レーザー距離計おすすめランキングTOP15!高精度の機種はどれ?
レーザー距離計のおすすめTOP15をランキングしてみました。レーザー距離計は、測りたい点にレーザー光を当てるだけで、距離が測れます。簡単で、瞬時に距離が測れるので建設現場から家庭まで広く使われるようになりました。最近では、性能を増やした新製品が次から次へと発売されています。これから屋外、屋内用のレーザー距離計を購入を考えているあなたに、選び方・使い方を説明して、人気の高精度のおすすめ機種をランキングしました。
目次
レーザー距離計おすすめランキングTOP15!
レーザー距離計とはなにか
今までメジャーや巻き尺で測っていたよりも簡単に、瞬時で距離が測れるようになります。現場で距離を計測する作業が多い、建築・土木分野では、作業が効率化できるので、急速に普及しました。
この大きさですと、人の目に当たっても瞬きをして損傷を防ぐ程度です。直接長い間目に当てなければ、目を傷めることはありません。クラス2は、レーザーポインタと同じクラスなので、レーザーポインターとしても使えます。電源はほとんどの機種で単4電池2本で、電源は時間が経つと自動的に切れます。
レーザー距離計は、建設現場で普及すると、新しいニーズ応えた高性能の機種が、次から次へと発売されました。
ここでは、家庭用から業務用まで、高性能で人気のレザー距離計の使い方と選び方を紹介します。さらに、人気商品の中からおすすめの15機種を選んでランキングしています。
計測に便利なレーザー距離計
モニターに表示される数字の単位はメートルです。機種によっては、測定したデータを保存したり、スマホに転送することもできます。
工場の現調 これがあるとひとりで実測ができる#野帳 #レーザー距離計 pic.twitter.com/oxFmo2j1ab
— GAZ 🌗 (@gaz4491) February 16, 2019
一家に一個あると便利な人気ツールです。人気の新しい製品が数多くあるレーザー距離計の中から、おすすめの製品の使い方、選び方について説明しましょう。
精度が高いレーザー距離計の選び方
レーザー距離計の精度の規格は?
精度が高いレーザー距離計の機種の選び方について説明していきます。レーザー距離計の性能は、国際規格であるISO-16331-1 によって測定精度と測定可能距離の試験基準が定められています。
おすすめのランキングでは、15位のタジマPC15、ライカ社のられるンキング13位のD1、7位のⅮ110、5位のD510、1位のŞ910、マキタのランキング10位のLD050P、6位のLD080PIがISOを取得しています。
レーザー距離計メーカが表示している精度
レーザー光を床や壁に当てて計測した値と、実際の距離の誤差を統計処理して精度として表記しています。
カッコ内の5mは精度評価をした時の対象物までの距離が5mであることを示します。レーザー距離計は、測る距離が長くなると、精度は低下するので、同じ長さの計測距離では、室外用の方が室内用よりも性能が上になります。計測距離が記載されている機種もあるので、選び方の参考になります。
屋外・屋内など用途に合わせて選ぶ
屋外で使用するレーザー距離計
屋外用のレーザー距離計は、現場でプロが使用することが多く、建設作業の寸法確認、地形測量などに使われます。メーカの精度は、室内での測定値です。屋内用よりも価格がやや高くなります。屋外用のレーザー距離計でも、太陽光の下では、計測可能距離が仕様よりも短くなるので、選び方、使い方に注意が必要です。
屋外用レーザー距離計は、過酷な環境条件でも機能するように、防水性能や耐衝撃などの性能が備えられています。高い防水防塵性能を持つかどうかが、屋外用レーザー距離計の選び方のポイントです。
規格もいろいろとある
レーザー距離計には、防水防塵性能の高さを表すIP規格を取得した製品があります。IP規格は防水防塵性能についての国際規格で、指定されたテストを通過したとき認証されます。保護の程度は、数字で表示されます。
IPの一桁目(IP□0~8)は、水の侵入に対する保護で、0は水に対して保護されていない、8では、水面下での使用が可能であることを示しています。おすすめランキング15の中で、最もIP規格値が高いのは5位のライカD510で、IP65です。室外用のレーザー距離計は、ほとんどの機種がIP54を取得しています。室内用レーザー距離計も、IP規格を表示しているので、性能・機能で選び方の参考になります。
プレー中に手で持って計測するので、遠くてもブレずに測れる性能が求められます。ニコン COOLSHOT PRO STABILIZEDが、おすすめ人気ランキング3位にランクインしています。
屋内で使用するレーザー距離計
家庭では、家具の配置やDIYで使われることが多いようです。選び方のポイントは、ポケットに入るコンパクトサイズかどうかです。屋内用の人気機種は測定可能距離が30mまでの製品が多く、精度は、3mmくらいです。
ブルートゥースでデータ転送する機能があると多彩な使い方ができて便利です。屋内のみでの使い方であれば、防水性能なしの選び方でもよいでしょう。
人気レーザー距離計の性能や価格・使い方などチェックしよう
人気レーザー距離計の性能
おすすめの人気レーザー距離計ランキングTOP15の機種の性能、価格、使い方についてチェックする項目をまとめてみました。
レーザー光を3点に連続的に当てて、有名な「ピタゴラスの三平方の定理」を使って、対象物の長さを間接的に測る性能です。ランキングされた屋内用の業務用のレーザー距離計のほとんどは、この使い方ができます。
現場の作業で使うことの多いユーザーには便利な性能です。おすすめランキング15の中で、傾斜センサーを備えた機種は、ボッシュ社製のランキング8位のGLM50C、マキタのランキング6位のLD80PI、ライカ社の5位D510、1位のS910、レーザーテクノロジー社の2位ツゥルーパルス360です。選び方の参考にしてください。
高機能なレーザー距離計
新しいレーザー距離計は、スマホへのデータ転送やタッチパネルなどでの使い方が内蔵されていて、選び方のポイントになります。
この性能を持つ機種は、測定する楽しさを広げるので、機種の選び方での大きなポイントになります。おすすめ人気ランキング15の中で、ブルートゥースでデータ転送できる機種は、ライカ社のランキング13位のライカD1、5位のD5 10、7位のD110、1位のS910。ボッシュ社のランキング8位のGLM50C、4位のGLM250VFです。
レーザー距離計の性能として長さだけでなく、面積や容積を測る機能もあります。ディスプレイの性能も、バックライト付きで見やすくなるなど、ユーザーにとって便利になる機能を備えた機種が出ています。ユーザー使い方によっては、新しい性能の機種にするかが、選び方のポイントになります。
人気レーザー距離計の価格
測定可能距離が20mの人機種は、安価なので、家庭用に人気です。家具の配置やDIY(日曜大工)に最適です。価格は1万円以内です。
この分野は、メーカーが少なく、レーザーテクノロジー社のツル―パルス360が、おすすめランキング2位に入っています。
人気レーザー距離計の使い方
また、レーザー光を当てる目標物が無ければ測定ができません。目標物がない時の使い方として、測定物の距離に反射板を置く使い方があります。
晴天の太陽光下で、建物の壁や塀を測定すると、約60mが最大測定範囲となります。曇天または夕方では、同じ建物の壁でも、120m前後までです。太陽光の下では、使い方に注意しましょう。屋外50~200mの距離では、手元の小さなブレがレーザー光が当たる点の大きなブレとなり、レーザー光を目標物に当てること自体が難しくなります。
ランキングされる人気のおすすめレーザー距離計は海外のメーカーが多い
三脚の使い方
遠距離を測定するとき、ブレを予防するため3脚に固定するのが有効です。
特に回転センサーがある機種では、レーザー距離計を上下に回転して測るので、回転軸を三脚によって固定することにより安定した測定ができます。
選び方に迷ったとき、レーザー距離計のメーカーのうち、世界的に人気なライカとボッシュから選ぶのがおすすめです。この2社は、室外用から室内用まで品ぞろえも豊富で、ランキング15の中で、8機種が入っています。日本のメーカのマキタ、タジマ、シンワ、ニコンは、独自の性能・機能に人気ががあり、おすすめランキングに入っています。
レーザー距離計おすすめランキング15位~11位
人気のおすすめレーザー距離計の1ランキング5位~11位です。選び方の参考にしてください。ここで示した価格は、変動することがあるのを、留意してください。
15位:タジマP15
ボタン一つで簡単計測のエントリーモデル
ブランド:タジマ
価格:3,800円
精度:3mm
測定可能距離:15m
機能性:ISO適合・防水防塵IP40・PSC・ワンボタン、ボタン長押しで連続測定、筒体は5色(白、黄色、赤、黒、紫)
「レーザー距離計おすすめランキング」15位のタジマP15は、ワンボタンのみなので簡単に測ることができます。PSCマーク適合品なので家庭でも安心して使えます。大きさはマーカーサイズなので、胸ポッケトに入り便利です。使い方として、引っ越しや部屋の模様替え、家具・家電の設置、リフォームなどの見積測定があります。色が5色から選べるのもうれしいところです。
14位:ボッシュ ZAMO 2
「レーザー距離計おすすめランキング」14位の、ボッシュZAMO2は、自動車用パーツや工具で世界的に有名なBOSCHブランドが出した製品なので、性能に信頼性があります。手のひらにピッタリ収まるコンパクトサイズで、外観もスタイリッシュです。使い方としては、建築物の内装業者やインテリアコーディネーターが行う現地調査に向いています。業務用として、おすすめのツールです。
13位:スアオキD40
「レーザー距離計おすすめランキング」13位のスアオキD40は、中国ブランドながら、信頼できる製品を出しています。外形はおしゃれで、コンパクトなプロ用レーザー距離計です。性能面では、距離、面積、体積などを瞬時に測定できます。測定値の加算・減算ができる機能は便利です。機能が揃っている割に、価格が安いので、人気のレーザー距離計です。
12位:ボッシュZAMO3
ワンボタンのDIY用
ブランド:ボッシュ
価格:8,500円
計測可能距離:20m
測定精度:3mm
機能性:別売のテープアダプターの装着で1.5mまでの直線、円周、曲線の測定、別売のホイールアダプターの装着で曲面、曲線の測定
「レーザー距離計おすすめランキング」12位の、ボッシュZAMO3は、ワンボタンでなので簡単に測定できます。電源スイッチはスライド型にして安全性を考慮しています。形状が4角なので、床に置いて測るときも安定しています。コンパクトで軽いのでポッケトに入ります。アダプターを装着することにより、曲線も測れて、DYIでは重宝します。
11位:ライカD1
「レーザー距離計おすすめランキング」11位の、ライカD1は、ワンボタンでハンディなボディーです。ブルートゥースを使って、測定結果をスマホやタブレットに飛ばして保存できます。測定した寸法を、スマホ上の写真や図面に取り込んで表示できるすぐれものです。
レーザー距離計おすすめランキング10位~7位
人気のおすすめレーザー距離計のランキング10位~7位です。選び方の参考にしてください。室内用の業務向け機種がランクインしてます。
10位:マキタLD050P
「レーザー距離計おすすめランキング」10位の、LD050Pは、国内電動工具メーカーで有名なマキタの製品です。ボディーを小型・軽量化して、測定する機能をピタゴラス測定、体積測定に絞っています。ハンディで使いやすいので、電気・水道・配管・内装工事現場での計測、見積りの業務に適した機種といえます。
9位:シンワL-Measure40-2
尺表示が建設現場で重宝される
ブランド:シンワ測定
価格:9,000円
測定可能距離:40m
精度: 2mm(10m)
機能性:ピタゴラス測定、面積測定、防水防塵IP40
尺相当表示、設定した距離を音で知らせる等間隔通知モード
レーザー距離計おすすめランキング9位の「シンワL-Measure40 2」は、国内測定器メーカーであるシンワの製品で、性能が信頼できます。本体は軽くてコンパクトな仕上がりになっています。住宅建設現場では、よく使われる「尺」の単位で、表示する機能がある人気機種です。等間隔の位置決めを、音で知らせる機能は、現場のニーズに応えています。
8位:ボッシュGLM50C
「レーザー距離計おすすめランキング」8位の、ボッシュGLM50Cは、ディスプレイがカラー液晶で見やすくなっています。傾斜センサーが内蔵されているので12種の測定が可能になります。ブルートゥースが内蔵されているので、測定結果をスマホ、タブレットにデータ転送する性能も備えています。スマホと連動して測定結果をスマホ上の写真に記録します。報告書や見積書を作成までしてくれるので、建設現場で役に立ちます。
7位:ライカD110
「レーザー距離計おすすめランキング」7位のライカD110は、ブルートゥースを介してスマホ、タブレットにデータ転送できます。専用アプリでスマホと連携され、スマホで撮った写真に自動的に寸法を入れられます。小型でシンプルながら測定スピードが速く、DIYでは威力を発揮します。
レーザー距離計おすすめランキング 6位~4位
人気のおすすめレーザー距離計のランキング6位~4位です。室外用の業務用の機種がランキングされています。室外用の機種の選び方の参考にしてください。
6位:マキタLD080PI
「レーザー距離計おすすめランキング」6位の、マキタ LD080PIは、ランキング9位のマキタ LD050PIの上位機種になります。傾斜センサーが付いているので、ピタゴラス測定が2点でできて便利です。3脚の取り付け穴があるので、3脚に取り付けることによって遠くても安定した測定ができます。モニターは、バックライトLCDなので見やすいのもうれしいところです。
5位:ライカD510
「レーザー距離計おすすめランキング」5位の、ライカD510は、屋外でレーザードットが見えなくても、4倍ズームのカラーファインダーで200mまで、測定対象が鮮明に見えます。
デジタルファインダーで外部でも楽々測定
ブランド:ライカ
価格:68,000円
精度:1mm
計測可能距離:200m
機能性:ブルートゥース・PSC(安全性)・ISO(精度)・屋外用・防水防塵:IP65、傾斜センサー・デジタル ポイント ファインダー(4倍ズーム)、360°チルトセンサー
他の機種に比べて高耐水・対塵性能(IP65)なので雨や、土埃がひどい現場でも安心して使えます。上下センサー と水平センサーを備えているので、対象物の高さなどの間接測定が精度よく行えます。ブルートゥースでデータ転送・アプリで連携する機能も備えています。
4位:ボッシュGLM250VF
光学ファインダー(1.6倍)内蔵
光学ファインダーは、遠距離の測定に効果を発揮します。
「レーザー距離計おすすめランキング」4位の、ボッシュ GLM250VFは、ボッシュの最高機種です。基本的な性能を備えており、100mを超す遠距離測定ができます。
遠距離測定では、三脚に固定できます。計測性能にバランスが取れていて、コストパーフォーマンスに優れています。
レーザー距離計おすすめランキング 3位~1位
いよいよ人気のおすすめレーザー距離計のランキング3位~1位です。屋外用で200~1000mまでの製品の選び方の参考にしてください。
3位:ニコンCOOLSHOT PRO STABILIZED
「レーザー距離計おすすめランキング」3位のニコンCOOLSHOT PRO STABILIZEDです。
ブレずにピンまでの距離を測れる
ブランド:ニコン
価格:42,000円
精度:1.25m (700m)
最大測定距離:1,000m
機能性:手ブレ低減機能・有機ELファインダー(6倍)、ピンフラッグ自動検出、高低差自動検出
スポーツをしながらの計測に求められる、スピードを追求した機種です。ファインダーが明るく見やすい有機ELなので、目標を捉えやすいだけでなく、測定時間が0.3秒であることも時間の短縮に貢献しています。高低差を考慮した距離も表示できるのもうれしい性能です。2019年1月のゴルフのルール改定により、公式試合でレーザー距離計の使用が認められることになりました。人気の機種なので、ますます使われるようになるでしょう。
クールショットプロスタビライズをレビュー!手ブレ防止と計測距離がハンパない!#ゴルフ #レーザー距離計 #距離計 #ニコン #ゴルフレーザー距離計 #ゴルフナビ #クールショットhttps://t.co/l3qxyBrWq6
— golfolic (@golfolic4) October 28, 2018
2位:レザーテクノロジートゥルーパルス360
1Kmでも測れる優れもの
ブランド:レーザーテクノロジー
価格:300,000円
精度:0.2~1m
測定可能距離:1000m
機能性:LCD/7X・2方向傾斜センサー・耐衝撃性 NEMA3、防水防塵性 IP54、3次元の距離測定
「レーザー距離計おすすめランキング」2位の、レザーテクノロジー社のトゥルーパルス360は、1Kmまでの遠距離の地形測量のツールです。業務用として建設・電設業を中心に利用されています。特に、建築設計業、土木設計業、通信設備業、不動産鑑定業、森林業地学、鉄道業、ゴルフコース設計業での遠距離測定に適しています。
iPAQ112のことでした。レーザコンパスTruPulse360°とセットで山の測量。今日は2時間で終わったので楽勝でしたが、この季節4時間越えるとかなり心配になります。
— 香山由人 (@yunikayama) January 18, 2010
これってiPhoneと同じくらいのサイズ?でも、電話できないカメラも無い。winモバイルだし....
1位:ライカS910
世界初の3次元データの測定ができる
ブランド:ライカ
価格:232,000円
計測可能距離:300m
誤差:10mm(10m)
機能性:ブルートゥース・PSC(安全性)・ISO(精度)・屋外用IP54(防水防塵)、WLAN経由のリアルタイムデータ転送、測定ポイントをDXFデータ保存、4倍デジタルポイントファインダー
「レーザー距離計おすすめランキング」1位の、ライカS910は、この分野の最先端の性能・機能を備える機種です。
屋根の寸法計算、3次元視覚化のBIMやCADソフトウェアへのデータ統合も可能です。傾斜計が2方向付いていて、正面でなくても計測できます。ディスプレイは、スマホと同じタッチパネル式を採用しているため、操作性が良くなっています。曲面の建築物も3次元情報として処理し計測できます。価格は張りますが、それだけの性能を備えた機種と言えるでしょう。
ライカ、3D座標情報を取得できる世界初のレーザー距離計を発表 http://t.co/BKQ4WhxAz0 pic.twitter.com/FYGiCPCpGW
— ASCII.jp編集部 (@asciijpeditors) April 1, 2015
レーザー距離計をどう使えば正確に計測できる?
レーザー距離計の正しい使い方
おすすめランキングTOP15のレーザー距離計の正しい使い方について説明します。レーザー距離計の起点は、通常レーザー距離計の後端となっています。機種によっては、先端に設定することもできます。
レーザー距離計の測定基準位置
レーザー距離計の使い方は、距離計の起点となる位置を決め、対象となるものにレーザーを当てるボタンを押します。測定結果はデジタル表示となります。
使い方の基本として、レーザー距離計は、測定物の正面に立って測定しましょう。斜めからは反射しないので測れません。
対象物の色は、反射しやすいとされる、「白」「黄」「茶」系が、適した色です。対象物の色が「黒」「緑」「青」の場合は、測定可能距離が短くなります。対象物が反射しない場合は、対象物の近くに反射板を置くことで、測定ができることがあります。レーザー距離計は、水面、ガラス、鏡は測れません。測定できる気温は-10℃~50℃です。
ピタゴラス測定の使い方
ピタゴラス測定を使うと対象物の長さ(赤線)を間接的に測れます。測定を行うには、次の2条件に合うようにレーザー距離計を移動する必要があります。
ピタゴラス測定から、間接的に対象物の長さを測る場合の実際の精度は、メーカーの仕様精度よりも落ちます。間接的に測る長さの誤差は、仕様の直線距離よりも大きくなるので、使い方、選び方に注意する必要があります。
レーザー距離計の安全性について
「レーザ製品の安全基準」は、JIS及び国際規格IECに規定されたレーザー光の出力の強さを分類したクラス分けで、数字が小さいほど出力は弱くなります。ランキング15のうち2位のツル―パルス360(クラス1)以外のレーザー距離計は、クラス2です。クラス2は人の目のまばたきによって避けることが出来る程度のレーザーです。
レーザー距離計のユーザーに安全性を示すPSCマーク
経済産業省は、乳幼児用ベッドやライターなどとともに危険性のある製品群として「携帯用レーザー応用装置:レーザー光(可視光線に限る)を外部に照射して文字又は図形を表示することを目的として設計したものに限る」を挙げています。レーザー光線は強いクラスになると目を失明させるほどの危険性があります。
このマークがある製品は安心して使えます。危険性のある特定の製品群に対して、国が定めた一定の基準を満たしている証明です。
PSCマークを取得しているレーザー距離計
レーザー距離計おすすめランキングの中でも、PSCを取得しているメーカがあります。PSCの有り無しは、安全を重視するときの選び方の参考になります。ただし、PSCで認定されていても、直接レーザー光を目に長時間当てると危険であることに変わらないので、使い方に注意しましょう。
レーザー距離計おすすめランキングTOP15!のまとめ
ボタンを押すだけで距離が表示されるので、だれでも簡単に距離が測れるのはうれしいことです。室内用の建設現場で仕事に使うのに人気な機種は、ランキング12位~7位で、この中から選び方の参考にしてください。測定モードの数、データ転送の有無など、現場での使い方に見合った性能が備わっているかをチェックしましょう。
屋外では、計測可能距離は、メーカの公表値よりも短くなるので、使い方に応じて性能をよくチェックして選び方に注意しましょう。
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