北欧の伝統的な民族衣装ランキング11選!着てみたくなるかわいい服がいっぱい!
地方や民族ごとに伝えられている民族衣装は、とても個性的で魅力的な衣装が多いです。その中でも、特にかわいいと人気を集めているのが、北欧の民族衣装です。北欧の国々に伝えられている民族衣装は、個性的な色使いや、繊細なデザインの映える、とても魅力的なものです。そんな北欧の民族衣装を、ランキング形式でまとめました。どの衣装もかわいくておしゃれで、伝統的な魅力にあふれています。女性の華やかな民族衣装の他、男性の衣装や、北欧以外のかわいい民族衣装、ランキングで紹介した衣装を着る体験のできる場所もご紹介します。
目次
北欧の民族衣装ランキング11選!
北欧の伝統的な民族衣装は、伝統的な意味合いや歴史を残しながら、デザインもとても華やかでかわいいものや、おしゃれで個性的な色使いのものが多いです。そんな魅力的な北欧の伝統的な民族衣装を、ランキングにまとめました。
着てみたくなるかわいい服がいっぱい!
刺繍が美しい衣装や、スカートなどの華やかな色合い、鮮やかな色使いなど、伝統的な民族衣装ならではのさまざまな魅力が、北欧の女性の民族衣装にはあります。どの伝統衣装も、まるで物語の中の世界のようで魅了されます。
伝統的でおしゃれな男性の格好やかわいい女性の衣装など
男性の衣装もおしゃれでかわいい
女性の衣装は華やかでおしゃれなので、見たことがある人も多いかもしれません。女性の衣装だけではなく、男性の衣装もとてもおしゃれで美しい、印象的なものが多くあります。
伝統的な男性の衣装も、女性同様、歴史や文化に裏付けられています。そんなおしゃれでかわいい北欧の伝統的な民族衣装を、ランキング形式でご紹介していきます。
北欧の民族衣装ランキング11位~7位
北欧には、国に限らず様々な民族ごとの衣装があります。そのため、国ごとではなく、地方や民族ごとの衣装をご紹介していきます。特に女性の民族衣装は、様々な色やデザインが使われ、華やかです。伝統や文化の込められた、様々な衣装を見ていきましょう。
11位:スウェーデンのナショナル民族衣装
@mario_pbw わあい、楽しみにしてます!実はひっそりスウェーデンだったりします。スウェーデンのナショナル民族衣装なのです♪絵師様のすごさに感動するばかり…
— えいな(ノル) (@e_Li2CO3) April 4, 2016
スウェーデンには実に800程の民族衣装があると言われており、それをベースに国が民族衣装として定めたのが、このナショナル民族衣装です。比較的新しいものですが、伝統的な衣装をベースにしており、大変かわいらしい衣装です。
国旗の色をベースにした華やかな衣装
鮮やかな黄色と青が目を引く衣装
スウェーデンの女性のナショナル民族衣装は、白いブラウスに青の刺繍入りドレス、黄色のエプロンという構成です。
ドレスとエプロンは裾が長く、エプロンの裾には、ドレスと同じ花の刺繍が入ります。頭にはスカーフを被ることもあります。
鮮やかな青のドレスと黄色のエプロンの組み合わせが、華やかで目を惹く、美しい衣装です。
男性の衣装も同じ色合いでおしゃれ
女性用と同じ鮮やかな色彩の衣装
スウェーデンの男性用のナショナル民族衣装は、白いシャツ、青色のベスト、黄色のズボンという構成です。女性用、男性用、共に伝統的な民族衣装と似た形をしています。
この衣装は1903年にスウェーデン国民共通の民族衣装としてデザインされ、国を代表するものとして、行事などの際に王妃や王女が着る衣装となっています。
10位:スウェーデン・オーシャ地方の民族衣装
【#オーシャの伝統衣装 の詳細情報】
— [公式]旅らび.com|旅らびっとくん (@tabirabbi) April 26, 2019
国:#スウェーデン🇸🇪
発祥地(都市):#オーシャ
民族衣装の詳細:ダーラナ地方、オーシャの伝統衣装。緑色のシンプルなデザインのエプロンと胸まで垂れ下がるようなつけ襟のようなスカーフが特徴の衣装です。 pic.twitter.com/pOqnAxM3xc
オーシャの女性の民族衣装は、白いブラウスに胸まで垂れ下がるような大きなスカーフ、長いスカートに、緑色の長いエプロンをつけるものです。スカートには裾に赤い縞模様が施されています。頭はスカーフで覆うこともあります。
大きなつけ襟のようなスカーフがかわいい
オーシャの女性の民族衣装で特徴的なのは、つけ襟のようにも見える、胸を覆う大きなスカーフです。
このスカーフには細かな花の刺繍が施されていて、ベルトやスカーフにも同じ模様が施されています。ふわっとした胸元のスカーフが、クラシックでおしゃれな印象を醸し出しています。
地方ごとに異なるスウェーデンの民族衣装
オーシャの民族衣装はナショナル民族衣装と衣装の構成は似ているのですが、衣装とスカーフの為に大きく印象が違って見えます。落ち着いた緑のエプロンと赤の組み合わせ、繊細な刺繍の施された胸元のスカーフによって、落ち着いた伝統的な印象を受けるのが、オーシャの民族衣装です。物語の中のような、どこか懐かしくかわいい印象を受けます。
9位:アイスランドの民族衣装
アイスランドの民族衣装が美し過ぎる。黒を基調に、森の緑、火山のような赤色、精緻な刺繍... http://t.co/ESq4Yd8lfb 少年用も、クラシカルな軍服風のジャケットが素敵。http://t.co/1rGuYHSwJ7
— ⭕☔ネタバレ注意 (@HeidiSchweiz) November 6, 2013
そんなアイスランドの女性の民族衣装は、ブラウスにベスト、スカートにエプロンをつけた構成ですが、特徴的なのは基調が黒となっていることです。そのため、とても落ち着いた、シックでおしゃれな印象となっています。
抑えた色彩がシックでかわいい
アイスランドの民族衣装は、全体を黒で引き締め、ポイントに赤や緑を入れたり、エプロンにストライプやチェック柄を取り入れ、色味を抑えながらも色合いが印象的な民族衣装です。胸元にはリボンのようにスカーフをあしらい、それがまた落ち着いたおしゃれなデザインとなっています。
男性用の衣装も落ち着いた印象
黒のダブルボタンの上着に、ふくらはぎ丈のズボン、タイツに靴を合わせるスタイルですが、基本的に黒や暗色系で揃えています。落ち着いた色味の衣装にボタンの金属色が映え、クラシックで引き締まった印象のデザインです。
8位:ラトビアの民族衣装
ナチュラルな印象がかわいい
ランキング8位は、ラトビアの民族衣装です。ラトビアは北欧のバルト三国の真ん中に位置する国で、バルト三国はそれぞれ違う文化を持ちます。
ラトビアの民族衣装は、色とりどりの他国の衣装と違い、一見して白やナチュラルカラーを基調とした、素朴なかわいい印象を受けるものです。
肩には大きなショールなどを羽織ることが多く、寒い地方ならではの印象があります。それだけではなく、ラトビアの衣装には様々な意味や伝統がこめられています。
ふおお!ラトビアの民族衣装かわいいいい!
— 香月(かづき) (@R_eglanteria) February 6, 2013
伝統文化を伝える衣装
ラトビアの民族衣装は、シンプルなようですが、様々な伝統的な意味をこめたもので成り立っている衣装です。
ラトビアの女性の民族衣装の構成は、白いブラウスとワンピース、襟飾り、帯、それにサクタと呼ばれるブローチと、ヤッカという上着という構成です。それに未婚の女性は冠、既婚の女性は頭巾か帽子をつけます。その上に肩掛けをかけ、もうひとつ大きなサクタをつけます。このサクタというブローチは代々受け継がれる、とても貴重なものです。
模様に意味が宿るミトンも有名
そのミトンに編み込まれている文様は、ラトビアの神話や自然を表す模様になっており、それぞれ意味のあるものです。ひとつひとつのミトンに物語や願いが込められており、ラトビアの衣装を語るなら見逃せないアイテムです。
7位:デンマークの民族衣装
デンマークの民族衣装かわいいよーーーーーーーーーーー!!!!
— ワズカ💙💜4日目西ふ18b🦄 (@wzzc) March 25, 2010
人魚姫や雪の女王などの童話で知られる作家、ハンス・クリスチャン・アンデルセンの故郷としても知られています。北欧らしい文化と自然の美しい国です。そんなデンマークの伝統的な民族衣装は、色使いが特徴的なおしゃれな衣装となっています。
落ち着いた色合いが伝統的で美しい
黒と赤の映える衣装
デンマークの女性の民族衣装は、ワンピースにベスト、スカーフ、エプロンをつけ、頭にスカーフをつけたスタイルです。特徴的なのはその色使いです。
デンマークの民族衣装は、黒と暗い赤を基調にした印象のものが多く、白や緑でアクセントをつけた色使いです。
他の地域の民族衣装と比べ非常に落ち着いたエレガントな印象を受ける民族衣装となっています。衣装に入れられた刺繍模様も美しく、とてもきれいで上品な衣装です。
落ち着いた色合いの男性用衣装も美しい
こちらも黒と落ち着いた赤が基調になっているものが多く、落ち着いた格好いい印象を醸し出しています。落ち着いた雰囲気がお好みの方は、是非チェックしてほしい衣装です。
北欧の民族衣装ランキング6位~4位
あまり民族衣装として知られていない国の衣装も、それぞれ個性と魅力にあふれています。そんな素敵な北欧の民族衣装を、引き続き紹介していきます。
6位:エストニアの民族衣装
エストニアの民族衣装は地域によって違いがあり、特に女性の衣装には地域差がありますが、ある程度共通するデザインとして、色鮮やかなストライプのスカートと、赤い刺繍の施された白のブラウスが特徴です。色とりどりの鮮やかなスカートが、華やかで目を引く、かわいい民族衣装です。
国の象徴にもなっているストライプ模様
色とりどりのマルチカラーストライプがかわいい
エストニアの民族衣装で印象的なのが、カラフルなストライプで彩られたスカートです。鮮やかで色とりどりのストライプで彩られたスカートは、とても美しく印象的です。
このストライプは伝統的な模様として、2010年の上海万博ではエストニア館の建物のデザインにも使用されました。裾には美しい刺繍が飾られ、とても華やかです。
クロスステッチの刺繍が特徴的
伝統的な模様のクロスステッチ
エストニアの民族衣装でもう一つ印象的なものが、クロスステッチの刺繍です。
白いブラウスやスカーフに、赤い糸で伝統的な模様をクロスステッチで刺繍したものは、エストニアの伝統的な民族衣装の特徴のひとつとなっています。
クロスステッチの模様の美しさに、白と赤のコントラストもとてもかわいく、印象的な衣装です。
5位:スウェーデン・レクサンド地方の民族衣装
昨日は「スウェーデンの夏120%満喫セミナー」へ。
— ナシエ /「かわいい北欧」発売中 (@nashie748) April 23, 2016
メインはダーラナ地方!嬉しくて足を運びました♪
写真はレクサンド観光協会の方が着られていたレクサンドの民族衣装☆
胸元の細かな刺繍もダーラナ馬と同じクルビッツ模様です。 pic.twitter.com/OP30hJdCrF
レクサンド地方の民族衣装は、白いブラウスに黒のスカート、刺繍の入ったベスト、赤と白のストライプのエプロンに白い靴下をつけ、胸元に大きなつけ襟のようなスカーフをつけます。頭にはスカーフを巻きます。
色鮮やかな刺繍が美しい
特に、胸元を覆う、大きなつけ襟のようなスカーフがとてもかわいい衣装です。胸元に華やかな花の刺繍が広がり、とても華やかで目を惹き付けます。頭に巻くスカーフにも美しい刺繍が施され、昔話の登場人物のような愛らしさがあります。
刺繍を引き立てるシンプルな衣装
女性のブラウスは白、スカートは黒、エプロンは赤と白のストライプが基調になっており、色彩は抑えめです。だからこそ、スカーフやベストに施された、色鮮やかな刺繍が引き立ちます。スカートはフェルトで作られ、北欧の寒い日々を、美しい刺繍で乗り越える思いが籠もっているような民族衣装です。
4位:リトアニアの民族衣装マルシュキニアイ
ぴあああああぁぁぁ////ポーランドとリトアニアの民族衣装が色違いとかたぎるううう
— もり (@mori_bsc) December 1, 2010
マルシュキニアイはリトアニア語でシャツを意味する言葉で、その名の通り刺繍の入ったシャツがかわいらしい衣装です。刺繍の入ったシャツ、ベストと色とりどりのスカートにエプロン、サシェと呼ばれる刺繍の入った腰紐をつけます。
比較的最近作られた国家の象徴
現在マルシュキニアイとして親しまれているものは、比較的最近生まれた衣装です。マルシュキニアイが作られたのは19世紀初頭と言われており、リトアニアの人々が国家の象徴として、手織りの織り方を学んでデザインし、着るようになったものです。比較的歴史の浅い衣装ですが、伝統衣装としてリトアニアの人々に愛されています。
童話の世界のようなかわいい衣装
マルシュキニアイは、その名の通り白いシャツに、色とりどりのベストやスカートが華やかで、とてもかわいい衣装です。
ベストやスカートは色とりどりのチェックや模様の織り込まれたもので、その上にレースの白いエプロンをつけたり、別の柄のあるエプロンをつけ、刺繍の美しいサシェを腰に結びます。彩りも華やかで、刺繍の入れられたふんわりしたブラウスと着こなした姿は、北欧らしい、童話の中の世界のようなかわいさです。
北欧の民族衣装ランキング3位:フィンランドの民族衣装カンサリスプク
カンサリスプク…………かわええぞ…………………
— 溺れている吉本 (@s_y_c_009) May 8, 2019
オーロラや美しい自然で知られるフィンランドの民族衣装は、カンサリスプクといわれるものです。カンサリスプクはお祝い事やお祭り、独立記念日などで着られることが多く、それぞれの地方の伝統を色濃く映しています。
伝統的でシンプルなデザインがかわいいカンサリスプク
白いブラウスと靴下が清楚
カンサリスプクには地方によって色々な種類がありますが、共通する部分もあります。
典型的なカンサリスプクは、白いシャツ、ベスト、スカートとエプロン、白い長いソックスという構成です。
スカートの色やデザインは地方によって変わりますが、白い下着と白いソックスは共通しています。下着とソックスにはレースなどをあしらわず、シンプルなのがカンサリスプクの特徴です。
華やかなスカートと白い下着のコントラストがかわいい
カンサリスプクは比較的色合いは落ち着いたものが多いですが、美しい色合いのストライプや刺繍の施されたスカートに、シンプルな白いシャツとソックスの組み合わせがとてもかわいいです。シンプルなシャツが素朴な童話の中のような雰囲気を醸し出す、愛らしい衣装です。
男性用のカンサリスプクもおしゃれで美しい
男性用のカンサリスプクは、多くは白のシャツにベストを付け、ふくらはぎ丈のズボンに白い靴下を合わせたものです。女性用と同様、シンプルなシャツで、並んだ姿は物語の中のように可愛らしいです。
歴史と伝統を感じさせる男性用のカンサリスプク
帽子を着用することも多い
男性用のカンサリスプクは帽子を着用することも多く、伝統的な歴史を感じさせます。
男性用の衣装によく見られるふくらはぎ丈のズボンですが、かつてヨーロッパではふくらはぎの美しい男性は健康で美しいという考えがあり、そうした伝統を引き継いでのものとも言われています。
ひとつの衣装に多くの歴史や文化が込められているのも、伝統的な民族衣装の魅力です。
北欧の民族衣装ランキング2位:ノルウェーの民族衣装ブーナッド
大ヒット映画の参考にもなった北欧の美しい衣装
ランキング2位は、ノルウェーの民族衣装、ブーナッドです。ブーナッドは、白いブラウスにスカート、エプロン、ベストといった構成です。
主に冠婚葬祭や、特別な記念日、ナショナルデーなどの時に着用される伝統的な民族衣装です。
ノルウェーのブーナッドっていう民族衣装めっちゃかわいいね
— ねむ (@alice_queen02) May 25, 2016
アナと雪の女王のモデルにもなった衣装
ブーナッドには花や文様の繊細な刺繍が施されており、丁寧な手作業で施された刺繍はとても美しく目を惹きます。ベストにも、スカートやポーチにも華やかな刺繍が施されています。
主人公アナの衣装のモデルになったブーナッド
主人公アナの、ワンピースに花や北欧伝統のローズマリングの模様が刺繍された衣装は、ノルウェーのブーナッドをイメージモチーフにしています。ブラウスやスカートの雰囲気、そして美しい刺繍は、確かにブーナッドのデザインを彷彿とさせます。
約450種もあると言われる地方ごとのデザイン
地方ごとに色合いなどが異なる
ブーナッドは、ノルウェー全土で約450種もあると言われています。
地方によって色やデザインが異なるブーナッドですが、そのデザインを大きく分けると、南部、西部、北部で大きく異なっているようです。
南部では黒、西部では赤と白、北部では青や緑を基調にしていることが多く、どれも印象の異なる美しさがあります。
男性用・女性用共に両親から贈られる衣装
男性用のブーナッドの方が高価
ブーナッドは、15歳になると、両親から贈られる一生ものの衣装だそうです。
ブーナッドは男性用もあり、ジャケットにベスト、シャツにタイ、ズボンといった構成なのですが、価格は男性用のほうが高価です。
伝統や思いを込めて親から子供に送る伝統衣装、というのも素敵ですね。
北欧の民族衣装ランキング1位:サーミ人の民族衣装コルト
サーミのコルトはかわいいぞう。ひらひらの肩掛けやポンポンのついたブーツ、精緻な刺繍。最高。
— ꧁焼却式きのすら꧂ (@Cyn0sura) June 26, 2019
サーミ人は、ノルウェーからスウェーデン、フィンランド、ロシアにまたがる地域で、トナカイの放牧をしながら生活していた少数民族です。彼らに伝わる民族衣装、コルトは、とても色鮮やかで美しく、かわいい衣装です。
赤と青びで刺繍の色彩が美しいコルト
コルトは、女性用はワンピース、男性はズボン姿に、フェルトの上着をつけます。ワンピースのスカートにはプリーツが施されているものもあり、袖や裾などには刺繍のテープが飾られます。女性はケープを羽織り、そのケープにつけられたフリンジもとてもかわいらしいです。
雪の上で映える鮮やかな色彩
鮮やかな青と赤の衣装は、雪の降り積もる北欧の景色の中で最も美しく映えます。白一色の中で、鮮やかな青い衣装をまとった姿は、古いおとぎ話の中の妖精のようです。とてもかわいくて美しい、伝統的な衣装です。
靴などの小物もかわいい
トナカイの皮で作られた伝統的な靴ヌツッカートは、つま先が上に反り返った個性的な形をしています。トナカイを放牧し、共に生活するサーミ族の伝統が表れた、かわいらしい靴です。
美しい手工芸品のブレスレットも
トナカイの皮に、サーミ人にとっての富の象徴であるピューターを編み込んだブレスレットは、独特な装飾と織模様がとても美しい品物です。そのデザインに魅せられ、日本でも手作りしている作家もいるほどです。現代風の衣装に合わせても個性的で美しいブレスレットです。
北欧以外の民族衣装もチェックしてみよう!
そんな世界の民族衣装を、有名なものからあまり知られていないものまで、いくつかご紹介します。どの衣装もかわいくて、一度着てみたいと思ってしまいますね。現代の服装デザインに活かされているものもあり、ファッションの参考にもなりそうです。
世界のさまざまな民族衣装をピックアップ
気温によるデザインの違いや、刺繍などのデザインなど、民族衣装には様々な伝統的な魅力が詰まっています。地域によってもその個性は様々です。ヨーロッパからアジアまで、様々な民族衣装を見ていきましょう。
ドイツの民族衣装・ディアンドル
オクトーバーフェストなどと共に有名になったディアンドルは、白いシャツにベスト、ふんわりした長いスカートがとてもかわいく、まさにヨーロッパを代表するかわいい民族衣装と言えそうです。女性らしい美しい身体のラインが映えるのも、ディアンドルの特徴です。
ポーランドの民族衣装
ふんわりしたスカートが愛らしい
ポーランドに伝わる民族衣装は、ふんわりと広がるスカートと刺繍模様がとても愛らしい衣装です。スカートはフリルがたっぷりと取られ、ふんわりと広がります。
ふわっとしたシャツの袖や、スカートの裾には刺繍の飾りが施され、白い靴下にスカーフを合わせた姿は、まさに童話の世界や人形のようなかわいさです。
トルコの民族衣装・カフタン
エスニックカジュアルにも取り入れられるデザイン
トルコの民族衣装カフタンは、長い上着が特徴の、ゆったりした涼し気な衣装です。熱い中東の国で過ごしやすい、ゆったりした袖の広い上着で、襟元などに刺繍が施されているのが特徴です。
基本的にトルコでは男性もこのカフタンをイメージした、刺繍を飾ったゆったりしたワンピースは、エスニック風ファッションに取り入れても素敵です。
ベトナムの民族衣装・アオザイ
アオザイは、立襟の長い上着にスリットが入り、長ズボンと合わせた衣装です。細身に仕立てられており、体型を美しく見せることができます。アオザイは一部の高等学校や大学では制服にも採用されており、まさにベトナムを象徴する民族衣装と言えるでしょう。
日本の民族衣装・着物
日本が誇る伝統的な民族衣装
忘れてはならないのが、日本の民族衣装、着物です。着物の原型ができたのは平安時代と言われ、長い歴史を持つ、世界に知られる伝統的な美しい衣装です。
着物は直線で作り上げた布を縫い合わせ、紐や帯で留める衣服ですが、その色や柄、形などにも意味があり、現在でも行事の時はもちろん、日常でも着る方もいます。
袖の広がったスタイルは海外でも知られており、まさに日本が誇る伝統的な美しい民族衣装です。
民族衣装での仮装を楽しむにはどうすればいい?
テーマパークの中には、貸衣装や、その衣装での写真撮影を楽しめる場所があります。河口湖オルゴールの森や、グラバー園、ロックハート城ではドレスをレンタルしての貸衣装と写真体験を楽しむことができ、ヨーロッパの雰囲気に浸ることができます。
貸衣装や写真が撮れる観光スポット
香りの館オランダ館では、オランダの民族衣装を着る体験ができ、屋外の撮影スペースでの写真撮影も可能です。ランキングでご紹介した北欧の民族衣装に近い、伝統的なヨーロッパのかわいい衣装を着て楽しむことができます。写真映えも抜群です。
デンマーク館では北欧の文化に触れることもできる
デンマーク館では北欧のバイキングの歴史を辿れる他、デンマークの作家アンデルセンの世界に触れられる展示も用意されています。北欧の文化を体験した後は、オリジナル香水作りなども楽しむことができます。是非、思い出とお土産作りに足を運んでみてはいかがでしょうか。
北欧の民族衣装ランキング11選まとめ
どの衣装もかわいく、それぞれの文化や歴史、思いが込められた、とても素敵な衣装です。是非、旅行や観光の際には、北欧の民族衣装に注目してみてください。おとぎ話のような、かわいい世界を体験できます。
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