PCメモリおすすめランキングTOP11!増設する時の確認事項や選び方も解説

皆さんがPCを使う際に欠かせないのがPCメモリです。PCメモリはPCの処理速度に関わる重要な部位です。しかし、いざメモリを増設しようとすると様々なメーカー、たくさんの規格、ブランド品からノンブランドまで価格もバラバラで選び方がよくわからないのではないでしょうか。そこでおすすめのPCメモリをランキングにしました。規格の違い、おすすめのポイントなどをランキング形式で詳しくご紹介します。

目次

  1. PCメモリおすすめランキングTOP11
  2. PCメモリのおすすめ人気ランキング11位~7位
  3. PCメモリのおすすめ人気ランキング6位~4位
  4. PCメモリのおすすめ人気ランキング3位:キングストン「HyperX Predator RGB」
  5. PCメモリのおすすめ人気ランキング2位:CFD販売「D3N1600PS-L8G」
  6. PCメモリのおすすめ人気ランキング1位:コルセア「VENGEANCE LPX」
  7. PCメモリの増設時の確認事項
  8. きちんとつけた筈なのに何か変だと思ったら…
  9. PCメモリおすすめランキングTOP11のまとめ

PCメモリおすすめランキングTOP11

メモリを手に持っている

PCメモリの基礎知識

そもそもパソコンに入っているPCメモリとは何なのでしょうか。どのような役割があるのでしょうか。

PCメモリはアプリケーションの実行、インターネットの閲覧、スプレッドシートの編集などの日常的なタスクをPC上で実行できるようにします。PCメモリは作業台のようなもので、大きければ大きいほどいろいろな仕事をこなすことができます。従って、快適にPCを使うにはPCメモリの増設がおすすめなのです。

パソコンの性能を決めるメモリの選び方と増設の方法を紹介

PC本体にのっているメモリ

PCメモリの選び方と増設、そして規格

PCメモリを増設しようとしても色々な種類があって選び方がわからないので困ってしまいます。

さらに、PCメモリには様々な種類や規格がありそれに一致しないマザーボードには使用できないので慎重に購入する必要があります。また、故障や破損したりメーカーサポート対象からも除かれる場合もあります。それでは次の項目でPCメモリについて詳しく見ていくことにしましょう。

PCメモリの選び方

ノートパソコンは増設出来るか確認しよう

メモリーを増設する

ノートパソコンのメモリー増設は簡単

ノートパソコンのPCメモリ増設はまずはマニュアルを見てください。なければメーカーのサイトでマニュアルをダウンロードしてください。

マニュアルには必ずメモリの増設方法が記載されています。即ち、それはPCメモリの対応規格とノートパソコンのメモリ増設の方法が記載されています。多くの場合、底面のバッテリーを外してメモリースロットにPCメモリを差し込んで完了となります。その後にコントロールパネル→システムとセキュリティ→システムでPCメモリが認識できているかを確認できます。

今使っているマザーボードに合う規格か確認!

プレーンな状態のマザーボード

マザーボードの型番を確認しよう

PCメモリを増設する際にはマザーボードの型番を確認し仕様、対応規格を見ておく必要があります。

型番を確認するにはいくつか方法がありますが、一番早くわかるのはパソコンの商品名が分かる場合は商品名で検索して詳細を見ることです。マザーボードの型番が分からない事がありますが、パソコンのCPUソケットやメモリを見て、同じソケット・規格の物で交換できる様になります。その他にも方法はありますのでいくつか紹介します。

コマンドプロンプトでマザーボードを確認する

コマンドプロンプトの起動画面

マザーボードのメーカー、型番がわかる

一番簡単にマザーボードの型番を知るにはやはりwindows上でわかることにこしたことはありません。

コマンドプロンプトを起動して、「wmic baseboard get product,Manufacturer,version,serialnumber」と入力すると情報が出てくるのでそれで検索をかければマザーボードの情報を得ることができます。

Direct Xでマザーボードを確認する

Direct Xのステータス画面

Direct X診断ツールを使う

ファイル名を指定して実行ウィンドウ画面でdxdiagと入力しOKボタンをクリックしてDirectX診断ツールを開きます。

システムタブでは、OSの種類、マザーボード、CPU、メモリなどパソコンの基本スペックを確認できます。PCのシステム製造元とシステムモデルにてメーカーと型番なとが分かります。ここから検索すれば対応メモリにたどり着けます。

マザーボードの型番を直接確認する

マザーボードに貼られた製品シール

型番シールを探す

型番は、通常マザーボードに印刷、またはシールが貼られていますがそのほかの場所に記載されている場合があります。

例えば、メモリースロット付近やCPUソケット付近などに印刷されている可能性もあります。メーカーの名前は無く、型番のみが記載されている可能性があります。最近のマザーボードには、メーカーと型番の両方が記載されているでしょう。マザーボードには、たくさんの情報が記載されていますが、型番はたいてい、大きな文字で書かれています。マザーボードの型番は、一般的に数字と英字の組み合わせたものです。

BIOSで型番を調べる

BIOS起動画面

BIOSでマザーボードの型番をすぐに確認

パソコンの起動する際にキーボード「F2」キーを押してマザーボードBIOSに入り、「Main」ページの「BIOS Version」項目を見ればマザーボード型番が分かります。

BIOSの起動はパソコンメーカーによって異なるので注意が必要です。パナソニック、日立、東芝、三菱、NEC、シャープなど国内メーカーは「F2」ですが、海外メーカーはバラバラのようですので取扱説明書で確認するか各自メーカーへ問い合わせてください。

フリーソフトで型番を確認する

Piriform Speccyステータス画面

フリーソフトPiriform Speccyを使う

最後に「Piriform Speccy」というフリーソフトを使ってマザーボードの型番を知る方法をお知らせします。

「Piriform Speccy」を使うとマザーボードは勿論、CPU、メモリー、ビデオカード、ハードディスクなどパソコンのすべての情報が一目でわかります。もう一つこの後の「PCメモリの増設時の確認事項」の項で登場する「CPU-Z」というフリーソフトでも分かります。ただし日本語化のパッチがないので英語表記になります。

作業内容を考えて容量を決めよう

パソコンをしている女性

PCメモリの容量の選び方

PCメモリはネットの閲覧、表計算などの日常使いであれば4GB程度がおすすめです。

ただし、同時に音楽を聴く、複数のタブを同時に開く等の場合は8GB程度の増設がおすすめです。動画編集ソフトや最新ゲームやVRなどのソフトウェアを使用するときはもっと多くの16GB~32GB程度のメモリ増設が必要になります。

信頼できるメーカーは?

ジャンク品のメモリ

メモリメーカーの選び方

現在販売されているPCメモリメーカーは沢山ありますが、どのようなメーカーを選び方は何かあるのでしょうか。

PCメモリ自体の機能はそれほど各メーカー違いはありませんが、初期不良や保護カバーやヒートスプレッダなど細かなところがメーカーごとに違うのでできれば大手メーカーのものがいいかもしれません。具体的にはセンチュリーマイクロ、コルセアなどの大手メーカーです。

価格で選ぶ

メモリーの価格表

PCメモリの価格差の秘密

PCメモリは同じ容量や規格のものでもずいぶん価格差がありますが、これはなぜでしょうか。

この価格差は速度の違いなどではなく、PCメモリの検査費用の価格差であると言われています。PCメモリのチップを製造時に各メーカーが動作テストをするかしないかで費用が大きく変わります。つまり、信頼性が上乗せされている値段だと考えられるわけです。

PCメモリのおすすめ人気ランキング11位~7位

ここからはPCメモリのおすすめ人気ランキング11位~7位をご紹介します。PCメモリの増設のための規格はもちろん価格、選び方のポイントもランキングで説明していますので参考になさってください。

11位:CFD販売「W3U1600PS-4G」

スペック

CFD販売 デスクトップPCメモリ PC3-12800(DDR3-1600) 4GB×2

Panram製チップを使用

・価格:¥5,448

・メーカー:CFD

・容量:4GB×2枚組

・種類:DDR3-SDRAM

・モジュール規格:PC3-12800

・チップ規格:DDR3-1600

・ピン数:240pin

PCメモリのおすすめ人気ランキング11位はCFD販売「W3U1600PS-4G」です。CFDは大手パソコンパーツのサプライヤーであるメルコグループの一員です。メルコグループの中では売上高2位の高さを誇るメーカーです。

選び方のポイント

CFDの無期限保障

永久保証の自身

Panramは台湾でCPUやPCメモリーを製造しているメーカーで「品安科技」という名前の企業です。このPCメモリはCFD-Panramのブランドで新しく販売されました。

 

その品質の高さには自信があり、無期限保証をつけて販売しているところからも品質への自信が窺えます。2枚組で価格も比較的安価なのでおすすめです。

10位:G.Skill「F4-2666C19D-16GNT」

スペック

2枚組のF4-2666C19D-16GNT

PCメモリ老舗のG.Skill社製

・価格:¥10,980

・メーカー:G.Skill

・容量:8GB×2枚組

・種類:DDR4-SDRAM

・モジュール規格:PC4-21300

・チップ規格:DDR4-2666

・ピン数:288pin

PCメモリのおすすめ人気ランキング10位はG.Skill「F4-2666C19D-16GNT」です。G.Skillは台湾の台北市に本社を置く、メモリーモジュールメーカーの中でもトップの売り上げ誇る会社です。

選び方のポイント

G.Skill「F4-2666C19D-16GNT」の表面と裏面

安定性と互換性は問題なし

価格はやや高額ですが、安定性や互換性には十分な能力があり人気が高いところからもをおすすめできるPCメモリです。

この製品はDDR4-2666ですが、DDR4-3200でも安定して作動できる優れた互換性を持っています。また安定性も高く、エラーが起きにくいので高い評価を受けています。ただし、intel互換ですので、AMDでの動作はサポートされていませんのでご注意ください。

9位:シリコンパワー「SP016GLSTU160N22」

スペック

シリコンパワー「SP016GLSTU160N22」8GB×2枚

PCメモリ界の注目株シリコンパワー

・価格:¥9,950

・メーカー:シリコンパワー

・容量:8GB×2枚組

・種類:DDR3-SDRAM

・モジュール規格:PC3L-12800

・チップ規格:DDR3-1600

・ピン数:204pin

PCメモリのおすすめ人気ランキング9位はシリコンパワー「SP016GLSTU160N22」です。シリコンパワーは台湾台北市のメディア関連製品メーカーです。シリコンパワーで発売されるPCメモリはすべて永久保証になっています。

選び方のポイント

シリコンパワー「SP016GLSTU160N22」をスロットに差し込んでいる

永久保証付きメモリー

シリコンパワーのPCメモリは永久保証であることは先に述べました。それは何故でしょうか。

 

11位のCFDも無期限保障という似た保証制度をつけていますが、どちらも台湾のPCメモリメーカーで競争が激しいというのも理由です。

このPCメモリはエルピーダ製のメモリチップを採用し、動作確認済みのものを出荷しているのでおすすめできます。

8位:ADATA「AD4U266638G19-D」

スペック

ADATA「AD4U266638G19-D」8GB×2枚

世界第2位のPCメモリ製造会社

・価格:¥11,980

・メーカー:ADATA

・容量:8GB×2枚組

・種類:DDR4-SDRAM

・モジュール規格:PC4-21300

・チップ規格:DDR4-2666

・ピン数:288pin

PCメモリのおすすめ人気ランキング8位はADATA「AD4U266638G19-D」です。ADATAは台湾新北市に本社を置いており、PCメモリ販売高ではキングストンテクノロジーに次いで世界第2位の規模を誇る企業です。

選び方のポイント

ADATA「AD4U266638G19-D」の宣材

またもや永久保証

またもや台湾メーカー(ランキング9位のG.Skillなど同様に)のPCメモリで永久保証付きです。このPCメモリはJEDEC(半導体技術協会)の規格に準拠したPCメモリになっています。

一定水準のPCメモリを製造するための規格を定める業界団体により認められる製品と言えるので安心して増設したい方におすすめです。

7位:トランセンド「TS1GSK64W6H」

スペック

トランセンド「TS1GSK64W6H」

プリンターメーカーのメモリー

・価格:¥6,833

・メーカー:トランセンド

・容量:8GB

・種類:DDR3-SDRAM

・モジュール規格:PC3L-12800

・チップ規格:DDR3L-1600

・ピン数:204pin

PCメモリのおすすめ人気ランキング7位はトランセンド「TS1GSK64W6H」です。トランセンドは台湾台北市にあるPCメモリ製造企業です。元はプリンターメーカーでした。USBメモリでは世界第3位のシェアを持っています。

選び方のポイント

トランセンドの永久保証ロゴ

無期限保障だが注意が必要

こちらのPCメモリも無期限保障ですが、トランセンドの無期限保障にはランキングの他のメーカーと違うので少し注意が必要です。

 

トランセンドの無期限保障はPCメモリを購入して30日以内にホームページでシリアルナンバーを登録する必要があります。

期限を過ぎてしまうと登録ができないので注意が必要です。しかしPCメモリに問題があるわけではないので増設に問題はありません。

PCメモリのおすすめ人気ランキング6位~4位

PCメモリのおすすめ人気ランキング6位~4位は少し変わったヒートスプレッダが付いてる見た目が派手なPCメモリなどが登場します。容量も多いものが多いので価格も少しお高めになっています。

6位:コルセア「CMK32GX4M2A2666C16R」

スペック

コルセア「CMK32GX4M2A2666C16R」16GB×2枚

帆船のマークで有名な米国企業

・価格:¥6,833

・メーカー:コルセア

・容量:16GB×2枚組

・種類:DDR4-SDRAM

・モジュール規格:PC4-21300

・チップ規格:DDR4-2666

・ピン数:228pin

PCメモリのおすすめ人気ランキング6位はコルセア「CMK32GX4M2A2666C16R」です。コルセアはカリフォルニア州フリーモントに本社を置くPCメモリなどを製造するPCパーツメーカーです。オーバークロッカー向けのPCメモリの生産に注力する変わったメーカーです。

選び方のポイント

マザボに刺さるコルセア「CMK32GX4M2A2666C16R」

ヒートスプレッダ搭載PCメモリ

これまでランキングに登場したメモリと少し違った外見をしていますが、これはヒートスプレッダ(排熱板)というものです。

ヒートスプレッダは主にPCメモリのカバーの役割をして保護するという目的と、オーバークロックを行ってPCの性能はアップさせたいヘビーユーザーのために使われます。オーバークロックはメーカーサポートを受けられないうえ、PC本体を傷めるのでおすすめできません。

5位:Team「Elite Plus」

スペック

Team「Elite Plus」

日本ではまだ無名のメーカー

・価格:¥9,980

・メーカー:Team group inc

・容量:8GB×2枚組

・種類:DDR3-SDRAM

・モジュール規格:PC3-12800

・チップ規格:DDR3-1600

・ピン数:240pin

PCメモリのおすすめ人気ランキング5位はTeam「Elite Plus」です。Team group incは日本ではまだ無名のメーカーですが、台湾新北市にあるPCメモリメーカーでPCメモリでは世界第6位の売り上げがあります。

選び方のポイント

マザボに刺っているTeam「Elite Plus」

サーバー用としても使えるPCメモリ

価格がかなり高いですがそれなりにPCメモリとしての性能は高く用途が広いようです。

オーバークロックに対応するためにヒートスプレッダを搭載しています。さらに、windowsサーバーにもサーバー用メモリとして使用が可能です。どちらかというと玄人におすすめなPCメモリと言えます。

4位:CFD販売「W4U2666BMS-8G」

スペック

CFD販売「W4U2666BMS-8G」の表面

ゲーミングモデルPCメモリ

・価格:¥12,980

・メーカー:CFD

・容量:8GB×2枚組

・種類:DDR4-SDRAM

・モジュール規格:PC4-21300

・チップ規格:DDR4-2666

・ピン数:288pin

PCメモリのおすすめ人気ランキング4位はCFD販売「W4U2666BMS-8G」です。マイクロン・テクノロジー社製のチップ搭載でヒートスプレッダ搭載のゲーミングモデルPCメモリです。

選び方のポイント

CFD販売「W4U2666BMS-8G」の宣伝広告

ゲーミングPCに対応した品質の高さ

ゲーミングPCは要求されるPCの性能が通常用いられるPCとは要求性能が格段に異なります。ゲーミングPCの最大の敵は遅延(レイテンシー)です。

PCメモリの転送速度に遅延が生じたりすると映像の転送が遅れたり入力装置の反応が遅れたりするので、対戦ゲームなどのゲームでは致命的なミスを生じさせます。ゲーミングPCに搭載するPCメモリを探している方におすすめです。

PCメモリのおすすめ人気ランキング3位:キングストン「HyperX Predator RGB」

キングストンロゴ

世界最大のPCメモリ企業

PCメモリのおすすめ人気ランキング3位はキングストン「HyperX Predator RGB」です。

キングストンテクノロジーは世界最大のメモリモジュールのシェアを持つカリフォルニア州ファウンテンバレーに本社を持つ企業です。2位のADATA(7.9%)に大差をつけて38.3%のシェアを持っています。

スペック

キングストン「HyperX Predator RGB」×1枚

ゲーミングPC・自作パソコンにおすすめ

・価格:¥13,652

・メーカー:キングストン

・容量:8GB×1枚

・種類:DDR4-SDRAM

・モジュール規格:PC4-23400

・チップ規格:DDR4-2933

・ピン数:288pin

キングストン「HyperX Predator RGB」はゲーミングPCに最適なPCメモリとして開発されており、ヒートスプレッダはアルマイト製で重量があり高級感を感じます。ランキングの中でも一番高額なPCメモリとなっていますが、ランキングの上位に来ていることから大変支持されていると言えるでしょう。

選び方のポイント

美しく輝く演出

キングストン「HyperX Predator RGB」の演出

PCメモリが輝く

このキングストン「HyperX Predator RGB」の特徴の一つとして高機能はもちろんLEDによる光の演出があげられます。

 

昨今の自作パソコンやゲーミングPCに積極的に取り入れられる光るPCのトレンドに従ったPCメモリであると言えます。

このトレンドはPCメモリだけでなく、ファンやキーボードなどもLEDライトがつけられているものも販売されています。

みんなのレビュー

ゲーミングPCや自作パソコンなどを使うヘビーユーザーの支持が圧倒的なPCメモリです。美しいLEDの輝きは高機能であることとは別に本能に訴える魅力があるようです。このPCメモリはDDR4という最新規格なのでそれも売り上げの高さにつながっていると考えられます。

PCメモリのおすすめ人気ランキング2位:CFD販売「D3N1600PS-L8G」

CFD販売ロゴ

IT総合商社と呼ばれる

PCメモリのおすすめ人気ランキング2位はCFD販売「D3N1600PS-L8G」です。

ランキング3度の登場のCFD販売がこれほど支持されるのは自作PCブランド「玄人志向」の成功で知名度が高いことと海外メーカーの正規代理店であったり、ドローンや業務用放送機器販売などを取り扱うなど「ITの総合商社」としての成功があります。

スペック

CFD販売「D3N1600PS-L8G」表面

シンプルで堅実なPCメモリ

・価格:¥4,249

・メーカー:CFD販売

・容量:8GB×1枚

・種類:DDR3-SDRAM

・モジュール規格:PC3L-12800

・チップ規格:DDR3L-1600

・ピン数:204pin

CFD販売「D3N1600PS-L8G」はシンプルなPCメモリですがPanram社の高品質なチップを使用して、動作確認済みのものを出荷しているので信頼性が抜群に高いのです。また、価格も包装や広告を抑えてリーズナブルに抑えられているのもうれしいところです。

選び方のポイント

高品質低価格

CFD販売「D3N1600PS-L8G」のパッケージ

安心・安全のPCメモリ

CFD販売「D3N1600PS-L8G」はPanram社の高品質なチップを使用しているほかにも支持されている理由があります。

このPCメモリは定電圧対応です。従って、発熱などを抑えられるうえに消費電力を抑えられることができます。さらにRoHS基準に準拠しており、有害物質を使用していないので化学物質に過敏な方やお子様が誤って触ってしまっても危険がありません。

みんなのレビュー

BCNアワードは全国の量販店のPOSデータを集計した「BCNランキング」に基づき、パソコン関連・デジタル家電関連製品の年間販売台数第1位のベンダーの功績を讃える賞です。5部門同時受賞はこのアワード始まって以来初だそうです。本当に支持されていることがわかります。

PCメモリのおすすめ人気ランキング1位:コルセア「VENGEANCE LPX」

コルセアロゴ

オーバークロッカー御用達

PCメモリのおすすめ人気ランキング1位はコルセア「VENGEANCE LPX」です。

コルセアはオーバークロッカー向けのPC、PCメモリの生産やハイエンドなPCパーツなどを世界60カ国以上に展開し販売しています。e-Sportsのプロチームとも契約し、ゲーミングPCなどの提供や開発にも力を入れています。 他社と比べより新しいテクノロジー、鮮麗されたデザインが人気のポイントです。

スペック

コルセア「VENGEANCE LPX」×2枚組

エンスージアスト向けPCメモリ

・価格:¥12,202

・メーカー:コルセア

・容量:8GB×2枚

・種類:DDR4-SDRAM

・モジュール規格:PC4-21300

・チップ規格:DDR4-2666

・ピン数:288pin

コルセア「VENGEANCE LPX」はオーバークロックでパフォーマンスを引き出すための設計がされている特殊なPCメモリといえます。こういうと初心者お断りな感じがしますが、高品質であるということは間違いないのでむしろ初心者の方におすすめかもしれません。

選び方のポイント

マザボに刺さるコルセア「VENGEANCE LPX」

高いコストパフォーマンス

コルセア「VENGEANCE LPX」はそのコストパフォーマンスが高いところが支持されている理由の一つです。

まず、動作テスト済みですので信頼性が高く、オーバークロックに対応前提の品質が自動的に高品質なものを作ることにつながっています。また、デザイン性も優れていて、出っ張りが少ないので狭いスペースのPCでも設置できるように設計されています。

みんなのレビュー

初めてPCメモリの購入をする人はPCメモリ増設という人が多いでしょう。そんな時このPCメモリの永久保証は役立つと思います。またメーカーサポートも直営サポートセンターがあるので安心できます。ただ、このPCメモリは少し上級者向けかもしれません。

PCメモリの増設時の確認事項

ノートパソコンのメモリスロット

実は簡単なPCメモリの増設

パソコンのPCメモリを増設または交換するのは難しいように感じますが手順は意外と簡単です。

パソコンに対応するPCメモリを用意して、パソコンのスロットに差し込むだけでPCメモリを増設または交換ができます。 特別な知識や作業、セットアップは基本的に必要ありません。ただしドライバーなどの工具が必要な場合もあります。次に順を追って説明していきます。

メモリ増設・交換の手順

その1:対応のメモリを確認しよう

PCの取扱説明書

PCの説明書や製品情報からメモリの規格を確認しよう

まず、PCメモリの規格を確認する必要があります。取扱説明書があればそれを見ればすぐに確認できます。

ない場合でもそのパソコンのメーカーのサイトに行けば取扱説明書がPDFで確認することができるのでそこで対応のPCメモリの規格を確認するようにしましょう。それでもこんなことはめんどくさいという人には次の方法もあります。

その1-1:PCメモリの規格をサイトで確認

ELECOMのメモリ増設サイト

入力するだけで簡単に

上記の方法が面倒な場合はPCメモリを取り扱っているのサイトで「メーカー」「シリーズ名・型番など」「パソコン発売時期」に、お持ちのパソコンの情報を入力します。

するとすぐに対応する最大搭載メモリ容量、スロット数、PCメモリの規格などが表示されますのでこれを利用するのも一つの手でありますが、型番不明な中古品、そもそも型番もない自作パソコンなどの場合は使えません。その場合は次の手があります。

その1-2:フリーソフトでメモリの規格を知る

CPU-Zステータス

CPU-Zで対応PCメモリを確認

パソコンを構成しているパーツを調べるフリーソフトで「CPU-Z」というソフトがあります。

さっそく「CPU-Z」を起動してマザーボードの対応メモリがどんな種類なのかを調べます。「SPD」のタグを開き、「Slot」のプルダウンメニューを選択すると現在使っているPCメモリの種類を調べることが出来ます。「CPU-Z」の入手法についてはダウンロードできるサイトがありますのでここでは説明しませんのであしからず。

その2-1:メモリスロットの空きも確認

メモリースロットの空きスロット

パソコンを開けてメモリスロットを確認

つぎはお使いのパソコンのメモリスロットを確認して空きスロットがあるかどうかを確認しましょう。

PCメモリの増設の際は必ず本体を開けてメモリスロットを露出する必要があります。なのでお手持ちのパソコンの取扱説明書があればそれで確認して開けてみましょう。スロットが開いていれば増設出来ますが、なければ増設はできません。

その2-2:メモリスロットの空きを確認する(win10)

windows10のタスクマネージャー

タスクマネージャーで確認する

Windowsのタスクバーを右クリックしてメニューを開き、「タスクマネージャー(K)」という部分をクリックします。

タスクマネージャーを開いたら「パフォーマンス」というタブをクリックし、メモリの状態を確認します。すると、速度、スロットの使用という表示があるのでスロット使用の?/?(1/2などの表記)で数を確認できます。

その3:搭載できるメモリの最大容量を調べる

パソコンのスペック表

取扱説明書で確認する

取扱説明書に必ずPCメモリの標準容量と最大容量が書かれているはずです。

さらにスロット数も書かれているものあります。ただし、中古品で取扱説明書がない場合はメーカーのサイトで調べましょう。自作パソコンの場合はマザーボードの型番から調べることになりますがここでは説明を割愛いたします。

その4-1:メモリースロットにメモリを差し込む

デスクトップパソコンの基盤部分

本体を分解してスロットを露出させるには

PCメモリを購入したら、パソコン本体のメモリスロットに差し込みましょう。

パソコンの分解は取扱説明書で確認してください。デスクトップ型はいろいろな形状(タワー型、一体型など)によって分解方法が違います。ノートパソコンの場合は主に底面のバッテリーを外してカバーを取り外す形式のものが多いようです。

その4-2:メモリスロットを差し込みの際の注意

パソコン取扱説明書のメモリスロット部分

メモリスロットの差し込む場所に注意しよう

メモリスロットがいくつかあったときにどこのスロットにメモリを差し込んでもいいわけではありません。

取扱説明書で確認してほしいのですが、そのパソコン推奨のメモリスロットの取り付け方が指示されています。正しく取り付けないとパソコンでPCメモリが認識されない場合がありますので十分に注意してください。

4-3:スロットのロックを外して差し込む

メモリースロットのロック解除状態

ロックを外してPCメモリを取り付ける準備をしよう

PCメモリを取り付けるとき(または取り外す際に)はメモリスロットのロックを外側に倒してロックを外します。

片側しかロックがないタイプもありますが手順は同じです。メモリスロットによってはかなり力がいる場合がありますが無理やりロックを外さないで取り外すようなことはしないように注意しましょう。

4-4:メモリの取り付け

メモリの取り付け

メモリの取り付け方向があっているかを注意

メモリの凹と、メモリスロットの凸部分の位置を合わせてメモリを挿入します。

位置が合わない場合、左右が逆になっているはずです。左右均等に力を入れメモリスロットに差し込みます。マザーボードによってはかなり力が要ることもあります。力を入れても刺さらない場合、メモリとスロットの凹凸があっているか確認しましょう

4-5:メモリ取付完了

メモリスロットのロック部分拡大映像

メモリの差し込みができているか確認しよう

メモリを挿入するとメモリロックが自動的に起き上がり、メモリがロックされます。

ロックが完全に上がりきらない場合は最後まで刺さっていません。PCメモリをよく押し込み、ロックが最後まで上がることを確認しましょう。完了したらその2-2と同じ手順でメモリが認識されているかどうかを確認して終了となります。

番外編:ノートパソコンのPCメモリの増設その1

ノートパソコン背面のメモリスロット

ノートパソコンの背面を開ける

ノートパソコンのPCメモリの増設について簡単に説明します。

まずノートパソコンを裏返します。バッテリーを外してメモリーカバーを外すとメモリスロットが現れます。メモリースロットの場所は取扱説明書で確認してください。

番外編:ノートパソコンのPCメモリの増設その2

ノートパソコンのPCメモリの増設

メモリスロットへの挿入方法

ノートパソコンのメモリスロットへの挿入はデスクトップパソコンと少し違います。

PCメモリを斜め30度ぐらいの角度でメモリースロットへ入れて、奥のほうまで隙間なく押し込みましょう。この時刺さらないのであればメモリの左右を間違えているかメモリが対応していないものになっています。

番外編:ノートパソコンのPCメモリの増設その3

ノートパソコンのPCメモリの増設のツメ部分

スロットの金属のツメ

メモリスロットにしっかりとPCメモリを奥まで差し込んだら、つぎはPCメモリを下へ押し下げます。

一番下まできちんと押し下げると自動的に両側の金属の爪がメモリー両脇のくぼみにはまるようになっています。スロットに対して平行にメモリーがはまっていれば、カチッと爪がかかります。これで終了です。この後は丁寧に外したカバーやバッテリーを取り付けましょう。

デュアル・トリプルチャネルについて

デュアルチャネル

メモリスロットに刺さるメモリ

メモリを複数搭載して転送速度アップ

2枚以上のメモリを一組として同期させることで、1枚が持つ転送速度よりも向上させる技術があります。

2枚のメモリを一組として同期させる搭載をデュアルチャネルと言います。デュアル・チャネルでは、同じメモリ容量、同じ仕様のメモリを2枚スロットに搭載することでメモリの速度を2倍に上げることができます。仕組みは並列処理であり、CPUでいうならデュアルコアと同様で、あるデータを2枚に分担すれば書き込む容量も時間も半分で済むということです。

トリプルチャネル

トリプルチャネル対応のマザーボード

3倍の転送速度で処理

デュアルチャネルをさらに高速化したトリプルチャネルもあります。

Core i7シリーズを搭載するパソコンがトリプルチャンネルの初登場です。対応のマザーボードをみると3スロットごとに色分けされています。詳しくは取扱説明書などをご覧ください。

メモリスロットの取り付けの際の注意点

メモリスロットのメモリ指定

多チャネル化でのPCメモリの注意点

多チャネルを利用する際は取扱説明書のメモリスロットの取り付け順番の指示に従って取り付けてください。

また、図のように容量の違うメモリを使用すると低いメモリの容量に合わせてしまうので図の場合は合計で6GBですが、パソコン側では4GBとして取り扱われてしまいますので注意してください。

きちんとつけた筈なのに何か変だと思ったら…

レゴの人形

メモリが何かおかしいと感じたら

きちんとメモリを取り付けたのに認識しない、動作がおかしいなどが発生する場合は次を確認しましょう。

まずメモリの種類と規格をもう一度確認しましょう。メモリ自体に問題がある場合もありますが種類と規格があっていない場合があるので種類と規格を詳しく見ていきましょう。

メモリの種類

DIMM(Dual In-line Memory Module)

DIMMメモリ

デスクトップパソコンによく用いられる

複数のDRAMチップをプリント基板上に搭載したPCメモリです。主にデスクトップパソコンに用いられます。

DIMMの形態は大きく分けて、アンバッファド、バッファード、フーリーの3種類が存在し、これらはインターフェイスが異なり規格上の互換性はありません。通常のパソコンにはアンバッファドが用いられ、ほかの2種類はサーバー、ワークステーションに用いられます。

RIMM(Rambus In-line Memory Module)

RIMMメモリ

すでに廃れてしまったPCメモリ

RDRAM(Rambus DRAM)とも呼ばれRambus社による基本設計で同社がライセンスするPCメモリです。

他のメモリ規格と比較して、ラムバスにはレイテンシの増加と、発熱、製造上の複雑さとコストの高さがあり一部のパソコンに用いられただけで現在では使われなくなっています。DIMMとは互換性はありません。

SO-DIMM(Small Outline Dual In-line Memory Module)

SO-DIMMメモリ

ノートパソコン・小型のパソコンに用いるPCメモリ

SO-DIMMはDIMMより小さなサイズの規格で、ノートパソコンや省スペースのパソコンで使用されます。

SO-DIMMの動作電圧は、DIMMと比較して見劣りしないものになっています。技術の進歩によりDIMMと同等の動作速度を実現しています。また記憶容量についても同様になってきています。

MicroDIMM

MicroDIMMメモリ

ほとんど使われていなかったPCメモリ

SO-DIMMをさらに小型化したメモリーです。ピン数は168で、端子間を0.8mmから0.5mmにし、サイズを小さくしています。

本体サイズが小さいデスクトップパソコンまたはノートパソコン向けです。一時期は一部のノートパソコンで使用されることがありましたが、容量の増大が望めず現在ではほとんど使われることはなくなってしまいました。

PCメモリの規格

DDR SDRAM

メインメモリーの種類には DIMM、RIMM、SO-DIMM、MicroDIMMがありますが、それぞれに複数のメインメモリーの規格が存在します。メインメモリーを選ぶ時は、種類だけでなく規格もよく見て選ぶ必要があります。

DDR SDRAM

2000年代前半に使用されたPCメモリ

かつてはRIMMを使用する予定であったIntel社が製造コストの安さや特許の問題などでこのPCメモリが使われるようになりました。

モジュール規格(チップ規格)はPC-1600(DDR-200)、PC-2100(DDR-266)、PC-2700(DDR-333)、PC-3200(DDR-400)、PC3700(DDR-466)、PC4000(DDR-500)、PC4200(DDR-533)、PC4400(DDR-550)です。

DDR2 SDRAM

DDR2 SDRAMメモリ

DDR SDRAMの2倍の処理速度

DDRの後継モデルでパソコンでは2000年代後半まで使われていました。スマホでは2010年ごろから使われるようになりました。

モジュール規格(チップ規格)は、PC2-3200(DDR2-400)、PC2-4200(DDR2-533)、PC2-5300(DDR2-667)、PC2-6400(DDR2-800)、PC2-7200(DDR2-900)、PC2-8000(DDR2-1000)、PC2-8500(DDR2-1066)、PC2-9200(DDR2-1150)、PC2-9600(DDR2-1200)となっています。

DDR3 SDRAM

DDR3 SDRAMメモリ

DDR2 SDRAMの2倍の処理速度

2000年代後半からパソコンで使用されるようになり、2010年代前半からスマホに使われるようになりました。

モジュール規格(チップ規格)は、PC3-6400(DDR3-800)、PC3-8500(DDR3-1066)、PC3-10600(DDR3-1333)、PC3-12800(DDR3-1600)、PC3-14900(DDR3-1866)、PC3-17000(DDR3-2133)、PC3-19200(DDR3-2400)、PC3-21333(DDR3-2666)となっています。

DDR4 SDRAM

DDR4 SDRAMメモリ

現在最新のPCメモリ規格

現在最新のPCメモリの規格で少し高額なPCメモリです。

モジュール規格(チップ規格)は、DDR4-1600(PC4-12800)、DDR4-1866(PC4-14900)、DDR4-2133(PC4-17000)、DDR4-2400(PC4-19200)、DDR4-2666(PC4-21333)、DDR4-3200(PC4-25600)、DDR4-4266(PC4-34100)です。

メモリーの互換性について

例えば、PC3-10600(DDR3-1333)対応のパソコンには、PC3-12800(DDR3-1600)等の PC3-10600(DDR3-1333)よりも動作クロック周波数が高い(データ転送速度が速い)メインメモリーを使えます。

サーバーメモリが刺さっている画像

少し複雑な互換性について

メモリー規格は互換性がありません。モジュール規格(チップ規格)は、下位互換性がありますが、上位互換性はありません。

この時、 動作クロック周波数が低い(データ転送速度が遅い)方に合わせて動作します。また、PC3-8500(DDR3-1066)等の PC3-10600(DDR3-1333)よりも動作クロック周波数が低い(データ転送速度が遅い)メインメモリーは使えません。

PCメモリおすすめランキングTOP11のまとめ

メモリチップ拡大図

パソコンを快適に使えるように

PCメモリのランキング、種類と規格、そしてそのPCメモリの取り付け方をご紹介しました。

種類や規格などはわかりにくいところが多かったのではないでしょうか。パソコンの規格はパソコンの進化に伴って変化を繰り返しているので新しいものが常に出てくるのです。だから常に新しい知識を吸収して快適にパソコンを利用できるようにしていきたいものです。

関連するまとめ

記事へのコメント

気軽にコメントしよう!

※コメントは承認後に公開されます。

新着一覧

最近公開されたまとめ