やらせ番組の衝撃ランキング21選!暴露されて放送打ち切り・謝罪・その後の顛末
かつてはやらせだったことも含めて番組を楽しむというのも一つの楽しみ方でした。しかし、近年はやらせ番組は、そのことを暴露されることで放送を打ち切られることが増えてきました。そういったやらせ番組の衝撃ランキングを紹介します。やらせ番組として疑われることの多い心霊番組を始め、展開が気になる恋愛系もやらせ番組としてランキングに登場します。どのようなやらせが暴露されて放送が打ち切られることになったのか、その打ち切りの衝撃をランキングで楽しみましょう。
目次
やらせ番組ランキング21選!
心霊を扱った内容などやらせが発覚した衝撃番組の数々
そういった中で一番影響を受けているのはテレビ業界かもしれません。つまり、テレビ番組の多くがやらせが行われていることが暴露されるようになりました。もちろん、そういったやらせ番組というのは以前から指摘されることもあり、やらせ自体を楽しむというのも一つの形でした。
特に心霊系はやらせ番組であることを暴露されることが多いです。また、恋愛系の番組は見ている視聴者も真剣に応援することも多く、やらせ番組であることが暴露されると衝撃度も高いと言えます。そんなやらせ番組の衝撃度ランキングを紹介します。
暴露されて放送打ち切り・謝罪などその後の顛末も紹介!
やらせであることを暴露されてしまった番組は、その後も放送を続けることが出来たのでしょうか。人気心霊番組や恋愛番組、ドキュメンタリー風の番組の暴露後の対応についてもランキングでは紹介しています。やらせ番組の衝撃ランキングを紹介します。それではランキングスタートです!
やらせ番組ランキング21位~11位
やらせ番組の中にはあえてやらせであることを隠さない番組もあります。つまり、見ている側もやらせ自体を楽しむことが出来る番組だといえます。ランキングの中ではそういったものも登場してきます。
21位:恋愛部活
完全素人ではなかった
恋をしたい全国の高校生がクラス対抗で合コンを対抗するという恋愛バラエティ番組です。田丸麻紀などが部活顧問という名目で出張し、学校公認の合コンという設定で生徒の恋の駆け引きを観察する内容となっています。
出演していた学生は、シャイニングスターエンターテイメント、タンバリンアーティスツ、ピー・ビー・ビーなどの所属でした。特にピー・ビー・ビーの小野寺薫は自らのブログでタレントとして番組オーディションを受けてロケに参加していたことを明かしており大きな話題となりました。
20位:情報処理バラエティ「ウソバスター」
ウソのうち一つだけホントを見つける番組
制作局:テレビ朝日系列
放送期間:2008年5月25日から不定期放送(最終は2009年1月10日)
出演者:沢村一樹
テーマ別に4つのネタが提示され、この内の3つがウソで残りの1つだけがホントの情報という内容でした。出演者はそれを当てるというもので、ウソの情報はそれを検証してなぜ広まったかを説明するというものです。しかし、番組内で情報源として登場したブログが番組スタッフが用意したものとして打ち切りになりました。
19位:珍種目No.1は誰だ!?ピラミッド・ダービー
やらせが疑惑で打ち切りの可能性高い
珍項目のナンバーワンを決めるという内容であり、競馬のような形でオッズをつけてそれを予想するものになっています。「双子見極めダービー」において収録内容と放送内容が大きく違ったことが、ゲスト出演した顔相鑑定士によって暴露されています。即打ち切りという形に派ならなかったものの、いつ打ち切りになってもおかしくない内容でした。
18位:VS嵐
嵐がゲストに合わせてる説
現在も打ち切りになることなく放送が続けられている人気番組です。この番組は打ち切りこそされていないもののずっとやらせ疑惑がある番組です。というのも、ずっと番組内でゲームを経験している嵐と初めてゲームを経験するゲストの腕前にあまり差が出ていないことです。
さすがに番組内では嵐たちがハンデを与えるようにしたり、公認で調整も行われています。
番組を盛り上げるためには嵐が勝ちすぎてもつまらないので、ある程度のやらせを入れないと放送が盛り上がらないのは仕方ないといえます。嵐が手加減している可能性は十分あるだけに、そういった接待を楽しむのも一つの見方だといえます。ファンも打ち切りだけは嫌なので公認ハンデシステムのほうが嬉しいかもしれません。
17位:愛する二人別れる二人
出演したやらせ女性が自殺
一般から募集した夫婦が出演して、結婚生活の続行か、それとも離婚かを選択させるという番組です。かなりスタジオも重い雰囲気になることからリアリティのある番組として、夫婦がその場で掴み合いの喧嘩を始めたりすることもありました。
しかし、あまりにも出来すぎた番組だったこと、そして制作が下請けのジャパンプロデュースだったことからやらせが疑われていました。この制作はやらせ常習犯と言われていたからです。そして、出演した女性が夫婦の設定で番組に出演したものの未婚で、後に自殺した際に遺書に番組でやらせに荷担させられたことを書き残し、打ち切りとなりました。
16位:人間!これでいいのだ
速攻打ち切りとなった番組
日本テレビを退社してフリーアナウンサーになった福澤朗の初のレギュラー番組でした。「ためしてガッテン」的な内容だったものの、白インゲン豆のダイエットでは下痢や嘔吐問題、論文の無断使用問題、塾で風鈴を使って学習というウソなど、やらせすぎてすぐに打ち切りとなりました。
15位:いきなり!黄金伝説。
やらせをわかって楽しむ番組
もともとは深夜番組として人気になり「一ヶ月○○生活」など、企画内容が面白い番組でした。当初はメインMCであるココリコが挑戦に企画する番組だったものの、現在はよゐこやタカアンドトシなどが企画に挑戦することが増えました。
やらせ疑惑が暴露されたものとしては、ゴミ屋敷を掃除するという企画で、その家がスタッフが収録のために用意したものであったことが出演した坂本一生によって暴露されています。ちなみに、無人島生活に関しては専門家などが付き添って撮影しているようで、代わりにやらせ自体は無いようです。
14位:超近未来遭遇!!どーなるスコープ
法律は守ろう
毎回出演者が、次の放送日までに起きるかも知れない出来事を予想する番組です。しかし、「出張アンケート・看護婦さん大会」で、出演していた看護婦たちが看護学生やアルバイトだったことが発覚しました。謝罪したものの打ち切りとなっています。
13位:THE鉄腕DASH
いろいろと怪しいシーン盛りだくさん
TOKIOのメンバーが身体を張って、様々な「人間の限界」に挑戦する番組です。いろいろなおもしろ企画があり、人気のTOKIOが本業が「農業」とネタにされるほどDASH島の企画が話題になるほどでした。
神がかり的な出来事は動画で検証されることも多く、DASH島に関してもほとんどスタッフなどが開拓したのでは?という声も多いです。また、調理場所を提供したものの片付けがまったくされないままだったということを提供者がTwitterで暴露して話題にもなりました。
12位:アメトーーク!
大げさすぎてやらせを疑うレベル
雨上がり決死隊が毎回ゲストを呼んで、テーマにそったトークを展開する番組です。この番組はやらせ疑惑が暴露されたというわけではなく「やらせでは!?」と疑いたくなるようなテーマが行われているという番組です。とくに「運動音痴芸人」では、あまりにも運動音痴がすごすぎてやらせが疑われてしまったというわけです。
11位:世界の怖い夜!
怖いのはやらせのほう
世界中から集められた心霊映像などをランキング形式で見ながら、心霊体験などのトークが行われる番組です。心霊番組はやらせ番組のオンパレードであり、映像が綺麗になった現代では不思議な写真などが生まれにくくなったこと、逆に加工で心霊映像が取られるなど番組自体が作りにくくなっています。
これは画像の持ち主本人がTwitterで、自分の画像であるとしてオリジナルの画像を投稿したことからヤラセ番組であることが発覚しました。また、友人などもそのことに気づいたことからちょっとしたお祭り状態になった番組です。心霊画像を作り出すのはまだしも、無断使用はやめましょう。
やらせ番組ランキング10位~7位
ランキングの中では、やらせといってもさまざまなやらせの形があることがランキングから伝わってきました。あくまで番組を盛り上げる楽しいものは良いですが、誰かを傷つけるようなやらせはランキングでも悲しい気分になるかもしれません。倫理的的な部分は大事にしてほしいものです。
10位:素敵にドキュメント
出演していた逸見政孝もやらせに激怒
時の人となった人物を追跡した物や社会派作品を取り上げるドキュメンタリー番組でした。しかし、女性の性行動をテーマにした回で、ナンパを取り上げた映像でやらせ行為が発覚しました。登場していた女性は無名のタレントでした。そのことに逸見政孝が激怒し、謝罪をして番組を降板して番組自体も消滅しました。
そもそも、この時のテレビ朝日は「アフタヌーンショー」でもやらせが問題になっており、ドキュメンタリーにおいて、やらせをしていたということは逸見政孝には絶対に許せないことでした。また、ランキングで登場したどーなるスコープは、このやらせ問題の2ヶ月後にやらせが発覚しており、テレビ朝日は局全体が低視聴率に陥ることとなりました。
9位:奇跡体験!アンビリバボー
心霊特集を自粛
世界各国で起きた事件や事故などを再現ドラマで検証するドキュメンタリー風番組です。心霊特集をすることも多く、心霊は人気だったものの最近ではほぼ心霊を取り上げることがなくなりました。
アステカ文明の祭具を撮影したと言われる画像が存在しており、それは昔から良くないことが起こる写真として危険視されていました。番組でもその画像が放送されたことでテレビ局霊能関係の人間からたくさんの電話があったそうです。いわゆるクレームとは少し違った形とは言え影響を重く見て心霊に関しては打ち切りになったようです。
8位:ガチンコ!
無理のある演出でバレバレ
TOKIOが様々な社会問題に体当りするという企画になっており、職人やプロを養成するというものになっています。特に人気だったのは不良少年を集めてプロボクサーにさせるという「ガチンコファイトクラブ」でした。しかし、企画に台本があることが度々指摘されていました。
出演していた竹原慎二のポケットに台本らしきものが見えたというのは、当時から話題になっていました。また、その後に台本自体が公開されるなどやらせ疑惑ははっきりと明かされたともいえます。過激な演出を楽しむ番組だったといえるので、ランキングでもやらせでも許される番組だといえます。
7位:プロジェクトX~挑戦者たち~
再現映像に本人からクレーム
ランキングの中でも、当時好きだったという人が多いであろうNHKのドキュメンタリー番組です。様々な分野における製品開発などのプロジェクトにおける難問を、どのように克服して成功したかという内容を紹介した番組です。身近な車や家電を始め、様々な物と人が取り上げられました。
やらせ問題になったのは「ファイト!町工場に捧げる日本一の歌」というテーマで放送されたときです。大阪府立淀川工科高等学校の新人教師が合唱部を立ち上げて全国1位を獲得するという物語でした。しかし、この主役となった教師本院から、事実と全く違うという抗議が行われて問題となりました。
やらせ番組ランキング6位~4位
やらせ番組とわかっていても楽しめる心霊者はまだしも、ドキュメンタリーでもやらせや捏造が行われたというのはランキングでも残念なことです。ここからのランキングでも、確かにやらせがあったなと感じるような衝撃的な番組が登場します。
6位:あいのり
現在も新シリーズが放送されている
男性4人、女性3人の計7人がラブワゴンと呼ばれる自動車に乗って、様々な国を旅するという恋愛バラエティです。告白する場合は、成功すれば二人で帰国、失敗すれば一人で帰国というドキドキの展開が話題になる番組で現在も新シリーズが放送されているほどの人気番組です。
デヴィちゃんは、当時あまり人気がなかった千ちゃんというメンバーと一緒に帰るようにスタッフから指示があったそうです。また、千ちゃんにデヴィちゃんがビンタをするシーンもスタッフからの指示だったそうです。後にデヴィはアダルト系女優になっていることもあり、売名行為を含めた暴露だったのかもしれません。
5位:ほこ×たて
ニュースにも取り上げられて打ち切りに
こちらもランキングで人気だったであろうほこ×たてですが、大きなやらせ疑惑で打ち切りとなりました。すでに世の中は、SNSが一般的となっており、様々なやらせ疑惑が拡散される時代となっていました。そういったことを知ってか知らずか、さまざなやらせを行ったと噂されています。
複数のやらせ疑惑があった
ほこ×たては「ネットセキュリティVSハッカー」でもセキュリティ側が、かなり意地悪なセキュリティを行いハッカーに勝ちました。しかし、セキュリティ側の社長がTwitterでセキュリティホール満載のOSをスタッフから提供された中での対決だったことを明かし、スタッフ側にも落ち度があると指摘しました。
他にも猿とラジコン対決や、スナイパー軍団とラジコン軍団の対決など様々な問題となったほこ×たてがありました。何よりも多くのやらせ疑惑は出演した側から、スタッフによる編集などによる捏造を告発するものとなっておりテレビ局側の姿勢が社会問題にもなりました。
4位:ニンゲン観察バラエティモニタリング
内緒の潜入のはずなのに撮影中の立て札
日常生活にありえないシチュエーションを設定し、人々がどのような行動を取るかを観察する番組です。いろいろと衝撃的なありえないシチュエーションを楽しむ番組であり、素人を含めたドッキリの衝撃度を楽しむ番組といえます。しかし、度々その素人の反応が面白すぎることからエキストラ疑惑があります。
撮影中の紙を持ったスタッフ
芸能人がレジをしていてバレるかという企画でありながら、画像を見るとわかるように撮影中という紙を持ったスタッフがいるのが気になります。
レジに立つ人物が芸能人なら、周りにスタッフが立っていたらバレバレです。
こういったこと以外にも出演していた素人男性がエキストラ事務所に所属していたことが発覚するなど、やらせ疑惑が多すぎる番組です。
エキストラの仕事をしている人に、プライベートでドッキリを仕掛けたと言い訳するのでしょうか。
やらせ番組ランキング3位~1位
衝撃的なやらせが多いですが、どれも言われてみれば…となるものが多いです。やらせを「演出」と捉えるかどうかは難しいですが、ランキングのトップ3は演出ではなく犯罪などに関わる衝撃的なものになっています。
3位:水曜日のダウンタウン
やらせ以外でも社会問題に
昨今のバラエティ番組の中では、かなりぶっこみ具合がすごい番組として若者を中心に大人気のバラエティ番組です。さまざまな「説」を検証する番組であり、素人や芸人を対象に検証する内容となっています。しかし、あまりにも出来すぎた素人の反応には現実ではありえないのでは?という疑惑があります。
水曜日のダウンタウンでは、ネタバラシをしたときに芸人が「水曜日だろ」という風に、すぐにスタッフが水曜日のダウンタウンであることがバレています。これは鉄板ネタとして面白いのですが、ドッキリを仕掛けられた芸人側は気づいた上で驚いているフリをしているのでは?という疑惑があります。
ある意味でやらせじゃなくて大問題に
あとやらせとか自作自演って叩かれがちなんだけど、イッテQとかマツコの知らない世界とか水曜日のダウンタウンとか自作自演だからこそ面白いと思うんだよなぁ
— せりょー (@seryo001) January 13, 2019
それよりも衝撃だったのは、芸人を拉致するという企画において、その現場を目撃した一般人が本当の拉致だと勘違いして警察に通報したことです。また、としまえんにクロちゃんを監禁して見世物にする企画でも、それを見たいと集まった人だかりが問題となり、テレビでも取り上げられたほうが衝撃かもしれません。
2位:世界の果てまでイッテQ!
他の国に迷惑をかけるのは問題ありすぎる
出演者がクイズの答えを探してロケを敢行するというものが、クイズ要素を撤廃して世界中でさまざまなことにチャレンジする番組になりました。芸人の身体を張った笑いあり涙ありの企画が話題となっており、現在でもとても人気のあるバラエティ番組です。
「世界で一番盛り上がるのは何祭り?」というもので、お祭り男として宮川大輔が様々な国のお祭りに参加するというものです。しかし、ラオスで行われた「橋祭り」は現地では行われていないものであり、イッテQのスタッフが現地で行ったオリジナルのイベントだったことが週刊文春に暴露されました。
他にもやらせ疑惑があり今後が心配
やらせの後なんとなくイッテQは見るのが嫌になった。
— 一言居士 (@aki_ichigenkoji) January 6, 2019
BPO審議入りしたものの、現状はお祭り男の企画を凍結するだけになっており、番組自体は打ち切りになっていません。ランキングでも人気の番組ですが、出川哲朗やイモトアヤコの企画にも捏造ややらせ疑惑があるだけに視聴者の目は厳しくなって番組作りが難しくなっていくことが予想されます。
1位:アフタヌーンショー
まさかの少女暴行を指示した
正午・午後の放送の初のワイドショーという華々しいスタートだったものの、桂小金治の「怒りの小金治」のような激しい企画が人気を博すようになりました。桂小金治降板後は俳優の山田吾一がメイン司会者となるものの不祥事で降板し、司会がころころと変わるということもありました。
これは不良中学生数十人が多摩川河川敷でバーベキューパーティーをしていたところ、暴走族の男が少女5人にリンチを加えて怪我をさせたという内容でした。逮捕された少女の供述から、このリンチが番組ディレクターによって暴走族に指示しておこなったやらせだったことが暴露されたのです。
衝撃は度を越したものだった
被害少女の母親が自殺
その後、被害少女の母親が自殺したことも発覚し、ディレクターは暴行教唆で逮捕されたのです。
ディレクターは罰金10万円の有罪刑と懲戒解雇されたものの、その衝撃度はランキングでも度を越したものだといえます。
ディレクターは暴行を行った少女たちに協力費まで支払っていたことも発覚しています。このことは大きなニュースとなり「やらせ」という言葉が一般に浸透するきっかけにもなりました。
平日正午枠の視聴率(1987/8/24)
— ネコタモさん (@telebisan) January 14, 2019
お昼のワイドショー(日テレ) 5.6%
新伍のお待ちどおさま(TBS) 5.8%
笑っていいとも!(フジ) 20.1%
新・アフタヌーンショー(テレ朝) 3.7%
その後、1987年3月23日に「新・アフタヌーンショー」として番組は再開されます。かつてのアフタヌーンショーとは違って事件を一切扱わないようになり、スキャンダル抜きの芸能情報や生活情報を主にするという内容になりました。しかし、低視聴率と富士山ロケ中に取材クルーが水死事故で半年で打ち切られています。
毎年恒例のチャリティー番組もやらせや黒いウワサが!
24番組テレビにまつわる怪しい情報を調査
「愛は地球を救う」をキャッチフレーズとして始まったチャリティー番組ですが、毎年のようにそのやらせ疑惑に関しての噂が絶えません。とはいえ、1978年に始まったこの番組は当時としては画期的な年末年始や緊急時を除いて通常番組を休止して、特別番組を終夜放送するという画期的なものでした。
このような企画は、もともとは海外で主流だったものを日本でも行ったものといえます。海外と日本との大きな違いは「ギャラが発生している」と言われている点です。初期の総合司会者だった萩本欽一はギャラが「2000万円」であることを示唆しており、嵐も5人で「5000万円」というギャラが発生したと言われています。
明石家さんまは24時間テレビはギャラが発生するため、それが変わらない限り出演しないことを断言しています。
24時間テレビの恩恵を受けているのは、何も出演者だけでなくスタッフもです。特に外部の制作スタッフは通常の番組よりギャラが良いことから喜んで企画に参加すると言われるほどです。そして、放送している日本テレビにはCM収入で20億円近い収入があるのだとか。
メイン企画であるマラソンすらヤラセ疑惑がある
明らかに中盤のタイムと終盤のタイムが違うことから、日本記録よりも早いスピードで後半を駆け抜けたというのは昔からの疑惑でした。そのため、途中で車で移動しているのでは?という疑惑が出るようになったのです。
SNSが発展したこともあり、開始地点が判明するとそこから伴走するような形で実際に追いかけたり、リレー形式で追いかける追跡班と言われる人が出てきました。そのため、現在のマラソンはワープ疑惑は無くなっています。マラソンスタッフがいい感じの時間で武道館に到着するように時間調整しているのはご愛嬌といえます。
なぜジャニーズ推しなのか
2003年に総合司会と合わせてメインパーソナリティという担当が生まれました。また、それよりも前に1995年にSMAPがパーソナリティに登場して以降は、ほぼジャニーズが24時間テレビの重要な部分を担当しました。メインパーソナリティに関しては2003年のTOKIO以降は必ずジャニーズが担当しており、2018年もSexy Zoneがメインパーソナリティを務めています。
このようにジャニーズがメインに起用されている理由には、日本テレビ側がキャスティング権を得ているという噂があります。
つまり、日本テレビが作るドラマなどにジャニーズが出てもらえるようにという局側の思いと、日本テレビのドラマにジャニーズを出したいという事務所側の双方の思惑が一致していると言えるのです。また、旬のタレントをあわせて出すことで募金額を増やしたいという気持ちもあるようです。
末端のADはノーギャラ疑惑
さまざまな問題
上の人間には高額なギャラが発生しているのに、末端のADはノーギャラという話も出ています。
日本テレビの別番組で働いている制作会社のADはノーギャラで24時間テレビの掛け持ちをさせられて徹夜も強いられたという話も出てきています。
また、企画自体も障害を抱えている人に無理やりな企画を強いている風に見えるという批判も出ています。
やらせ番組ランキング21選のまとめ
衝撃的なやらせが多すぎる
SNSが発展した現代において、やらせをするというのは難しい時代になっています。
やらせは「演出」という声も多いですが、それならば堂々と演出であることを但し書きすればいいだけです。
バラエティなんてやらせが基本だからという開きなった制作側の姿勢には衝撃的な驚きを感じる人が多いかも知れません。
「川口浩探検隊」の流れを汲んで放送された藤岡弘探検隊は、見るからにやらせであることから、その演技力を楽しむ番組として今でも伝説的な扱いになっています。やらせならやらせ、ドキュメンタリーならドキュメンタリーとはっきりさせる姿勢が大事になります。
イッテQでは日本ではなくラオスに迷惑をかけており、アフタヌーンショーでは暴行被害が出ています。こういった他人に迷惑をかけるレベルのやらせは大きな問題です。結果的に視聴者離れを生む形になるだけなので、テレビ局には改めてやらせと演出を見直すべき時代になったと言えるでしょう。今後もやらせ番組には注視聴者から意見が出ていくでしょう。今後のメディアの方向性にも注目して行きましょう。
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