イタリア語の名言・格言39選!心に沁みる人生や恋愛系から笑える面白い言葉も!

イタリア語はイタリアとスイス、サンマリノの公用語で、ヨーロッパだけではなくアフリカやアメリカの国々でも用いられています。イタリアの歴史と文化からは、表現が面白いことわざや人生の指針になる格言、歴史に名を残した偉人の努力に関する名言や恋愛にまつわる格言などが生み出されました。この記事では、イタリア語の面白い名言や格言をランキング形式で発表いたします。イタリアと日本の文化の違いを紹介しているので、最後までランキングをご覧ください。

目次

  1. イタリア語の名言&格言ランキング39選!
  2. イタリア語の名言&格言ランキング39位~11位
  3. イタリア語の名言&格言ランキング10位~7位
  4. イタリア語の名言&格言ランキング6位~4位
  5. イタリア語の名言&格言ランキング3位~1位
  6. イタリアと日本ではどのように文化が違うの?
  7. イタリア語の名言&格言ランキング39選まとめ

イタリア語の名言&格言ランキング39選!

心に沁みる人生や恋愛系から笑える面白い言葉も!

イタリアのチョコレートBaci

恋愛や努力に関するイタリア語の名言を紹介

イタリアのチョコレートBaci(イタリア語でキスの複数形)の包み紙には、恋愛に関する格言や名言が書かれています。

イタリア語には、イタリアの歴史や文化に由来する多くのことわざや格言、そして歴史に名を残した著名人の名言があります。イタリア語独自の表現や、amore(愛)の国らしい恋愛の格言や名言は、雑学として面白いだけではなく、人生の指標にもなります。

イタリアの名産品を使った面白いことわざ

イタリアには「Togliersi il prosciutto dagli occhi」ということわざがあります。直訳すれば「目から生ハムがとれる」で、意味は日本語の「目から鱗が落ちる」と同じで、誤りを認めたり、急に物事が理解できるようになったりした時に使われます。

努力の大切さなど深い意味をもつことわざも解説

 六カ国語共通のことわざ集

イタリア語には日本語と似た意味のことわざもある

イタリアの人生観が分かる格言や日本の文化にも通じる名言など、イタリア語の39個の名言と格言をランキング形式で紹介します。

 

イタリア語の格言と名言には、日本人の人生の参考になる言葉や、思わず笑ってしまうような面白い表現、努力について語った言葉などがあります。

イタリア語のことわざや、独自の文化や国民性を感じさせる39個の格言、名言をランキング形式で紹介いたします。日本語にも似たようなことわざが存在するので、イタリアに親しみを感じるかもしれません。それではランキングを見ていきましょう。

イタリア語の名言&格言ランキング39位~11位

ローマのコロッセオ

動物が登場する格言もある

ローマ帝国の中心地として繁栄したイタリアに伝わることわざや偉人の名言を見ていきましょう。それではイタリア語の名言&格言ランキング39位から11位の発表です!

39位:身についた悪癖に関する格言

イタリア人も幼い頃の習慣を忘れない

日本のことわざ「雀百まで踊り忘れず」

雀は覚えた踊りを忘れない

日本には「三つ子の魂百まで」「雀百まで踊り忘れず」ということわざがあります。

 

幼い頃に身につけた習慣や性格は、大人になっても代わらないという意味で使われる言葉ですが、イタリア語にも似たような意味の格言があります。

Il lupo perde il pelo, ma non il vizio.(狼は毛皮を変えても本性は変わらない)

イタリアに生息するイタリアオオカミ

イタリアにはイタリアオオカミが生息

童話に敵役として登場するように、ヨーロッパにおいて狼は悪いイメージで語られる生き物です。外見が変化しても、本質は変わらないのは、狼だけではなく人間にも言えることです。

38位:人生の難しさを表わした格言

歯のない人がパンを持っていても、パンを噛んで食べることはできません。ですが、健康な歯を持っている人は、パンを持っていません。この格言は、世の中が思い通りにはいかないことを意味しています。努力では解決できないことが、世間にはあふれかえっています。

イタリア語のpaneはパンを意味する

 イタリアのフォカッチャ

フォカッチャはイタリア発祥のパン

ジェノヴァ発祥のフォカッチャやローマ発祥のロゼッタ、トリノ発祥のグリッシーニなど、イタリアにはさまざまなパンがあります。

37位:物事の始まりに関する格言

「出だしが良ければ、仕事は半分できたようなものである」というイタリア語の格言を日本語に訳すれば、「始めよければすべて良し」ということわざになります。

最初が肝心なのは日本もイタリアも同じ

日本のことわざ「終わりよければすべて良し」

日本語にも通じる格言

日本には作業の終わり方や締めくくりの重要性を説いた「終わりよければすべてよし」ということわざもあります。

36位:約束に関する格言

人間関係の維持には努力も必要

歩きスマホの注意喚起ポスター

イタリア人は友人を大切にする

約束や時間を守らなかったために、友人との付き合いを止めたケースは日本でも珍しくはありません。

日本には「親しき仲にも礼儀あり」という格言があります。友情に甘えてやりたい放題をすれば、やがてその関係は壊れます。イタリア人が友情を維持する秘訣として挙げているのが、約束を守ることです。イタリア語の原文では「i」が韻を踏んでいるので、声に出して読みたい名言でもあります。

35位:コロンブスの名言

新大陸に到達した航海者

コロンブスの名言

彼の功績は評価が分かれる

イタリア出身のコロンブスは、インドを目指して航海を行い、1492年に西インド諸島に到達した人物です。

 

運と努力で航海を成功させ、彼は多くの富を得ましたが、それらは現地人を殺して奪い取ったものでした。

コロンブスは「Le ricchezze non rendono l’uomo libero, lo rendono solo più occupato.」という名言を残しています。彼は富を得ましたが、満足することなく植民地で黄金を求め続け、ついには現地人への残虐行為が問題視されて逮捕されました。コロンブスの人生を思えば、富や財産について考えさせられる名言です。

34位:もらった物についての格言

プレゼントはその場で開けるのがイタリア流

「もらった馬の口を調べるな」はイタリア語のことわざ

「もらった馬の口を調べるな」

馬の口を調べるという面白い表現は、歯並びで馬の年齢を推測できることに由来します。

馬の口を調べるということは、贈られた物について詮索するということでもあります。もらった物や贈り物の中身を調べて、ケチをつけてはいけないという格言は、プレゼントを受け取ったらその場で包装紙を破いて箱を開け、喜びと感謝を伝える外国の習慣に関係しています。

33位:靴に関する名言

イタリアのファッションブランドは日本でも人気

サルバトーレ・フェラガモのシューズ

良い靴は重要

黄金の靴とは、良い靴のことです。イタリア語には、靴の重要性を説いた多くの格言や名言があります。

安くても手入れされた清潔感のある靴を履くことは、人生の運を開くという説があります。また、相手の第一印象を靴が決めることもあるので、恋愛においても靴は重要です。

32位:友人についての格言

良き友は宝に匹敵する

イタリアの格言「友に巡り会えた人は宝を手に入れたのに等しい」

友情に関する名言がランキング入り

友人を得ることと宝を手に入れることは、同じぐらいの価値があるというイタリア語の格言です。家族や友人を大切にするイタリア人の国民性が現れている名言です。

31位:人間の行いについての格言

イタリアにも「自業自得」という考え方がある

日本のことわざ「身から出た錆」

日本のことわざ「身から出た錆」

日本の「身から出た錆」や「自分でまいた種は自分で刈り取れ」ということわざと同じ意味を持つ格言が、イタリア語にも存在します。

 

その言葉がイタリア語の名言&格言ランキング31位にランキング入りしました。

Chi è causa del suo mal pianga se stesso.自ら不幸の種をまいた者は自分を嘆くがいい

イタリアの格言「自ら不幸の種をまいた者は自分を嘆くがいい」

「mal」は「苦痛」や「悪」を意味するイタリア語

「苦痛(不幸)の原因が自分自身にあるならば、己の身を嘆きなさい」というイタリア語は、行いの重要性を説いた格言です。

30位:笑いの効能を説いた格言

イタリア語版「笑う門には福来たる」

イタリアの格言「Il riso fa buon sangue」

「sangue」は「血液」を意味するイタリア語

「riso」は「米」や「笑い」を意味するイタリア語で、直訳の「笑いは良い血を作る」から「笑いは健康に良い」や「笑う門には福来たる」と訳されます。

2017年3月にアメリカのメディアであるブルームバーグが行った「世界の健康な国ランキング」で、イタリアは1位にランキング入りしました。感情が豊かで、面白いことがあれば笑うのがイタリア人の健康の秘訣なのかもしれません。

29位:男の人生をダメにするものを挙げた格言

酒と煙草と女性に注意

イタリアの格言「Bacco, tabacco e Venere riducono l’uomo in cenere」

イタリアの男性を破滅させるもの

この格言は、男性を破滅されるものとして、煙草と酒と女性を挙げています。イタリアには、これらに人生を狂わされた男性が少なからず存在したのでしょう。

イタリア人男性は女性が好きで、挨拶代わりに口説くようなイメージがありますが、悪い女性に関われば大変な目に遭うことも知っているのです。イタリア語で「金星」を意味する単語「Venere」は、美の女神ビーナスや美女の意味で使われています。

28位:努力の必要性を説いた格言

魚を捕るには努力が必要

イタリアの格言「Chi dorme non piglia pesci」

イタリア語の「pesci」は「魚」の意味

寝ていては魚が捕れないのは当たり前の事のように思えますが、この格言は起きて漁をすること、つまり地道な努力の重要性を説いています。

また、このイタリア語の格言は「早起きは三文の得」という日本語に訳されます。早寝早起きは、健康な生活を送る上でも重要ですが、早起きの恩恵を魚に例えたイタリア人と小銭に例えた日本人の違いは、比較文化人類学などを研究している人にとっては面白いものかもしれません。

 

27位:人生経験の重要性を説いたことわざ

美食の国らしい面白い例え

イタリア語の格言「Gallina vecchia fa buon brodo」

「brodo」はブイヨンやスープを意味するイタリア語

これはイタリア人シェフが残した料理に関する名言ではなく「亀の甲より年の功」という格言です。

年齢を重ねた人の経験や言葉は貴重であるという格言に、日本では長寿の象徴である亀の甲を使いますが、イタリアはスープの元となる雌鶏を用いています。イタリア料理で名高い美食の国らしさがうかがえる面白い表現です。

26位:人間関係についての格言

友人は大事だが時には裏切る

イタリア語の格言「Dagli amici mi guardi Dio che dai nemici mi guardo io」

Dioはイタリア語で「神」を意味する

ランキング32位の格言にも登場した「amici」はイタリア語で「友人」のことです。

友人の裏切りには神の力に頼らなければならないというのは、友人の大切さや関係を長続きさせる方法を格言や名言にしているイタリアらしい考え方であると言えます。

25位:ミケランジェロの名言

晩年まで努力と学習を続けた芸術家

「私はまだ学び続けている」という名言を残したとき、ミケランジェロは87歳で、芸術家としての業績を十分に残していました。人生の晩年にさしかかっても、彼は努力を続けていたのです。

ミケランジェロの作品「ダビデ像」

イタリア語の「imparando」は学習を意味する言葉

ミケランジェロはルネサンス期に活躍したイタリアの芸術家で「ダビデ像」や「ピエタ」などの彫刻やシスティーナ大聖堂の絵画「最後の審判」などの作品を手がけました。

24位:悪魔が登場する格言

イタリアの悪魔は物作りをする

イタリア語の格言「Il diavolo fa le pentole ma non i coperchi」

イタリア語の「悪魔」は「diavolo」

キリスト教徒が多いイタリアでは、神や悪魔が登場することわざや格言、名言が少なくありません。

悪魔が鍋を作るというのは、イタリアの文化が感じられる面白い表現です。蓋のない鍋は悪魔が作った物であると分かるように、悪事はいずれは明らかになるというのが、この格言の真意です。

23位:世界を使った格言

イタリア語で「世界」は「mondo」

イタリアピエモンテ州の村

イタリアには美しい村が残っている

2001年に「世界がもし100人の村だったら」がネットで広がり、書籍が出版されるよりも前から、イタリアには世界を村に例えた使ったことわざがありました。

”Tutto il mondo e` paese” (世界は最終的に村です)。

イタリア語の格言「Tutto il mondo è paese」

イタリア語を直訳すれば「全て世界は村」

イタリア語の「paese」は、村や故郷、国を意味します。この格言の村を国に置き換えても、「世界中、どこに行っても同じ」という意味は通じます。

 

都会に出て一旗揚げようと考えたり、故郷に嫌気が指したりしても、問題や欠点のない土地は世界に存在しないのです。

22位:衣服を使った面白い言い回し

おしゃれなイタリア人らしい格言

洗濯機

イタリアの洗濯機はドラム式が多い

イタリア語の名言&格言ランキング22位に入ったのは、衣服を使った格言です。都市の景観を重視するイタリアには、洗濯物の外干しを禁止している地域があります。

I panni sporchi si lavano in famiglia.
(汚れた衣服は家で洗え/意味:内輪の恥は外にさらすな)

この名言はイタリアの家庭の知恵ではなく、身内の恥を世間に晒してはならないという意味です。この考え方は、トラブルを表に出さず、内輪で解決しようとする傾向がある日本に通じるものがあります。

21位:人生の持ち物に関する格言

妻はイタリア語で「moglie」

リモンチェッロはイタリアのレモンリキュール

イタリアには長い酒の歴史がある

イタリア半島では、紀元前10世紀に先住民族のエトルリア人がワイン作りを行っていました。イタリア語のことわざや格言には、酒が用いられることが多いです。

家に酒樽があっても、妻が酒好きならば、当然中身を飲んでしまいます。「満たされた酒樽」と「酒好きの妻」のように、性質の反する物を同時に持つことはできないという教訓を含んでいるのがこの格言です。

20位:人間の意思に関するイタリア語の格言

心や感情は支配できない

イタリア語の格言「Al cuore non si comanda」

イタリア語の「cuore」は心を意味する

ゲームにコマンドという言葉が使われているように、イタリア語の「comanda」は命令や指示を意味します。しかし、人間の心は他人によって支配されるものではありません。

この格言は、主に恋愛感情に対して用いられます。イタリアが舞台の「ロミオとジュリエット」を例に挙げるまでもなく、燃え上がった恋心は他人はおろか本人にも制御できるものではありません。

19位:キリスト教の国らしい格言

イタリアの都市では守護聖人を祝う

聖コスタンツォはペルージャの聖人

聖人の日はイタリアの祝日

イタリアの都市では、守護聖人の日を祝日に定めています。例えばペルージャでは、守護聖人である聖コスタンツォの日である1月29日が祝日です。

Passata la festa gabbato lo santo.
(祭りが過ぎると聖人は笑い者にされる/意味:のど元過ぎれば熱さを忘れる)

聖人の祝日には、イタリアの都市で賑やかな祭りが行われ、特別な菓子を食べることもあります。しかし、祝日が終われば人々は日常の生活に戻ります。「祭りが終われば聖人は笑いものにされる」という格言は、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」という日本語のことわざに当てはまります。

18位:人間の生き方に関する格言

イタリア人の価値観が垣間見える

イタリア語の格言「Vivi e lascia vivere」

イタリア語の「Vivi」は「vivere」の単数形

「lascia」の後ろに動詞の原形を付けることで、「~させておく」というイタリア語になります。「lascia vivere」は生かしておくという意味です。

イタリア語の文章を直訳すれば「生きろ、そして生かしておけ」です。自分の生き方を守りながらも、他人の生き方に干渉しない姿勢には「人は人、自分は自分」という日本語が当てはまります。

17位:自然現象を使った人生の格言

イタリア語の格言「Chi semina vento raccoglie tempesta」

「tempesta」はイタリア語で「嵐」

風に種をまき、嵐を収穫するというのは比喩表現です。自分の行動、それも悪事は自分自身に返ってくるというのがこの格言の真意です。

風の種をまいた結果

イタリア語の名言&格言ランキング31位の「Chi è causa del suo mal pianga se stesso」も、人の行いに関する格言でした。イタリア人も日本人と同じく、「自業自得」という考え方を持っていることが、これらの言葉からはうかがえます。

16位:人生と年齢に関する格言

人は年齢に関わらず幸福を得ることができる

イタリア語の格言「Mai si è troppo giovani o troppo vecchi per la conoscenza della felicità」

「felicità」はイタリア語で「幸福」を意味する

恋愛に年齢が関係ないように、幸福にも年齢は関係ありません。重要なのは心の持ち方です。

特に恋愛面において情熱的なイタリア人の性格をうかがわせるこの格言は、エピクロス派(快楽主義)を興した古代ギリシャの哲学者エピクロスの名言が起源だと言われています。

15位:ヨハネ・パウロ2世の名言

聖人の名言としての説得力がある

イタリア語の格言「La felicità è nascosta dappertutto. Basta scovarla」

「Basta」はイタリア語でよく使われる表現

この名言はローマ教皇ヨハネ・パウロ2世の言葉だと言われていますが、マザー・テレサの名言であるという説もあります。

幸せは身近に隠れているものという考え方は、幸せの青い鳥を探す冒険に出たチルチルとミチルの兄妹が自宅の鳥籠で目的のものを見つけたメーテルリンクの戯曲「青い鳥」を思わせます。

14位:弱者が受ける仕打ちを語る格言

日本でもイタリアでも悪い出来事は重なる

日本のことわざ「泣きっ面に蜂」

日本のことわざ「泣きっ面に蜂」

弱っている時に悪いことが起きるように、不運は重なるという意味の日本のことわざが「泣きっ面に蜂」や「弱り目に祟り目」です。イタリアにも似たような意味の格言があります。

Gli stracci vanno sempre all'aria.ぼろきれはつねに風に飛ばされる

イタリア語の「Gli stracci」はボロ布のことです。その動きは常に風任せで、ボロ布にはコントロールできないことから、この格言は弱者は強者にいじめられるという意味で使われます。

13位:植物を使った人生の格言

情熱的で楽観的なイタリア人の性格がうかがえる

イタリア語の格言「Se son rose, fioriranno」

「fioriranno」はイタリア語で「咲く」という意味

「もし、バラならば咲くだろう」という格言は、恋愛だけではなく人生でも用いられます。日本語では「果報は寝て待て」と訳されることが多いです。

花が咲くのが自然現象であるように「なるようになる」というのが、原文であるイタリア語のニュアンスであり、楽観的なイタリア人の性格がうかがえます。

12位:待つことの重要性を説いた格言

花は咲き草は生える

イタリア語の格言「Campa, cavallo, che l'erba cresce.」

イタリア語の「cavallo」は「馬」

イタリア語の名言&格言ランキング34位の「もらった馬の口を調べるな」と同じく、馬を使った格言がランキングに入りました。

馬は草食動物です。生き延びれば草にありつけるというのは、待っていれば必ずチャンスが訪れるという意味で、この格言は日本語の「待てば海路の日和あり」ということわざに訳されることが多いです。

11位:酒の席と人間関係についての格言

イタリア人は酒の席を重要視する

イタリアの格言「Chi non beve in compagnia o è un ladro o è una spia」

「ladro」はイタリア語で泥棒

イタリアには「In vino veritas」という格言があります。酔えば人間の本音が出るということです。

酔って心の内をさらけ出すことで、互いの親交を深めるイタリア人にとって、酒の席を共にしない人は泥棒かスパイだそうです。イタリアの国民性が垣間見える面白い表現ですが、アルコール・ハラスメントが問題視されている日本ではあまり参考になりません。

イタリア語の名言&格言ランキング10位~7位

イタリアの観光名所青の洞窟

人生の格言がランキング入り

イタリア語の名言&格言ランキングの10位から7位を発表します。ランキングのベスト10入りした名言や格言を見ていきましょう。それでは第10位の発表です!

10位:人生の苦しみに関する格言

釈迦の言葉「人生は苦なり」

人生には苦しみが存在する

人生には個人の努力では解決できない、さまざまな苦しみが存在します。文化や宗教を問わず、人間が考え出した解決法が、信頼できる人と苦しみを分け合うというものでした。

Mal comune mezzo gaudio.苦しみも分け合えば半分の苦しみ

半分や中央を意味するイタリア語が「mezzo」という言葉です。その後ろの「gaudio」という単語は喜びを意味する言葉です。

子の格言は、苦しみの半分は喜びにできる、それを他人と分かち合うことで、苦しみを和らげることができるという意味の格言になっています。

有名なガキ大将の名言の真意

イタリアを含む世界各国で放送されている日本の人気アニメ「ドラえもん」には、ジャイアン(本名は剛田武)というガキ大将が登場します。「お前の物は俺の物、俺の物も俺の物」という彼の名言は、自己中心的なジャイアニズムの現れとして有名です。

2011年3月に放映されたドラえもんでは「お前の物は俺の物、俺の物も俺の物」という名言の「お前の物」には、玩具や漫画だけではなく、友人の苦しみも含まれていることが明らかになりました。ジャイアンはイタリアの格言を実践していることになりますが、これはアニメオリジナルのエピソードで、藤子・F・不二雄の原作には存在しません。

9位:価値観についての格言

イタリアの格言「Non è bello ciò che è bello, ma è bello ciò che piace」

「bello」は美しいを意味するイタリア語

イタリア語の「piace」は好きなものを意味し、「好きなものこそが美しい」という格言が成り立ちます。

ファッションと芸術の国として名高いイタリアでは、人々の美的センスも優れているように思われがちですが、イタリア人は美しいものが美しいのではなく、好きなものが美しいのだという価値観を持っているようです。

好みは人それぞれ

日本のことわざ「蓼食う虫も好き好き」

この格言の日本語訳は「蓼食う虫も好き好き」

辛くて苦い蓼(たで)の葉を食べる虫がいるように、好みは人によって違うという日本語の格言が「蓼食う虫も好き好き」です。

8位:重要な物の見つけ方を説いた格言

イタリアの格言「Moglie e buoi dei paesi tuoi」

牛と妻を同列に扱う面白い表現

イタリアの農家にとって、牛は畑を耕してくれる大切な生き物です。そして、家族を愛するイタリア人にとっては妻も重要な存在です。

牛や妻などの人生に必要な存在を、故郷という身近な場所で手に入れた方が良いのは、遠方からこれらを迎え入れると、気候風土や文化に馴染めない可能性があるからだと言われています。故郷から遠く離れた場所に嫁いだ人が苦労するのは、日本でもイタリアでもありえるケースのようです。

農家は忙しい

畑を耕す牛

牛の世話は大変

自然を相手にする農家は1年を通じて忙しいものです。その上に牛の世話を行う必要があるため、妻を見つけるために遠くに出かける時間や余裕はありません。

妻と牛は身近なところから探せというイタリアの格言は、農業や生き物の世話で忙しく、遠方に出かけることが難しかった昔の農家の知恵に基づくものだという説もあります。

7位:人付き合いに関する格言

イタリアの格言「Meglio soli che male accompagnati」

イタリア語の「male accompagnati」は悪友

イタリア語の名言&格言ランキングに、友人や友情に関する言葉がランキング入りしているように、イタリア人は友人を大切にします。

悪い友人と付き合った結果、思わぬトラブルに巻き込まれることもあります。悪友との付き合いよりも孤独を選ぶのは、イタリア人の処世術なのかもしれません。

失恋直後にも使える名言

失恋のイメージ

恋愛関係は破綻することもある

この格言は友人関係だけではなく、恋愛、それも失恋の直後に「(誰かといるよりは)1人のほうが気楽」という意味で使われます。

E' MEGLIO SOLI CHE MAL COMPAGNATI と言い切るには、気丈な心が必要だ。でもちょっと寂しい。

イタリア人は大切な人と苦しみを分かち合うことを良しとする人々ですが、人間には1人になりたい時間もあります。中でも失恋の悲しみは、自分だけで向き合うものなのかもしれません。

イタリア語の名言&格言ランキング6位~4位

イタリアのピサの斜塔

酒や恋愛の名言が面白い

人生や努力、恋愛の参考になるイタリア語の名言&格言ランキングも、残るは6個です。それではランキングの6位を発表します!

6位:酒の効能を説いた格言

イタリアの格言「Buon vino fa buon sangue」

ワインはイタリア語で「vino」

2015年に行われた国際ワイン・ブドウ機構の調査によれば、イタリア人は1年間に1人あたり約41.5リットルのワインを消費しているそうです。

質の良いワインが安く手軽に購入できるイタリアで誕生したのが「良質なワインは良い血を作る」という格言です。まさに、良質なワインが手に入る国だからこその言葉です。

ワインとブドウ

ワインは「キリストの血」

キリスト教でワインはキリストの血と考えられているため、飲むだけではなくキリスト教の儀式にも用いられています。

酒は健康に効果がありますが、イタリア語の名言&格言ランキングの29位の格言のように、人を破滅させるきっかけにもなります。また、アルコールへの耐性は努力しても上がらないので、酒を飲むときには注意が必要です。

「酒は百薬の長」の出典は漢書

中国の紹興酒

「酒は百薬の長」は王莽の名言

酒の効能を説いた「酒は百薬の長」という格言は、中国の歴史書「漢書食貨志・下」に登場します。発言者の王莽は新という王朝を興した人物です。

5位:ソフィア・ローレンの名言

ソフィア・ローレンは1934年生まれのイタリアの女優です。数多くの映画に出演した彼女は1960年にアカデミー賞を受賞しました。日本の「SMAP×SMAP」などのテレビ番組にも出演したことがある彼女の名言は、英語や日本語に訳されています。

ソフィア・ローレンの名言は美に関するものが多い

イタリア語の名言&格言ランキング5位に入ったソフィア・ローレンの名言の日本語訳は「もし、今までに泣いたことがないならば、あなたの目が美しいはずがない」です。

もしあなたがこれまでに泣いたことがないとしたら、 あなたの眼は美しいはずがないわ。美しさとは、見た目ではなく、それが、どれだけの経験をしてきたか、どれだけ人と感情を共有してきたのか、なのかもしれません。悲しみや喜びを経験するからこそ、それは美しくなるのです。

彼女は人間の目を重視しており「人間の内面に宿った美は瞳に映し出される」という名言も発しています。時に目は、口よりも語るというところに通じる言葉です。

ハートを手にする

女優になるためにローマへ

オーディションを受け受け、端役としてデビューを果たした彼女は、努力の末に世界的な女優の地位を得ます。共演者との恋愛やロマンスの末に、彼女はカルロ・ポンティと結婚して2人の息子を授かりました。

4位:恋愛に関する格言

ハートのロウソク

恋愛は炎のように激しいもの

恋愛には「燃えるような」という表現が用いられることがあります。情熱的に恋愛を語るイタリアの人々が、愛を火に例えた格言があります。

Scalda più amore che mille fuochi「愛は、千の炎よりも温かい」

手をつなぐカップル

火は熱く温かいもの

イタリア語の「mille fuochi」は「1000の炎」を意味します。火は熱いですが、人の愛は炎に勝る温かさを備えているのです。

「愛は、千の炎よりも温かい」燃えるような恋と言いますが、まさしく、この場合は愛は灼熱の炎など比較にもならないほどに温かいものだと例えています。冬の寒い日、恋人から抱きしめられこんなことを言われたら、さらにとろけてしまいますよね。

この格言は愛の温かさだけではなく、愛が持つ力を表現しています。恋愛関係を長続きさせるには、情熱だけではなく、努力や相手への思いやりも必要です。

イタリア語の名言&格言ランキング3位~1位

ローマのトレビの泉

日本でも有名な言葉がベスト3に

人生のためになる格言や、酒に関する面白い名言を紹介してきました。いよいよイタリア語の名言&格言ランキングベスト3の発表です!

3位:ナポリの美しさを称えた名言

イタリア半島南部の都市ナポリは、美しい景色で知られています。ナポリ歴史地区はユネスコの世界遺産に登録されており、街の近辺には古代ローマのポンペイ遺跡や青の洞窟で知られるカプリ島があります。

ゲーテ「イタリア紀行」を旅する

ゲーテが著書で紹介した言葉

ゲーテは戯曲「ファウスト」や小説「若きウェルテルの悩み」などを著した人物です。そのために「ナポリを見てから死ね」は彼が残した名言だと考えている人もいます。

 

イタリア旅行記である著書「イタリア紀行」の中で、ゲーテは地元の人の言葉として「Vedi Napoli, e poi muori」を紹介しています。

 

 

ゲーテは文学者であると同時に、ワイマール公国の役人でもありました。1786年に彼は休職してイタリアに旅立ちます。ヨーロッパで社会現象を引き起こした「若きウェルテルの悩み」の著者として名声を得ていた彼は、イタリアでは偽名を使って行動していたそうです。2年近いイタリア旅行は、後のゲーテの作品にも影響を与えました。

「ナポリを見てから死ね」という言葉は、ナポリの美しい景色を見ることなく死んでしまうのは不幸だという意味で使われています。ナポリの港は世界三大美港にも挙げられています。

日本には「日光を見ずに結構と言うな」ということわざがある

日本の「日光を見ずに結構と言うな」ということわざには、「ナポリを見て死ね」とほぼ同じ意味があります。徳川家康を祀っている栃木県の日光東照宮の素晴らしさを称えた言葉で、「日光」と「結構」が語呂合わせになっています。

2位:ローマについての格言

ローマの地に人間が定住を始めたのは、紀元前8世紀ごろだと考えられています。皇帝アウグストゥスの治世(紀元前27年~西暦14年)には人口100万人を超える大都市となりました。約700年の時間をかけて、ローマは発展を遂げたのです。

「ローマは一日にしてならず」ということわざは、立派な物や大がかりな事業を完成させるには、膨大な時間や地道な努力の積み重ねが必要であるという意味で用いられています。

ロシア語では「モスクワは一日にしてならず」と訳される

「Rome was not built in a day」

英語では「Rome was not built in a day」

「ローマは一日にしてならず」ということわざは、フランス語では「Paris ne s'est pas fait en un jour」(パリは一日してならず)と訳されます。

ローマを使った格言「全ての道はローマに通ず」

ローマ帝国の街道

ローマ帝国の街道

ローマが登場する「全ての道はローマに通ず」という格言は、街道が整備され、ローマに向かう道が数多く存在したように、目的を果たす手段も一つではないという意味です。

1位:人生の可能性を示す格言

イタリア語の名言&格言ランキングの1位に輝いた言葉は「Finché c'è vita c'è speranza」です。日本語では「生きている限り希望がある」と訳されます。

日本のことわざ「命あっての物種」

「命あっての物種」とも訳される

「生きていれば希望がある」という格言は「命あっての物種」と翻訳されることもあります。命がなければ物事をなしとげることはできません。

 

この格言は、命や体を省みない危険な行動への警告としても使われることもあります。

 

物種は物事の根元や根源を意味する名詞であり「命あっての物だね」という用法は誤りです。

希望はイタリア語で「speranza」

警視庁の統計によれば、日本では2018年に2万人を超える人々が自ら死を選んだそうです。健康状態や経済的な理由、学校でのいじめなど、その選択に至った理由は人によって異なりますが、希望を忘れないイタリア人の姿勢を日本人も見習いたいものです。

イタリアと日本ではどのように文化が違うの?

文化の違いや共通点もチェックしてみよう

イカスミパスタ

タコやイカは国によっては「悪魔の食べ物」

日本と同じように、イタリアを始めとする地中海沿岸の国々ではタコやイカが日常的に食べられています。

イタリアと日本は、ともに豊かな四季と食文化を持つ国です。料理の味付けも似ているのか、イタリア旅行に行った日本人からは、イタリア料理が美味しかったという感想が多く寄せられています。

イタリアと日本の最も大きな違いは治安です。イタリアでは日本人観光客が盗難に遭ったケースが少なくはなく、外務省では注意を呼びかけています。安全な国として世界的に評価を得ている日本と同じ感覚で行動すると思わぬトラブルに巻き込まれかねません。面白い旅行をするには、自衛も必要です。

イタリアは地方によって文化や習慣が異なる

イタリアの地図

イタリアは北と南で文化が異なる

日本の文化といっても、関西と関東ではさまざまな違いがあるように、イタリアでも地方によって文化や習慣が異なります。

 

北イタリア人と南イタリア人とでは性格が違うだけではなく、イタリアでは南北の経済格差が政治的な問題として扱われることもあります。

イタリア料理の定番として日本で人気のピッツァは、地方によって生地の厚さが異なります。イタリアではピッツァは1人1枚注文するもので、日本のように分けて食べることはありません。また、ピッツァを食べる時にはナイフとフォークを使います。

イタリア語にも方言がある

イタリアの方言図

イタリア語の方言図

日本語に関西弁や東北弁などの方言があるように、イタリア語にも方言が存在します。イタリアの標準語は中央イタリアのトスカーナ方言がベースとなっています。

イタリア半島南部やシチリア島では、イタリア語だけではなくシチリア語が使われています。古代ギリシャの数学者アルキメデスがシチリア島南東部の都市シラクサの出身であるように、シチリア島は古代ギリシャとの関わりも深く、少数ですがギリシャ語を使用する人も存在します。

シチリアのことわざ「Aranci aranci, cu havi guai si li chianci」

シチリア方言を使ったことわざ

シチリア語には「Aranci aranci, cu havi guai si li chianci」ということわざがあります。「Aranci」はイタリア語の「arancione」、つまりオレンジのことです。

このシチリア語をイタリア語訳は「Aranci aranci, chi ha guai se li pianga da solo」です。日本語では「オレンジ、オレンジ、己が引き起こした災いを嘆く者よ」と訳されます。

オレンジの木

シチリア島は有名なオレンジの産地

オレンジの栽培は難しく、それを承知していても、育てているときに愚痴や不満がこぼれてしまうものです。

人間は誰もが不平や不満を持っているという意味の言葉は、他人の苦境に関心を持たず、自分の痛みや悲しみだけを取り沙汰する自己中心的な人間に対して使われることもあります。

イタリア語の名言&格言ランキング39選まとめ

ピッツァマルゲリータ

イタリアには食べ物を使った面白い格言もある

努力の価値や恋愛の機微を扱ったイタリア語の名言や格言をランキング形式で紹介しました。何かの折にこれらの言葉を役立ててください。

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