実写化した映画の成功&失敗作ランキング45選!あの漫画やアニメがこうなった!
漫画やアニメの人気作品を実写映画化するのが流行っていますが、そういった実写映画は必ず成功しているのでしょうか。実は実写映画の多くは成功だけでなく失敗といえる結果のものもあるのです。そんな実写映画の成功と失敗に関するランキングをまとめました。みんながおすすめの漫画やアニメはヒットしたといえるのでしょうか。残念ながら大コケして失敗したものもランキングでは多いようです。実写映画のヒットして成功したものと失敗して大コケしたものをランキングで楽しみましょう。
目次
実写化映画の成功&失敗ランキング45選!
あの漫画やアニメがこうなった!
公開前までは大騒ぎしていたものの、公開されるとピタリと宣伝が消えてなかったことにされているような作品もあります。原作の漫画やアニメがヒットしているだけに、実写化は大コケしないと考える人も多いかも知れませんが、ランキングではかなり派手に大コケした作品も紹介しています。漫画やアニメの原作ファンが大激怒するような出来のものは大コケしているかもしれません。
漫画・アニメから実写化されてヒットしたおすすめや大コケなど
映画を見てから原作を読んだり見たという人も多く、そこから新しいファンが生まれるのも実写化映画の良いところです。また、映画を見てから原作を読むと良い意味でまったく違うような作品であったり、うまく再現していることに驚くこともあります。
成功と失敗の分岐点とは
漫画やアニメのファンは、現実の世界と二次元の世界の作品を別物と考えていることが多く、漫画だから許されるようなシーンを実写映画化すると「サブイ」という感情を抱くことが多いようです。例えば、漫画でパンチされて飛んでいくシーンを、実写映画で再現したとしても出来の悪いおふざけシーンにしかならないからです。
漫画の中では普通に見える髪型でも、それを現実の俳優がしてしまうとコント衣装のような形になってしまうことが多いです。激しいアクションシーンは再現することが出来ても、大きな剣を振り回したり、魔法を出すようなシーンになると日本の映画ではCGが安っぽく見えてしまうことも多いです。
ランキングの中では主要なキャストの名前も記載していますが、よくよく見てみるとかなりの作品で主要なキャストがかぶっていることがあります。人気俳優や女優を使った大作といえば聞こえは良いですが、実際のところそれだけで成功する映画か失敗する映画か読めるという声もあります。
成功と失敗のそれぞれの映画を楽しめるランキング
制作費が成功につながるのか?
映画を作る上では必ず制作費というものがかかります。数億円から大きなものでは数十億円のお金がかかります。
しかし、お金をかけたからといって成功するわけではないですし、お金をかけていなくても大ヒットすることもあります。
CGを使う作品は特にお金がかかるようですが、それでももう少しどうにかなったのでは?と言いたくなる映画もランキングには出てきます。
ハリウッドとなると、壮大なアクションシーンに多額の費用をかけたCGなど、そのスケールも制作費も段違いとなります。日本の実写映画では努力は感じられるものの、ちょっとお粗末なものもあります。映像がきれいになった分、そういった部分がよりリアルに見えてくるだけに実写化映画はハードルが高いのかも知れません。
成功した映画には、まだ当時は若手俳優や女優だった人物が出演していることもあり、今考えてみるとなかなかの出世作となった成功作品も多いです。逆にこんな映画にこの人が出ていたの?となるような作品もランキングでは出てくるので、主要キャストに注目してみるのがおすすめです。
みんながおすすめできるようなヒットした実写映画と、おすすめできなさすぎて逆に見て欲しい大コケ実写映画があります。そんなそれぞれのおすすめを成功と失敗でランキング形式にしました。こんな漫画やアニメまで実写映画になっていたのかと驚くものもあります。実写化映画ランキングの成功と失敗のスタートです!
実写化映画ランキング【成功】23位~11位
いろいろと実写映画の中でおすすめの作品がある中で、ランキングでは知名度の高いおすすめ作品を成功例として紹介しています。ヒットしたというだけあって、ランキングに登場する作品はどれもおすすめで見ていて損のない作品になっています。
23位:カイジ/人生逆転ゲーム
あの漫画の雰囲気を再現
個性的な絵柄と擬音で有名な福本伸行原作の漫画を実写映画にした作品です。漫画も映画もおすすめできる作品となっており、あの独特な雰囲気を再現して成功した作品です。実写映画作品でも、その演技力を高く評価されている藤原竜也主演だけに安心して見れるヒット作です。
22位:ピンポン
珍しい卓球漫画を実写映画化
漫画のジャンルでも珍しい卓球を題材にしてヒットした作品であり、脚本にはあの宮藤官九郎が担当しています。まるでマトリックスのようなスローモーションを取り入れて、漫画の雰囲気を再現してヒットした作品であり、窪塚洋介ファンには必ずおすすめしたい人気作品です。
21位:GANTZ
日本だけでなく海外でも話題になった
線路に落ちた酔っぱらいを助けようとした主人公が、見知らぬマンションで目覚めてGANTZと呼ばれる謎の黒い球体により、異星人との戦いを命じられるストーリーです。奥浩哉の人気SFコミックを見事に実写映画化に成功した作品であり、日本でヒットしただけでなく海外でもヒットした作品です。
漫画、アニメから実写された映画ならるろうに剣心、東京喰種、GANTZがすきですね。
— 無害なカオナシ (@kaonashi119) December 5, 2018
実写化映画となることが発表されたときは、かなり失敗作の雰囲気が漂っていると不安視する声も多かったようです。しかし、蓋を開けてみれば見事に成功した映画となっており、続編も制作されるなど驚きの結果になったといえます。難解なストーリーをうまく映像化しているだけに、それぞれのキャストの入り込みが成功の理由だったのかもしれません。
20位:いぬやしき
まさかの木梨憲武主演に
こちらも奥浩哉原作の大ヒット漫画を実写映画化した作品です。監督もGANTZと同じ人になっているだけに、GANTZファンにもおすすめ出来る作品です。定年を目前に控えた初老のサラリーマンが機械の体に生まれ変わることから始まるストーリーです。
19位:海街diary
人気女優たちで実写映画化された作品
世界的にも評価の高い是枝裕和が監督を務めた作品です。原作の漫画はマンガ部門優秀賞やマンガ大賞を受賞した作品であり、家族の絆を描いた作品です。綾瀬はるかや長澤まさみなど人気女優が出演しているだけに、漫画も女優のファンも楽しめる人気作品です。
18位:3月のライオン
神木隆之介主演で前後編で公開された
幼い頃に交通事故で両親と妹を無くし、棋士に引き取られた少年がプロ棋士を目指すストーリーになっています。染谷将太が特殊メイクで二海堂晴信役を演じているのも注目の点です。やはりこの映画がヒットしたのは神木隆之介のイケメンっぷりです。実写系の映画がとても似合うだけにランキングでもおすすめです。
映画 3月のライオン 前編後編
— なりとも (@ONeillmacgyver) January 27, 2019
実写化映画の中ではいい方、原作知らない人はこれを導入としてマンガを見ればハマること間違いなし、将棋だから観ないってのはもったいない。将棋は1つのエッセンス。家族・夢・いじめ・勝負・恋。人生はいろいろ起きますね #3月のライオン #実写化映画 #羽海野チカ pic.twitter.com/fNhufVMjXi
題材が将棋ということもあり、原作漫画を読んだことがない人も多かったかもしれません。それだけに実写映画のほうを見て3月のライオンを好きになり、原作漫画に手を出した人も多いかも知れません。双方にとってメリットの多かった作品といえるだけに、実写映画のお手本となるような良い作品でした。
17位:心が叫びたがってるんだ
今後の実写系映画を背負う出演陣
こちらは2015年公開のオリジナル長編アニメ映画が原作となっている作品です。人気アイドルグループのSexyZoneの中島健人主演となっているだけに、ランキングでも話題となった作品です。「君に届け」や「遠キョリ恋愛」など青春映画を得意としている熊澤尚人監督が担当しています。
16位:東京喰種トーキョーグール
別の意味で注目されたことが惜しまれる
原作漫画が大ヒットしてコスプレ界隈でもマネる人が多かった作品です。人間を喰う「喰種」と呼ばれる存在がメインであり、主人公は人間と喰種の両方の特徴を持つ人物になってしまったところから始まります。映画自体とてもいい作品ですが、清水富美加が芸能界引退を発表した直後だっただけに、別の意味で注目された作品です。
実写版東京喰種2あるんやな。月島役に松田翔太・・・松田翔太!
— 特撮蛞蝓ぬめりちゃん (@rorisuda) January 22, 2019
東京喰種の続編映画は2019年公開を予定しており、清水富美加が演じた霧嶋董香役は山本舞香が演じることが発表されています。ヒロイン役交代といえば、過去にNANAでハチを演じていた宮崎あおいが降板して、続編では市川由衣が演じるということがありました。こういった点を踏まえながら、東京喰種の続編に期待です。
15位:魁!!クロマティ高校/THE★MOVIE
まさかの実写映画化
週刊少年マガジンで連載されたシュールで、かなり独特な世界観を持つ漫画を実写映画化しました。不良の巣窟で真面目な主人公が学校を変えるために、いろいろと動くストーリーです。プロレスラーの高山善廣も出演しているなど、シュールさの中に驚きの出演陣がランキングでもおすすめです。
14位:君に届け
ファンも受け入れられる出来
恋愛漫画として大ヒットして成功した作品だけに、実写映画化となるとキャストがとても選びにくいともいえます。ランキングでも成功の作品は、女性ファンの期待にどれだけ答えられるかという点をクリアした作品と言えます。男性側に三浦春馬を選び、女性側に多部未華子というのはうまくファンの気持を汲み取ったチョイスだったといえます。
まんまと三浦春馬に惚れたので君に届けを見たけど、少女マンガの実写なのにキスシーンはおろか一番近い接触が手を繋ぐだけなのにまぁキュンキュンするからすごいし、例の如く風早くんが爽やか国の爽やか王子みたいな、もう爽やかが限界突破みたいな、はい惚れた
— いーれん (@minty_0o0) August 25, 2018
恋愛漫画を実写化映画するときのお手本のような作品であり、キャストさえ選び間違えしなければヒットするという作品です。かなり原作漫画のファンが居るだけに、変なキャストを選んでいたらバッシングがすごかったかもしれません。とことん男側をイケメンにして、女の子を多部未華子という良い意味で身近な雰囲気のある女優を選んだのが正解だったといえます。
13位:るろうに剣心
蓋を開けてみれば大ヒット
週刊少年ジャンプの大ヒットした漫画を、佐藤健で実写映画化した作品です。現在も原作は待望の北海道編が連載開始されており注目されています。監督はNHK大河ドラマの「龍馬伝」や「ハゲタカ」を担当した大友啓史監督です。
ランキングの中では、その成功を表すように3作まで作られた作品として大ヒットした作品といえます。伝説の人斬り抜刀斎である緋村剣心が、明治維新後に「殺さずの誓い」を立てて、人を決して切ることが出来ない逆刃刀を携えながら、時代の変化に身を委ねる物語です。
るろうに剣心が失敗にならなかった理由とは
実写版るろうに剣心ホンマにおもろいんやが
— 青山紬モカさん (@Aoyama_Moka_san) January 19, 2019
るろうに剣心も今になって冷静にみれば、失敗しかねないアクションシーンも多々あるといえます。それでもるろうに剣心の実写化映画が成功したのは、しっかりとキャストを選んだことや、ある種の時代劇のように割り切って作ったことかもしれません。原作の必殺技も変な特殊効果を使わずに独自の解釈で行っているのも評価点です。
12位:HK変態仮面
まさかのギリギリ作品を実写映画化
拳法部のエースであり、正義感あふれる少年は人には言えない秘密がありました。それは、頭にパンティをかぶると殉職した刑事の父の正義の血と、SM嬢の母の変態の血が同時に発売し、超人パワーを持つ正義の味方「変態仮面」へと変身するという、とんでもストーリーです。
週刊少年ジャンプで連載された伝説的な漫画を、まさかの鈴木亮平で実写映画化した作品です。本当に鈴木亮平はどんな作品でも100%の力で演じる人物であり、引き締まった身体が逆に変態具合を引き立てています。ちなみに、原作の大ファンである小栗旬が脚本協力として参加しています。
11位:宇宙兄弟
夢を信じる力を体感できる映画
こちらは、アニメ化もされておりアニメも無事ヒットした作品です。日本人初の宇宙飛行士になるという夢を追い続ける兄弟の姿を描いた作品で、小栗旬と岡田将生というイケメンコンビが主演を務めました。
小栗旬は実写化映画の成功者
この映画がヒットした背景には、あのJAXAが完全協力した作品となっており、さまざまなコラボ企画やイベントが行われた作品となっています。兄弟愛を温かく描くとともに、夢を信じ続けて追いかけ続ければ必ず叶うという気持ちにさせてくれるおすすめな作品です。
宇宙兄弟の実写映画観たけど小栗旬て何でも実写にできちゃうからすごい…
— あこ (@aco_shiki) September 4, 2018
ランキングの中では小栗旬の名前が何度か出てきます。小栗旬が出ていればほぼ成功といえるほど、実写化映画での演技力やなりきり感が高い人物です。とにかく、とことんまでキャラになりきるタイプといえるだけに、イケメンから三枚目っぽい演技まで幅広くこなしています。
実写化映画ランキング【成功】10位~4位
ランキングで成功した実写映画化された作品は、どれもヒットするような要素を兼ね備えた作品だと言えます。無理に原作の漫画やアニメに寄り過ぎていないというのも重要なポイントかも知れません。また、ほどよい遊び心がそういった成功につながるポイントであり、ファン納得の人選を行えたことが成功の秘訣かもしれません。
10位:NANA
主題歌も爆発的なヒットを記録
人気少女漫画であり、累計発行部数は2300万部という大ヒット漫画を実写映画化した作品です。人気歌手である中島美嘉と当時は若手女優として注目されていた宮崎あおいを主演にして描かれた話題作です。
この映画はヒットして成功したのはもちろんですが、主題歌となった中島美嘉が歌う「GLAMORUS SKY」のヒットも凄まじいものでした。この曲は原作者の矢沢あいが作詞を担当し、L'Arc~en~Cielのhydeが作曲・プロデュースした作品になっています。オリコンのウィークリーチャートでも2週連続1を記録しています。
9位:デトロイト・メタル・シティ
松山ケンイチの原作再現度が話題に
オシャレで渋谷系ポップミュージシャンを夢見て状況した主人公が、ふとしたことから奇抜なメイクと演奏を行う悪魔系デスメタルバンドの「デトロイト・メタル・シティ」のギターボーカルになってしまうストーリーです。
原作の漫画自体がかなり奇抜な作品だけに、実写映画化は厳しいと言われていたのですが、あの松山ケンイチが完全に主人公のヨハネ・クラウザー二世になりきっているのが成功した理由だといえます。ランキングの中でも実写映画化の衝撃度としてはトップクラスの作品です。
8位:テルマエ・ロマエ
どっちが実写かわからない阿部寛のハマりっぷり
原作漫画は、マンガ大賞2010や第14回手塚治虫文化賞短編賞を受賞した作品です。古代ローマ帝国の浴場設計技師ルシウスが現代日本にタイムスリップしたというストーリーになっています。日本の風呂文化をルシウスが学んでいく姿を描いたややコメディな雰囲気がありおすすめな作品です。
何よりも古代ローマ人を描いた作品でありながら、日本人の阿部寛の彫りの深さがベストマッチすぎて、本当にローマ人かと思ってしまうほどの作品です。ちなみに、上戸彩演じるヒロインは映画オリジナルのキャラクターとなっており、そういった違いを楽しめるのも成功した理由かもしれません。
テルマエ・ロマエには成功の秘訣が隠れている?
アニメ実写化の成功失敗の法則見つけた
— ガナドウ(旧:定食ぃ) (@gana_dou) August 15, 2018
失敗
鋼の錬金術師→西洋人になりきらなかった
進撃の巨人→同じく
テラフォーマーズ→ 同じく
成功
テルマエロマエ→古代ローマ人になりきった
変態仮面→変態になりきった
銀魂→美男美女なのに三枚目になりきった【NEW】
ランキングのネタバレになる部分はありますが、こちらの口コミにはこのランキングの成功と失敗映画のランキングにつながる秘密が隠されています。実写化映画では、どこまで「なりきれるか」というのが重要な成功の秘訣なのかもしれません。
テルマエロマエはマンガの実写化では貴重な成功例だと思うん 原作者にあまりお金が入って来ないこと以外はん
— アミエッタ (@kirietta) January 13, 2018
この口コミのように、多くの実写化映画に関しては原作者にとっては諸刃の剣のような部分が多いです。あくまで作品を実写化する上では、それほどのロイヤリティが発生しないことが多いそうです。映画が成功してくれれば原作を買ってくれる人は増えるかもしれませんが失敗した場合は、原作者も叩かれる場合もあるようです。
7位:海猿
漫画実写映画化のブームのきっかけに
原作は「ブラックジャックによろしく」でも有名な佐藤秀峰が原作の漫画です。まずは2002年にテレビドラマ化されてヒットしたのを受けて2004年に映画化されたという流れを含んでおり、いくつかの続編が作られた実写化映画のブームのきっかけになった作品と言えます。
若き海上保安官たちが、厳しい訓練を積んで人命救助のエキスパートとなる潜水士として成長していく姿を描いています。熱い青春激となっており、男らしい出演陣が成功のポイントになっており、ランキングの中でもカッコイイ男の仕事を堪能したい人におすすめのヒット作です。
6位:ハチミツとクローバー
蒼井優のハマり役となった実写化映画
ハチクロと略されて、今でも人気のある成功した実写化映画です。作者の羽海野チカはランキングで登場した「3月のライオン」の作者でもあり、優しいタッチが特徴の漫画化です。このハチミツとクローバーの漫画版の一部のエピソードには作者の失恋経験が元になっており、そういった点も注目の作品です。
キャストには嵐の櫻井翔、蒼井優、伊勢谷友介などの豪華キャストで実写映画化が行われています。特に花本めぐみ役を演じた蒼井優の評価が高く、蒼井優の中でもっともはまり役だった作品と言われるほどです。見ていて胸がほっこりする温かい作品なので、ランキングでも癒やしと恋を求めている人におすすめです。
5位:モテキ
どこか憎めない主人公の恋愛劇
三十路間近のモテない草食系男子が主人公の作品です。ある日、突然知り合いの女の子から次々と連絡が入り「モテ期」がスタートするのですが、これまでモテ期が来たことがなかった主人公は、ついつい逆走してあと一歩踏み出せない展開が見どころです。
先にドラマ化されており、こちらも主人公は映画版と同じ森山未來が演じています。ドラマ版では野波麻帆、満島ひかり、松本莉緒、菊地凛子が女性陣を演じています。映画版では長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子が演じているので、そういった演じているキャストとストーリーの違いを体験するのをおすすめします。
4位:ALWAYS/三丁目の夕日
昭和30年代を舞台にした哀愁漂うストーリー
昭和33年の下町を舞台にした作品であり、意外に漫画原作であることを知られていないかもな作品です。原作漫画は西岸良平の漫画「三丁目の夕日」です。体力の衰えなどを理由に現在は月イチ掲載となっているものの連載が続いています。
オールドな雰囲気がたまらない哀愁漂う作品として、大成功した作品となっています。続編も製作されており、さまざまな映画賞を受賞した作品です。舞台はまだ、建設中の東京タワーを望む下町となっており、今は見ることのできない家族の姿と明日への希望が描かれた素敵な作品です。
実写化映画ランキング【成功】3位~1位
ランキングではさまざまな成功した実写化映画を作品してきました。そんな成功した実写化映画ランキングも残すところトップ3です。社会的なヒットになった作品がトップ3に成功例として上がっており、改めてその完成度の高さを伺うことが出来るものになっています。
3位:20世紀少年
全3部作の人気作品
「YAWARA!」や「MONSTER」など、さまざまなヒット作を持つ浦沢直樹原作の作品として、豪華出演陣で製作された実写化映画です。監督には「TRICK」で有名な堤幸彦が担当しており、全3部作で60億円をかけて製作されたそうです。
この作品は、小学生の頃に遊びで描いた「よげんの書」の内容通りに、世界滅亡の危機が現実に起こりつつあるというストーリーになっています。そのことに気づいた主人公のケンヂは、かつての仲間を集めて世界を救うために立ち上がることを決意します。
唐沢寿明の熱い演技と気になる「ともだち」の正体
20世紀少年の映画がやっぱり一番好き
— テ ラ ブァ ブリ ッ ク(オーラル神戸) (@jakuzureTemPLe) March 7, 2018
実写化映画の成功のポイントとして、必ずしも原作を読んだことがある必要がないというのがあるかもしれません。この作品では、そういった原作を読んだことがない人にも物語がしっかりと丁寧に伝わる作りになっています。そういった点で3部作として作られた点も成功であり、気になる「ともだち」の正体を続編で追いたくなる作りになっています。
実写版の20世紀少年よかった。公開当時わくわくしながら友達と観に行った記憶がある
— ヤドたま(たまご太朗) (@TAMAGOTAROU1215) September 25, 2018
ランキングの中でもトップクラスにキャストが豪華だった作品と言えます。主演の唐沢寿明や豊川悦司だけでなく、常盤貴子に香川照之、石塚英彦に宇梶剛士、宮迫博之に生瀬勝久に小日向文世、佐々木蔵之介と主要キャストだけでも驚きです。それ以外の脇役でもかなり豪華となっており、そういったキャストを見るだけでも価値がある作品です。
2位:デスノート
藤原竜也と松山ケンイチの熱い頭脳戦
週刊少年ジャンプで連載され、大ヒットした作品を藤原竜也と松山ケンイチで実写化映画して成功した有名な作品です。デスノートと言われる死神が落としたノートに、名前を書かれた人間は死ぬというものになっており、誰にも負けない頭脳を誇るエリート大学生夜神月がそれを使って理想の世界を築こうとするストーリーです。
しかし、そんな彼は世界中の犯罪者を独断でさばき始めるものの、名探偵のLと言われる青年が夜神月を徐々に追い詰めていく展開になっています。原作の雰囲気を非常にうまく再現した演出になっており夜神月もLもキャストが完璧にハマって成功したといえます。
スピンオフ作品も映画に
個人的な観念だけどデスノートの特に映画は本当好き
— ひなちゃそ (@skydream_chaso) October 24, 2018
本編の主人公である夜神月だけでなく、人気の天才探偵であるLを主人公としたスピンオフ映画も製作されました。デスノートを巡って最後まで決着がどうつくかわからないものとなっているので、ドキドキでハラハラな展開になっています。
個人的にアニメの実写化で成功したのってデスノートくらいだと思う
— ふ ま (@hum4_) September 22, 2018
少なからず賛否両論が出る実写化映画において、デスノートに関しては原作ファンもかなり評価している作品として成功の声が多いです。本当に成功した実写化映画の中で名前が挙がる作品となっており、カイジやデスノート、またバトルロワイヤルなどと合わせて藤原竜也が出ている実写化映画は成功するといえるかもしれません。
1位:銀魂
本気でバカをやってるから成功した
こちらも週刊少年ジャンプで大ヒットした作品で、原作の漫画も大ヒットした人気作品です。ギャグシーンとシリアスなシーンのギャップがすごい漫画であり、江戸時代末期を題材にしたややSF的な要素とギャグが人気の漫画です。
江戸時代末期、宇宙人によって地球は開国をしたというストーリーになっており、侍たちは廃刀令によって行き場を失っていました。そんな中で、のんびりと万事屋という何でも屋を営む侍の坂田銀時と、そこで生活することになった志村新八と神楽を中心としたドタバタストーリーとなっています。
まだまだ続編が作られそう
銀魂全然知らなかったけど今日映画観ておもしろいなっておもった🤣
— 環 果 (@____wk_s) September 2, 2018
出演陣がとても豪華なだけでなく、原作のギャグシーンを全力で再現するというバカをやりとげた作品になっています。人気俳優の小栗旬はもちろん、若手俳優として人気の菅田将暉や1000年に1人のアイドルと言われた橋本環奈もギャグシーンを思いっきり演じています。映画は2作目まで製作されましたが、まだまだ続編の可能性はありそうなので注目の大成功作品です。
子どもが寝てる隙に念願の実写銀魂2じゃあぁー!!
— ありぃ (@r5aas) January 28, 2019
イケメン達がみんな素敵!
スクリーンで観るべきだった!!
銀魂3があったら絶対映画館行く!!
#銀魂2
続編となった「銀魂2」も大成功しただけに、まだまだ物語は完結していない形になっています。原作の漫画もかなりの長期連載となっただけに、じっくりと続編を作ることが出来る作品となっています。映画の中ではかなり身体を張ったギャグシーンがあるだけでなく、こらえきれずに笑ってしまっているシーンがあるなど見どころいっぱいです。
実写化映画ランキング【失敗】22位~11位
ここからは、逆に実写化映画として失敗した映画をランキングとして紹介します。なぜ、大コケしてしまったのかという点を含めて失敗した実写化映画作品のランキングに注目です。
22位:ルパン三世
さすがの小栗旬でも厳しい出来
ランキングの中では成功した作品側でも度々登場した小栗旬が主演の、あのルパン三世の実写映画化です。しかし、いくら小栗旬といっても、あのルパン三世のキャラクターを演じるのは無理があったといえるかもしれません。何よりも肝心のストーリーがまとまりがなく、どの時代のルパン三世の作品を元に考えたのかも不明です。
21位:スペースバトルシップヤマト
いまさら木村拓哉では厳しかったのかも
オールドアニメの名作である「宇宙戦艦ヤマト」を実写映画化した作品です。やはりこの作品が失敗して大コケした理由には、結局古代進じゃなくていつものキムタクがいただけという作品でした。逆に柳葉敏郎演じる真田志郎が似すぎてて、そちらのほうが楽しかった作品かもしれません。
20位:進撃の巨人
ワイヤーアクションが好きなら見ても良い
漫画もアニメも大ヒットして若年層に大ブームとなった作品です。しかし、映画の評価はあまり良くなかったことや、ワイヤーを使ったアクションシーンが酷評されたことから、特殊造形プロデューサーがTwitterで逆ギレしてしまった映画です。予算が無かったという理由もあったようですが、なら無理やり実写映画化しなくてもというファンの声が多かったです。
実写版『がっこうぐらし』が(悪い意味で)話題になっているが、
— 聖 (@sei070231) January 27, 2019
実写版『進撃の巨人』も
ほとんど原作無視・立体機動シーン及び戦闘シーンの迫力の無さ・時代設定がおかしい
などと自分は残念な作品に感じた
(実写化反対派・進撃の巨人好きだからかもしれないけど)#がっこうぐらし実写化 #進撃の巨人
失敗の理由には、進撃の巨人という題材を選んだのに、その設定や良さを無視した作品作りであることが問題といえます。再現出来ないなら元から映画化しなければよかったのにというファンの声がたくさんあるだけに、実写化映画になることが発表されたときから反対の声が多かったようです。
19位:暗殺教室
漫画の雰囲気を再現するのは難しかった
この映画はそこまで大コケで失敗したというわけではないのですが、大きな問題はTVアニメ版がまだ完結していない段階で、卒業編の予習として地上波で盛大なネタバレをしてしまうという失敗を犯しました。漫画ではなく、アニメだけを見ていたファンからすれば最低なネタバレだったといえます。
今更今更今更ながら暗殺教室の実写版みたけどやっぱ好きではない😂😂
— 𓃺𓈒𓏸 まいまい .。 (@pp__princess) January 19, 2019
暗殺教室に関しては、成功とまではいかないまでも失敗といえるかは難しいという声が多いです。原作もかなりのトンデモ展開だけに、実写映画でもむちゃな部分はあるだろうという前提があったといえます。出演しているキャストに関しては、菅田将暉や武田玲奈など光る演技を見せている人物もいただけに、アクションシーンが惜しかった作品かもしれません。
18位:ドラゴンボールエボリューション
ハリウッドが作っても大コケの予想は出来た
さすがにハリウッドでも、ドラゴンボールの実写映画化は無理があるだろうと予測した人たちは正解だった作品です。PVだけを見れば楽しい作品と評価されるように、映像に関してはさすがハリウッドでした。しかし、脚本とキャラクターの設定は、原作ファンを呆れさせるようなものでした。
「ドラゴンボールエボリューション」
— だお中尉P@休職じゃなくなるマン (@P87204059) July 23, 2018
ハリウッドで実写化されたドラゴンボール。日本と実写のレベルちゃうしいけるやろ!と思ってみたのが運の尽き。え?なにこれは…としか言えない内容。友達とドラゴンボールごっこして遊んでたほうが絶対楽しい作品でしたね。
明らかに実写映画化するのは無理がある作品だっただけに、見に行った人たちもハードルを下げていたようです。しかし、そのハードルの下を行く作品だっただけにかなりの酷評となっています。一昔前ならこういった悪乗り的実写化映画はハリウッドでもありましたが、2010年を前にこのおふざけは原作者も冷や汗ものだったようです。
17位:斉木楠雄のΨ難
努力は感じられる失敗作
「勇者ヨシヒコ」シリーズや「銀魂」を手がけた福田雄一が監督を担当しているだけに、バカ映画としては楽しめる作品です。とはいえ、なぜこの大コケするのがわかっているような作品を実写映画化したのか不明な作品です。レンタルや配信で楽しむ分にはおすすめできるバカ映画で、新井浩文の燃堂力の再現度は大成功です。
16位:ガッチャマン
タツノコプロ系は失敗の代表格
誰がどう考えても大コケする要素しかないガッチャマンの実写映画化です。松坂桃李、綾野剛、剛力彩芽、濱田龍臣、鈴木亮平という豪華キャストながら、あまりにもひどすぎる脚本が台無しにした作品です。本編の半分は彼らのヒーロー論、残りは剛力彩芽演じるジュンが松坂桃李演じるケンにちょっかいを出す映画です。
15位:ひぐらしのなく頃に
まるで自主制作映画
ストーリーは舞台は昭和58年、かつて鬼が住んでいたと言われる雛見沢村に東京から引っ越してきた主人公に巻き起こる怪事件となっています。もともとは、同人製作によるゲームが元となっており、漫画化やアニメ化も大成功した作品です。しかし、まだまだ新人に近いキャストによる演技はあまりにもひどいものでした。
14位:CASSHERN
キャシャーンである必要が無い
宇多田ヒカルが元嫁として有名な紀里谷和明が監督を務めた映画です。CASSHERNというタイトルよりも、原作である「キャシャーン」という名前ならピンと来る人も多い作品かもしれません。基本的に原作の設定を改変しまくっており、見どころは映像美だけになっています。当時はまだ結婚していた宇多田ヒカルの主題歌ぐらいが見どころです。
宇多田ヒカルの元旦那の紀里谷和明、実写キャシャーンを撮った時わりと叩かれたけど、「PV監督が何でわざわざ映画を?」というインタビューに、何故か泥酔しながら「俺はおしゃれな奴らとPV作るより、小汚い奴らと汗まみれで映画作る方がずっと楽しいんだよ!」ってて、そこは超好きですね。
— みそしる (@sssgantan) June 5, 2018
そもそもキャシャーンの映画監督を担当した紀里谷和明は、映画監督としては実績がない中での挑戦でした。そういった意味では、やはり作品を作る監督という人の重要性を感じさせるような作品と言えます。その後も「GOEMON」、ハリウッド進出作品の「ラスト・ナイツ」と挑戦しましたが評価は芳しくありません。
13位:逆転裁判
コスプレ感が大コケの理由かも
2001年に発売されて大ヒットしたゲームの実写映画化した作品です。法廷バトルアドベンチャーゲームというジャンルになっており、その世界観を再現しようとして大コケした作品となっています。失敗の理由は、やはり無理にゲームの雰囲気を再現しようとしたコスプレ感のある衣装といえます。
12位:銀の匙
典型的な改変失敗で大コケ
「鋼の錬金術師」の作者として有名な荒川弘原作の漫画を映画化した作品です。いろいろと失敗した要素はあるといえますが、とにかく原作の内容を映画にまとめようとして失敗した作品と言えます。また、原作漫画も実写映画の酷評が関係してか休載がちになるなど、誰も得しない実写映画化となりました。
授業で実写版『銀の匙』観たけど酷すぎて途中から睡眠時間に充てた
— エスパー (@mel__gib) November 5, 2018
原作は高い評価を得ており、農業や畜産系に関する業界に携わりたいと感じた学生も増えたと言われるほど影響力がありました。実写化映画としては、主演の中島健人ファンからは楽しめる作品だったという意見も多いようですが、アイドルファン以外が見ると厳しい意見も多いようです。
11位:タイガーマスク
そもそも実写映画化されたことを知られていないかも
原作は説明も不要と言える梶原一騎、辻なおき作画による作品です。また、アニメも大成功した作品だけに、当時にうまく実写映画化していればよかったかもといえる作品かもしれません。主演はウエンツ瑛士が演じており、そもそもこのような映画があったことも知られていないかもしれません。
タイガーマスクの正体である伊達直人が登場するのは同じなのですが、伊達直人がマスクを装着するとタイガーマスクに変身するという、謎の改変が行われています。基本的に原作とはまったく違うものとなっており、原作ファンは卒倒ものとなっています。
実写化映画ランキング【失敗】10位~4位
実写化映画のランキングで失敗した作品たちは、やはり謎の改変が大きなポイントになっています。原作どおりに設定に作っていれば一定の評価が得られたであろう作品も、造り手側が自分の色を出したいと考えたのか重要な設定を改変したことで、原作ファンをぽかんっとさせてしまったのが失敗の大きな理由と言えます。
10位:今日から俺は!!
2018年のドラマ版は大成功
2018年に賀来賢人と健太郎で放送されたドラマ版が大ヒットしたのは、記憶にあたらしいですが、実は昔に実写映画化が行われていました。いわゆる不良ドラマや映画などが流行っていた時代だけに、すぐに実写映画化されたようですが安っぽい演出も多く、大コケとまではいかないまでも失敗だったようです。
9位:北斗の拳
大コケしたけど笑える失敗作品
実写版の北斗百裂拳をとくと見よ!
公開年:1995年4月22日
上映時間:92分
監督名:トニー・ランデル
代表的な俳優:ゲイリー・ダニエルズ、コスタス・マンデラ
視聴可能なサービス:Netflix、DMM.com
一部のファンには有名な伝説のハリウッド版の北斗の拳です。ドラゴンボールがハリウッド映画化されるはるか前に実写映画化された作品だけに、すべてをネタとして見ると楽しめる作品となっています。
予告編の40秒あたりから、伝説のハリウッド版北斗百裂拳を見ることが出来るので一度見ておくのをおすすめしたい映画です。しかし、アクションシーンに関しては非常に努力しているので、その点は評価している人も多いです。ちなみに「時計じかけのオレンジ」のマルコム・マクダウェルも出ています。
8位:ジョジョの奇妙な冒険/ダイヤモンドは砕けない
第一章だが大コケで続編は厳しいかも
週刊少年ジャンプで連載され、シリーズ累計発行部数はなんと1億部を超える大ヒット漫画です。日本だけでなく世界的にコアなファンがいる作品であり、東方とワーナー・ブラザースが初タッグで製作された実写映画です。
この映画は、監督の三池崇史が原作の荒木飛呂彦を口説き落としてなんとか実写映画化出来た作品であり、実写の構想は10年ほど前からあったそうです。タイトルには第一章とついていますが、原作の第4部の長さを2時間ほどの映画に収めるのは不可能だと考えたことから、ひとまず第一章となっているそうです。衣装を含め、すべてがコスプレ感絶大な作品です。
7位:四月は君の嘘
ドラマ向きな作品を映画化して失敗
漫画やアニメがヒットした感動的な作品を映画化した作品ですが、失敗の大きな理由は2時間映画では無理があったということです。原作の漫画は時間経過を経て、登場人物たちの心情の変化があるだけに、2時間映画ではいろんなことが当然変化してしまい、感情移入できないものとなってしまいました。
6位:テラフォーマーズ
キャストを含めて見どころが少ない
ストーリーは、火星で人型に進化したゴキブリ「テラフォーマー」と人類との壮絶な戦いを描いたという話です。キャストに関しては豪華とは言えますが、伊藤英明も海猿のような良さを出せることもなく、一部のキャストは何も見どころがないままにやられてしまうというゲスト出演のような作品です。
失敗した理由といえるものは、壮大なストーリーに対して映像はそれを感じさせてくれないミニマム感といえます。やはり正直なところ、もっと予算があれば良いものが作れた!というのが反論かもしれません。ほとんど物がない火星という場所を、どのように描くかという点を工夫することが出来ればよかったかもしれません。
旬や話題性だけを優先したのかも
テラフォーマーズの実写見てるけどコスプレイヤーよりもザツなコスプレでやばい
— かさいあみ@自転車垢 (@kasai_TDF) November 16, 2018
日本にもハリウッドのようなSF映画が作れるんだ!という熱い意気込みはあったのかもしれませんが、口コミでは失敗作として代表的な作品となってしまっています。何よりもテラフォーマーズの酷評の中には、ネタ映画としても勧められないという口コミもあり、今後も続編が作られる可能性はなさそうです。
5位:氷菓
もうすこし学生感のあるキャスティングが求められた
原作は米澤穂信の小説で、アニメは「涼宮ハルヒの憂鬱」や「けいおん!」などで有名な京アニ製作のものとなっているだけに、かなりキャラクターがかわいい作品です。それだけにそういったファンがいる作品を、あえて実写化するという無謀な行為を行った結果、おもしろくないという感想だらけになりました。
姉の命令で廃部寸前の古典部に入ることになった主人公と、同じくある事情から古典部に入ってきた女の子が学園内で起きる不思議な出来事を推理して解決するストーリーです。学園ミステリーとしては中途半端な出来上がりになっており、全体的にキャスト陣の制服姿が無理があるのがつらい作品です。
4位:鋼の錬金術師
予告編の段階から厳しい意見が殺到
原作はランキングにも登場した「銀の匙」の荒川弘となっており、いまだに根強い人気のある漫画です。それだけに、かなりハードルが高い作品となっており、実写化するというのは厳しいものだったといえます。それだけに、キャスティングの段階から公式とは別に、ファンが考えたキャスティングがSNSで「こっちのほうが見たい」と話題になる始末でした。
主人公のアルのCGに関しては高い評価があるものの、それ以外のCGがネタ化されてしまうものとなっています。やはり原作の錬金術という世界観を映画で再現する難しさを感じるものとなっており、バトルシーンにチープさを感じるという意見が多いようです。結果的にはアルのCGと松雪泰子の評価だけが高い作品となりました。
日本映画の可能性とだめな点の両方が入り混じった作品
「鋼の錬金術師」見た。実写化に踏み切った行為を挑戦と言うべきか、無謀と言うべきか。どちらにしても残念な結果であった。日本人にあの衣装と、テンションの演技はやっぱり無理だ。アルフォンスはその場に存在しているようなクオリティで唯一の褒められるポイント。
— spail (@spail10) January 24, 2019
珍しく、子役が下手な映画。 pic.twitter.com/Hv4mxXkwTI
そもそもの原作が洋風な世界を舞台としているだけに、どうしても日本人を中心としたキャストに無理があったといえます。また、海外での撮影もそれをうまく生かしきれておらず課題の多い作品と言えます。しかし、何度も言うようにアルのCGに関しては本当に素晴らしい出来となっているだけに、今後も可能性のある演出だったといえます。
実写化映画ランキング【失敗】3位~1位
近年の実写化映画の大コケする一番の理由は、同じキャストの使い回しです。男性では山崎賢人、女性では剛力彩芽が主役になることが多く、ランキングの作品では度々その名前が登場していることからも原因が伝わってきます。
3位:黒執事
原作ファンが悲鳴をあげた実写映画化
巨大企業ファントムの若き総帥である幻蜂汐璃は、ある理由から女であることを隠して生きる男装の霊場です。そして、女王の密命により、、難事件をうあらで解決するという使命を負った名門貴族ファントムハイヴ家の末裔でもありました。任務と財産をある復讐に利用するため、美しく冷酷な悪魔の執事のセバスチャンと契約し、事件を解決していきます。
水嶋ヒロは2010年の実写映画化された「BECK」以来の約3年ぶりの俳優復帰作品でした。問題だったのは、剛力彩芽を出演させるためだったのか、原作の設定を変更させて、男装の令嬢という設定にしたことです。また、キャラクターの名前も日本人名に変更されており、主演ドラマだった「ビブリア古書堂の事件手帖」と合わせて酷評されています。
当時のゴリ押し問題
未だに実写化で1番最悪なのは黒執事のシエルを剛力彩芽がやったこと
— NiA@シャルル歌いました (@etoile_NiA) February 20, 2018
ランキングでも、最近では山崎賢人が、そして一時期は剛力彩芽や福士蒼汰が実写映画化作品のメインを務めています。単体で見ればそれほどひどくない作品でも、実写映画化とセットで主要キャストに同じ人が選ばれるという流れは、それだけで大コケしたり失敗する原因になっています。
実写黒執事めっちゃ面白かったのめっちゃわかる
— みい@カワカル2/17 2部 (@mii311) September 13, 2018
服もねえ…凝っててねえ…剛力彩芽ちゃんによく似合っててねえ…
口コミでも、落ち着いて見ればそれほどひどい作品ではないという声も多いのですが、当時はそういったゴリ押しとまで言われたキャスティングが失敗する原因だったといえます。そのため、多くの失敗作と言われている作品も、今見てみればそれほどひどくなかったかもという声が多いのも現実です。
2位:BLEACH
世界観に入り込めないまま終わる
週刊少年ジャンプで連載され「ONE PIECE」などと一緒に長期連載された漫画です。幽霊が見えてしまう黒崎一護は、ある日突然、人の魂を喰らう巨大な悪霊「虚」に遭遇します。そのとき、死神を名乗る朽木ルキアが現れたものの、黒崎一護は重症を負ってしまったのでした。
ルキアは最後の手段として、本来は人間には与えてはいけない死神の力を一部だけ黒崎一護に渡したことで、黒崎一護は死神代行として戦いの日々に身を投じるというストーリーです。原作漫画では主人公が大型の剣を振り回すというだけに、その時点で実写映画化は厳しいと判断するべきだったかもしれません。
続編を考えた作りだったのかもしれない
映画実写版BLEACHってやる意味あったの?
— ともやん8日女王蜂×UVERworld (@one_ok_69) January 26, 2019
この映画を担当した監督は「アイアムアヒーロー」や「いぬやしき」など、漫画原作の作品をうまく実写映画化した人でしたが、それでも脚本に問題があったのか原作の良さが出ない作品となったようです。アクションシーンを売りにしようとしたのか、他の説明が早すぎて世界観に入りにくい作品となっています。
BLEACH実写...見に行かなくて正解だった
— enagetic ichinose (@nose272) January 27, 2019
レンタル料金だから許せるという感じ
一護とチャド、一護と雨竜の友情ほんっっっの僅かに見れた点しか良いところがない
原作の漫画も、難解なキーワードが多いだけに映画一つだけでその説明を入れるということ自体に無理があったといえます。結果的に、なにを表現したかったのか、なにが軸だったのかという出来になってしまっており、他の作品では成功した監督ながら失敗作品の片棒をかつぐ形になりました。
1位:デビルマン
あまりにも低い演技力
もはや伝説となった大失敗の映画であるデビルマンは「マジンガーZ」や「ハレンチ学園」などで有名な永井豪原作の漫画です。連載が開始されたのは1972年と古く、近年もリメイク版のアニメが製作されるなど、その総代でバイオレンスなストーリーは人気があります。
主人公の不動明と了は双子が演じていますが、作中では双子なのかどうかについて触れることもなく進みます。また、非常に重要な不動明がデビルマンになぜなるかという説明もほぼ無く、というかほとんどの設定は説明されることはありません。原作を読んだことが前提の映画だったのかもしれません。
興行収入は大失敗だがネタ映画としては成功
見る度に新しい発見がある実写デビルマンでしたが、牧村パパのお弁当(三段重箱)の二段目にイガグリが直接ぶち込まれているというのは新しい気付きでしたね…… pic.twitter.com/if6J8IH0fa
— GammaRay (@GammaRay_HM) January 26, 2019
ネットでは、とある動画投稿サイトなどからその酷さが話題となり、いまだにその酷さを検証する人が居るほどです。DVDなどで視聴する人もディスク飛びが発生したのかと思うほど、いきなりシーンがカットされるのが連続で起きます。
実写デビルマン、どれだけネタを詰め込めるのかを頑張ってたの?
— 椿けむ子 (@Ykemu) January 28, 2019
デビルマンはまだしも、シレーヌに関してはかなり強烈な衣装となっており、その上いろんな秘密を残したまま気づいたらフェードアウトしているという驚きの役どころになっています。コメディ映画かと思わせるほど映画は真剣ながら笑えるシーンの連続となっており、陳腐すぎる主役の演技は伝説となりました。また、ボブ・サップがなぜかニュースキャスター役で出ています。
スマホでの映画視聴で通信料を節約するテクニック
オフライン視聴を活用して賢く映画を楽しもう!
オフライン視聴のやり方は、あらかじめ自宅などでWi-Fiがある環境を用意しましょう。そして、そのWi-Fi観葉で動画データをスマホ端末にダウンロードしておくことが出来るのです。完全にデータを使用しないというわけではないですが、大幅にデータを節約出来る点や、すぐに視聴を始められる状態が用意できます。
ダウンロードするときに、まずその画質を選択できる場合があります。大容量のMicroSDカードなどを使っている場合は別ですが、基本的に標準などの画質にするのがおすすすめです。タブレットではやや荒く見えるかもしれませんが、スマホならそれほど気にならない画質です。
U-NEXTでのやり方
左上のメニューの「設定・サポート」で画質設定が行えるので、ダウンロードのときの画質を「標準」にしておきましょう。また、保存先を「SDカード」にしておきましょう。あとは気になる動画の紹介ページを開くと「ダウンロード」というボタンがあるので、、それをタッチするとダウンロードされます。
ダウンロード出来たら、Wi-Fi環境がない場所でもデータをダウンロードすることなく、すぐにダウンロードした映画を見ることが出来ます。おすすすめは移動中の電車やカフェなどで見ることです。ランキングで失敗作として紹介したような映画も、そういった移動の合間に見るぐらいなら楽しめるものも多いです。
さきほども少し触れましたが、すべての動画がダウンロード可能とは限りません。また、ダウンロードしたものの保存期間はU-NEXTの場合は最長で48時間となっています。また、ダウンロードできるのはU-NEXTアプリを使用した場合のみなので、スマホやタブレットのみといえます。
実写化映画の成功&失敗ランキング45選のまとめ
映画館に行って見たら、お金を返して欲しいと思うような失敗映画でも、レンタルや配信などでのんびりと見るには楽しめる作品もあります。また、何よりも原作を知らなければ楽しめるという失敗作も多いです。原作ファンであればあるほど、実写映画化に対するハードルは高くなっており、評価が厳しくなるといえます。
明らかに地雷臭のする失敗映画も、はじめから期待しすぎなければ楽しめることもあります。また、どんな映画にも必ず良いところと悪いところがあるので、先入観を捨てて見るのがおすすめです。成功した映画も失敗した映画も、見る人によって評価が逆転することもあるのでレビューだけではなく、一度見てみるのをおすすめします。
山崎賢人が主演で実写化映画されるのは原泰久原作の人気漫画「キングダム」で、監督はランキングでもBLEACHの監督として紹介した佐藤信介になっています。ランキングでは失敗映画の上位だったBLEACHの主演と監督のコンビだけに、新しくランキングに追加されないことを願いたい作品です。
成功した実写化映画も失敗した実写化映画もランキングを参考に、改めて視聴することをおすすめします。また、ある程度古い順に見ていくとCGや特殊効果の進化も楽しむことが出来ます。実写化映画のランキングを参考にたくさんの実写化映画を楽しみましょう!
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