの第1作目の陽気なギャングが世界を回すは、伊坂幸太郎の3作目の小説となっています。前作のラッシュライフでも注目を浴びましたが、陽気なギャングが世界を回すではミステリー小説としてだけではなく爽快なコメディ要素のある小説として広く注目を浴びる人気作品となりました。映画化もされておりシリーズも続編が出るほどの面白い作品で評価も高く伊坂幸太郎の代表作にもなっています。

伊坂幸太郎の小説おすすめランキング6位~4位

6位:ゴールデンスランバー

作者名:伊坂幸太郎

出版日:2007年11月30日

文庫:新潮文庫(2010年11月26日)

出版社:新潮社

映画化・ドラマ化:2010年1月東宝配給にて映画化

その他情報:2008年本屋大賞受賞、第21回山本周五郎賞受賞作品

「ゴールデンスランバー」は伊坂幸太郎の集大成ともいえるたくさんの伏線や展開が魅力的な作品です。2008年には本屋大賞や山本周五郎賞も受賞しており、2009年には別冊宝島からは刊行されているこのミステリーがすごい!でも1位に選ばれるほどの高評価作品となっています。2010年には映画化もされている伊坂幸太郎の代表作ともいえる作品です。

ゴールデンスランバーのあらすじと評価

元宅配業の青年である青柳雅春が凱旋パレードの最中に首相を暗殺した犯人として濡れ衣を着せられてしまう物語です。親友は爆殺され、町中に青柳の顔写真や映像が流され犯人に仕立て上げられていく中、学生時代の友人などに助けられて逃げ延びる様を描いた作品になっています。

ゴールデンスランバーは主人公の逃亡劇というスリリングなストーリーにドキドキさせられる作品ですが、濡れ衣を着せられた主人公に手助けをしてくれる周りの人々の温かさや孤独な逃走の中で現れる謎の人物、ビートルズのメロディなどたくさんの伏線のエンタテインメントが面白い作品になっています。映画の評価も高く伊坂ワールドを充分に楽しめる作品として人気となっています。

5位:マリアビートル

作者名:伊坂幸太郎

出版日:2010年9月22日

文庫:角川文庫(2013年9月25日)

出版社:角川書店

映画化・ドラマ化:???

その他情報:「グラスホッパー」続編、第7回大学読書大賞受賞作品

「マリアビートル」はランキング11位でも紹介したグラスホッパーの続編として刊行された作品です。前作と同じく伊坂ワールド全開の殺し屋ストーリーとなっており、第7回大学読書人大賞を受賞した評価の高い小説です。

マリアビートルのあらすじと評価

グラスホッパーとは主人公が異なり、また別の殺し屋たちの物語になっています。酒浸りの元殺し屋である木村と優等生なのに悪魔のような心を持つ王子、腕利きの殺し屋の蜜柑と檸檬、運の悪い殺し屋の七尾が主な登場人物です。

疾走する東北新幹線の中に乗り合わせた彼らのそれぞれに起こる事件や交錯、最後に勝つのは誰なのかという殺し屋たちの狂想曲となっています。

マリアビートルには前作グラスホッパーで登場した鈴木なども登場するので、ファンの人気も高い作品となっています。伊坂幸太郎作品ならではの登場人物のキャラクターの濃さと複雑に絡み合う交錯や伏線が面白い小説になっており、評価の高いおすすめ作品です。

4位:アヒルと鴨のコインロッカー

作者名:伊坂幸太郎

出版日:2003年11月25日

文庫:創元推理文庫(2006年12月21日)

出版社:東京創元社

映画化・ドラマ化:2007年5月にザナドゥー配給にて映画化・2016年9月サ・ポケットにて舞台化

その他情報:第25回吉川英治文学新人賞受賞作品

「アヒルと鴨のコインロッカー」は伊坂幸太郎の5作品目の長編小説となっています。第25回吉川英治文学新人賞を受賞した作品で評価も高く映画化だけではなく舞台化や朗読劇としても上演されました。読んだことがないけれどタイトルだけ知っている方も多く、伊坂幸太郎小説の代表作ともいえる作品になっています。

アヒルと鴨のコインロッカーのあらすじと評価

大学生の椎名は引っ越し先のアパートの隣人に広辞苑を盗むために本屋を襲撃しないかと誘われます。断り切れずに手伝ってしまう椎名ですが、実はその襲撃は2年前のある事件が関係しており、次第に繋がっていく真相と明らかになる真実の切ない物語です。

アヒルと鴨のコインロッカーは本屋襲撃をした椎名がいる現在と、襲撃を誘ってきた隣人の関係する2年前が同時に描かれたカットバック形式の小説です。伊坂幸太郎の世界観ある作品ではありますが、いつもの作品よりも少し切なく重たく感じる方も多く、賛否両論わかれる作品となっています。しかし映画化や舞台化もされ物語の構成や伏線も魅力的なのでおすすめです。

伊坂幸太郎の小説おすすめランキング3位~1位

3位:重力ピエロ

作者名:伊坂幸太郎

出版日:2003年4月22日

文庫:新潮文庫(2006年6月28日)

出版社:新潮社

映画化・ドラマ化:2009年4月アスミック・エース配給で映画化

その他情報:第129回直木賞候補、第57回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門候補、第1回本屋大賞ノミネート作品

「重力ピエロ」は伊坂幸太郎の4作目の長編小説で2009年には映画化もされた人気作品です。第129回直木賞の候補作品にも選ばれたほか、第57回日本推理作家協会賞長編及び連作集部門候補作品、第1回本屋大賞ノミネート作品、2004年このミステリーがすごい!第3位にも選ばれるほどの高評価の小説として伊坂幸太郎の代表作と言われています。

重力ピエロのあらすじ

兄弟である奥野泉水と春が住む仙台市に起こった連続放火事件、弟の春はその放火現場のそばに必ず奇妙なグラフィティアートが描かれる法則性を見つけます。兄弟はその事件に興味を持ち始め謎解きを始めるという物語になっています。放火事件にリンクしている兄弟の真実や葛藤を描いた作品です。

人気の理由とおすすめポイント

伊坂幸太郎の重力ピエロ目次

重たいテーマと明るい文体

あらすじだけ見ると連続放火事件を解決していく兄弟の物語のようにも見えますが、その背後には家族の辛い過去や葛藤が隠されている深い内容の作品となっています。

伊坂幸太郎はこの重いテーマをはらみながらも明るく面白い文体になっているので、とても読みやすく人気があるおすすめの小説です。

伊坂幸太郎の世界観も現れている作品なのでファンにとっても人気の小説で、2009年に公開された映画もかなりの人気作品となりました。放火事件、遺伝子、レイプなど深刻な重たいテーマを抱えながらも重力を感じさせないピエロのように明るく軽快で、深い真実の家族愛を感じられる作品となっているのでおすすめです。

重力ピエロの評価や口コミ

重力ピエロの口コミでは家族や背後にある重たいテーマを考えさせられるという声が多く、登場人物たちのセリフに心打たれる方もたくさんいるようです。特に主人公である泉水や春の父親は家族愛の深い人物として口コミでも高評価の人物になっています。

伊坂ワールドの小説であることからミステリーのような推理小説のような不思議な雰囲気のある作品であることも人気の理由になっています。高評価で直木賞候補などにも選ばれる作品ですが、一方でテーマの重たさに合わない方もいるようで人気ランキングとしては3位となっています。

2位:死神シリーズ

作者名:伊坂幸太郎

出版日:2005年6月、2013年7月

文庫:文春文庫(2008年2月、2016年7月)

出版社:文藝春秋

映画化・ドラマ化:2006年ラジオドラマ化、2008年ワーナーブラザーズ配給で映画化、2009年舞台化

その他情報:6作品連作短編集と書き下ろし作品、第57回日本推理作家協会賞短編部門賞受賞、2006年第134回直木三十五賞候補、2006年本屋大賞第3位

死神シリーズの小説は2005年に発売された連作短編集の「死神の精度」と2013年に発売された続編の長編「死神の浮力」の2作品となっています。死神の精度は2003年12月から執筆された作品で、2005年の単行本発売前の2004年には日本推理作家協会賞短編部門を受賞したり2006年の直木三十五賞の候補になるなど評価の高い人気作品となっています。

死神シリーズのあらすじ

主人公の死神・千葉は調査部の一員として人間の世界に派遣され、調査対象である人間の死を見定める仕事をしています。死神の精度、死神と藤田、吹雪に死神、恋愛で死神、旅路を死神、死神対対老女の6つの短編が収録されており、それぞれが千葉と調査対象の物語となっています。続編の死神の浮力では千葉と1人の調査対象の人間との物語が長編で書き下ろしされています。

人気の理由とおすすめポイント

死神シリーズの物語は人の死に全く興味がなく価値がないと考えている死神の千葉と、調査対象である人間の残りの時間の想いが描かれた不思議な作品です。

死神と死という重たいテーマが描かれているにも関わらずユーモアで魅力的な登場人物たちや、死神と人間との考え方や視点の違いが面白い作品となっており、読みやすいことも人気のおすすめ小説です。2008年には映画化もされており、死神の精度と死神と藤田、死神対老女の3作品を映画用に構成した物語がどこか物悲しく心に残る作品だと人気となりました。

死神シリーズの評価と口コミ

死神の精度の短編集は登場する人間模様はもちろんですが、死神である千葉の人間とは違った視点や物の言い方、感覚の違いなどの興味を持つ方が多く、ファンも多い人気の作品です。口コミでも死神そのものの性格に魅かれる方が多く一度読んでみて損のない作品となっています。

続編である死神の浮力では短編集よりも死神と人間との関係がより深い作品になっており、前作のファンからも高評価となっています。前作よりは重めのストーリー展開となっていますが口コミでも面白いという声が多くおすすめの作品です。

1位:砂漠

作者名:伊坂幸太郎

出版日:2005年12月10日

文庫:新潮文庫(2010年6月29日)

出版社:実業之日本社

映画化・ドラマ化:???

その他情報:???

ランキング1位の「砂漠」は伊坂幸太郎の青春小説の代表作品です。映画化やドラマ化もされておらず賞を受賞したわけでもない作品ですが、口コミでも人気が高く伊坂幸太郎の不思議な世界観の中にある青春を表した面白い作品となっています。

砂漠のあらすじ

同じ大学で出会った北村、鳥井、西嶋、藤堂、南の5人の男女。ボウリングや合コン、麻雀や通り魔との遭遇、犬の救出や超能力対決など様々な出来事や事件を共に経験して成長していく物語となっています。大人になり切れない未熟さや子供っぽい過剰さに葛藤しつつ何かを掴もうと必死で生きていく様を描いた青春の物語となっています。

人気の理由とおすすめポイント

砂漠は伊坂幸太郎の小説作品の中でも特に名言が多い人気作品となっています。5人の男女がもがきながらも前に進んでいくストーリーとなっているので、登場人物それぞれの葛藤や心の声が直接読者の心に響く作品です。映画やドラマでのメディア化や賞を受賞していなくとも魅力的でファンの多い作品となっているのでおすすめです。

砂漠の評価と口コミ

伊坂幸太郎の作品はミステリーや推理小説が多いですが、青春小説である砂漠も人気の高い作品で、伊坂ワールドの特徴である個性的な登場人物は健在で面白い作品となっています。口コミでも砂漠に登場する5人のキャラクターに関する好みや興味の声が多く、評価も高い作品となっています。

砂漠は社会人と言う大人になる一歩前の学生を描いた作品になっているので、今現在学生である方だけではなく青春時代を過ごした大人たちにも共感できる部分が多くある作品となっています。登場人物の名言も魅力的で、伊坂ワールドの伏線の多い推理小説が好きな方には少し物足りないかもしれませんが、全体的な評価も高く人気となっていることからおすすめランキングの1位となっています。

伊坂幸太郎へのインタビュー記事

おすすめ小説をランキングにして紹介しましたが、伊坂幸太郎は作品の発売や賞の受賞の際にインタビューされていることも多くあります。その際にその小説作品への想いや製作の意図なども答えているので紹介します。

伊坂幸太郎のインタビュー

小説に関する想い

おすすめ小説をランキングにして紹介しましたが、伊坂幸太郎は作品の発売や賞の受賞の際にインタビューされていることも多くあります。

 

その際にその小説作品への想いや製作の意図なども答えているので紹介します。

原点回帰を目指した作品

2018年に発売された伊坂幸太郎の最新作である「フーガはフーガ」は、伊坂小説の世界観を残しつつ悲しいけれど読後に優しい気持ちになれるという小説となっています。刊行記念のインタビュー記事では「悲しいけど優しい」というのは伊坂幸太郎にとって原点回帰ともいえる感覚だと答えています。

重力ピエロやアヒルと鴨のコインロッカーなどの初期作品の読後に優しくなれる感覚を目指したそうで、「フーガはフーガ」も幸せな家族像ではなく、爽やかな物語ではないものの優しさのある作品になっています。

伊坂幸太郎のおすすめ小説22選のまとめ

本を読んでいる女性

伊坂幸太郎の世界観溢れる小説

伊坂幸太郎の人気のおすすめ小説をランキングにして紹介しましたが、ランキング上位の作品は内容的にも読者が深く考えさせられる作品が多いようです。

伊坂幸太郎小説のたくさんの伏線やその回収、個性的なキャラクターの登場はもはや伊坂ワールドには欠かせない特徴で、難しい謎や重たいテーマがありつつも読みやすい文体や共感できる名言のある作品が多いのも伊坂幸太郎の魅力です。

本を立ち読みしている女性

登場人物のリンクも人気の秘密

伊坂幸太郎の小説では上記のランキングでも紹介しましたが登場人物のリンクがみられるのも特徴です。

 

同じ小説の短編集でのリンクだけではなく違う小説作品でのリンクもたくさんあるので、前作の登場人物のその後を読み取ることが出来て読者にも嬉しい作品です。

伊坂幸太郎の代表作である重力ピエロやゴールデンスランバーなど映画化した作品はもちろんですが、タイトルを聞いたことがない作品も面白く評価の高いものがたくさんあるので、このランキングを参考にしてお気に入りの伊坂幸太郎作品を見つけてみて下さい。

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