黒澤明監督の人気映画30作品をランキングで紹介!おすすめの人気邦画は?

邦画の枠を超えたスケールが海外でも人気の名作「七人の侍」で世界的な巨匠となった黒澤明監督ですが、「七人の侍」だけでなく他にも海外から評価される名作をいくつも残しています。おすすめの黒澤明監督の映画ランキングでは、そんな黒澤明監督が手がけた全30作品をおすすめ順にランキング形式にして紹介。更に映画の魅力や、黒澤明監督をリスペクトする海外の監督について紹介して行きますので、DVDを見るときに役立つこと間違いなしです。

目次

  1. 黒澤明監督の人気映画ランキング!おすすめの人気作品・名作邦画やDVD!
  2. 黒澤明監督映画人気順ランキング!30位~16位
  3. 黒澤明監督映画人気順ランキング!15位~4位
  4. 黒澤明監督映画人気順ランキング!3位~1位
  5. 黒澤明監督映画をリスペクトする海外有名人!
  6. 黒澤明監督の人気映画ランキングのまとめ

黒澤明監督の人気映画ランキング!おすすめの人気作品・名作邦画やDVD!

黒澤明(くろさわあきら)監督について

映画映写機

黒澤明のプロフィール

・愛称:???

・本名:黒澤明

・生年月日:1910年3月23日

・現在年齢:88歳没

・出身地:東京都品川区

・血液型:B型

・身長:182 cm

・体重:???

・活動内容:映画監督・脚本家

・所属グループ:なし

・事務所:なし

・家族構成:父・母・兄・長男・長女

黒澤明監督は生涯に数々の名作映画を残しています。海外でも評価されていて、主な受賞歴を紹介すると、「羅生門」でヴェネツィア国際映画祭金獅子賞・アカデミー名誉賞を受賞し、「隠し砦の三悪人」でベルリン国際映画祭監督賞を受賞しています。

黒澤明監督の名作映画で邦画DVDとしても評価の高い『七人の侍』

映画館

世界に衝撃を与えた「七人の侍」

黒澤明監督と言えば村人のため野武士と戦う七人の侍の活躍を描いた「七人の侍」です。

この作品は、革新的なアクション、演出、撮影技術が世界に衝撃を与え、黒澤明の名前を一躍有名にしました。海外の巨匠が激賞し、現在も有名な映画誌が選ぶ名作の常連となっており、「七人の侍」は世界の映画史に残る名作と言えます。

世界の映画史に残る名作「七人の侍」を撮った黒澤明監督ですが、黒澤明監督のすごいところは他にも「七人の侍」クラスの作品を撮っていることです。黒澤明監督の映画ランキングでは、黒澤明監督の名作ランキング、また魅力・感動ポイント、更に監督をリスペクトする海外の監督を紹介します。

テレビを見ている人たち

DVDを見るときの参考にぜひ

これを見てDVDを見るときの参考にしてください。それでは黒澤明監督の映画ランキング、スタートです。

黒澤明監督映画人気順ランキング!30位~16位

30位:まあだだよ

立っているぬいぐるみたち

おすすめランキング30位

おすすめの黒澤明監督の映画ランキング30位は1993年に公開された「まあだだよ」です。

黒澤明の監督生活50周年&通算30作目の記念作品で、大映が製作し、東宝の配給により公開されました。主演は松村達雄で、香川京子、井川比佐志、所ジョージ、寺尾聰など実力俳優たちが脇を固めています。

内田百閒の日常と弟子との交流を描いた作品

こちらは「まあだだよ」の予告編ですが、この作品は内田百閒の随筆を原案とし、大正から昭和にかけて活動した小説家・内田百閒の日常と、その教え子たちとの交流を描いています。

批評家から評価された松村達雄の演技

「まあだだよ」の魅力は松村達雄の演技です。主人公の内田百閒役を演じていますが、内田百間の遺族からそっくりと言われたそうです。松村達雄は数々の名作に出演していますが、その中でも「まあだだよ」の内田百閒役がベストと言えます。

個性的な俳優たちの存在もファンから高く評価されています。映画には所ジョージや、寺尾聡など個性派俳優が登場しますが、味のある良い演技を見せています。特に所ジョージが好演していて、評価する視聴者の声が多かったです。

こうした脇役も「まあだだよ」を魅力的にしています。魅力的な役者が登場する「まあだだよ」はおすすめの黒澤明監督の映画ランキング30位です

29位:八月の狂詩曲

おすすめの黒澤明監督の映画ランキング29位は「八月の狂詩曲」です。黒澤プロダクション・フィーチャーフィルムエンタープライズが製作し、松竹が配給しています。主演は数々の舞台や、映画で活躍した村瀬幸子が務め、ハリウッド俳優のリチャード・ギアも出演しました。

被爆者の老婆が主人公の物語

こちらは「八月の狂詩曲」の予告動画です。ストーリーですが、村田喜代子の小説 「鍋の中」が原作で、原爆を体験した長崎の老女とその老女の4人の孫たちとの交流を描いています。

魅力はメッセージ性のあるストーリー

広島原爆ドーム

優しく反原爆を訴える

「八月の狂詩曲」の魅力はメッセージ性のあるストーリーです。

原爆を体験した長崎の老女と孫たちの交流を通して、優しく反原爆を訴えています。戦争風化しつつある今の世の中に一石を投じるストーリーです。

緑の草原

美しい風景も人気に

「八月の狂詩曲」は、メッセージ性のあるストーリーだけでなく美しい映像もファンに人気です。

「八月の狂詩曲」は長崎が舞台で長崎の田舎風景が映し出されるのですが、とても美しいのでファンから高く評価されています。

こうした美しい映像も黒澤明監督作品らしさを感じます。メッセージ性のあるストーリー、長崎の風景が美しい「八月の狂詩曲」が、おすすめの黒澤明監督の映画ランキング29位です。

28位:虎の尾を踏む男達

おすすめの黒澤明監督の映画ランキング28位は1945年に公開された「虎の尾を踏む男達」です。この映画は東宝が製作し、配給した映画で、出演者には大河内傳次郎、藤田進、榎本健一などがいます。終戦の前後に撮影されたので、検閲の影響で、公開されたのは7年後の1952年となりました。

源義経と武蔵坊弁慶の姿を描いた物語

こちらは「虎の尾を踏む男達」の予告動画です。ストーリーですが、今作は能の「安宅」を元にした歌舞伎の演目「勧進帳」が原作で、源義経と武蔵坊弁慶たちによる安宅の関所越えを描いています。

魅力はミュージカル風のアレンジ

「虎の尾を踏む男達」はミュージカル風なアレンジも魅力となっています。能の地謡にあたる部分が洋楽のコーラス風にアレンジされミュージカル風になっています。ミュージカル風になっているので、取っつきにくい歌舞伎が原案ですが、楽しく見られます。

「虎の尾を踏む男達」は”エノケン”こと喜劇役者・榎本健一の存在も魅力となっています。Twitterで「虎の尾を踏む男達」の反応について調べてみると榎本健一の演技を高く評価する声が多く、以下のようなツイートがありました。

榎本健一は「日本の喜劇王」とも呼ばれ、アクションが得意なのですが、この映画では縦横無尽に動き回って存在感を発揮しています。ミュージカル風のアレンジと榎本健一の存在が面白い「虎の尾を踏む男達」おすすめの黒澤明監督の映画ランキング27位です。

27位:素晴らしき日曜日

おすすめの黒澤明監督の映画ランキング27位は1947年に公開された「素晴らしき日曜日」です。この映画は東宝が製作し、配給しています。主演は新人俳優の沼崎勲と中北千枝子が務めました。脚本はD・W・グリフィス監督の映画「素晴らしい哉人生」から着想を得ています。

貧しさに立ち向かう一組の男女を描く

こちらは「素晴らしき日曜日」の予告動画ですが、この映画は敗戦直後の東京を舞台に貧しさに立ち向かう雄造と恋人の昌子の絶望と希望を描いています。

魅力は雄造と昌子

「素晴らしき日曜日」の魅力は、貧しさに立ち向かう雄造と昌子の姿です。貧しい状況の中で肩を寄せ合い貧しさを乗り切ろうとする2人の姿は、健気で応援したくなります。2人の姿にお金よりも愛情の重要性を感じ、感動します。

「素晴らしき日曜日」は実験的な演出も魅力となっています。作品の終わりの方で、主人公の昌子が突然、鑑賞中の観客に向かって拍手を求めるシーンがあります。この演出に対して、日本では照れ屋が多いからか拍手は起こらなかったそうですが、フランスでは拍手が起こったそうです。

観客に拍手を求めるという発想が面白く、実験的な演出にも注目です。貧しさに立ち向かう雄造と昌子の姿と実験的な演出が素晴らしい「素晴らしき日曜日」はおすすめの黒澤明監督の映画ランキング26位にランクインです。

26位:わが青春に悔なし

おすすめの黒澤明監督の映画ランキング25位は1946年に公開された「わが青春に悔なし」です。東宝が製作と配給をしています。主演者には原節子、大河内傳次郎、藤田進がいます。自我の確立がテーマで、公開当時GHQの奨励しました。

自立心を持とうとする女性を描く物語

こちらは「わが青春に悔なし」の予告動画ですが、この映画は滝川事件とゾルゲ事件がモデルで、ファシズムの時代の中で、時代に翻弄されながら懸命に生きようとする女性の姿を描いています。

魅力はストーリーと原節子の存在

手を引いている彼女

ストーリーが魅力

「わが青春に悔なし」の魅力はストーリーです。八木原教授や、八木原幸枝は、思想弾圧を受けながらも信念を持って生きていきます。

 

信念を持って生きることの重要性を描いていて、見ていて感動します。

原節子の存在もファンに人気

「わが青春に悔なし」は原節子の存在もファンに人気です。原節子はこの映画で時代に翻弄されながらも懸命に生きる娘・八木原幸枝を演じていますが、ファンに人気です

紹介しているツイートにもあるように美しさと強さを持った姿が評価されています。原節子が出演した数々の映画の中で代表作の1つと言えるのではないでしょうか。ストーリーと原節子の演技が魅力の「わが青春に悔なし」は、おすすめの黒澤明監督の映画ランキング25位です。

25位:一番美しく

おすすめの黒澤明監督の映画ランキング25位は1944年に公開された「一番美しく」です。この映画は東宝が製作し、映画配給社の紅系が配給しています。出演者には黒澤明の妻である矢口陽子をはじめ、入江たか子、志村喬がいます。

軍需工場で懸命に働く若き女性たちの姿を描く物語

こちらは「一番美しく」の予告動画ですが、この作品は第二次世界大戦中に郷里を離れて軍需工場で懸命に働く女子挺身隊員達の姿を描いています。

魅力はリアルな女子挺身隊の姿

肩を抱いている女性たち

当時の日本の風景は必見

「一番美しく」の魅力は当時を知る事が出来るところです。この作品は、大日本帝国の戦意高揚のため、撮影されたプロパガンダ映画です。

当時の日本の思想、プロパガンダの描き方、そして日本の風景を知ることが出来、戦時中の日本を知る資料として価値があります。

銃を向けている

女優が女子挺身隊の生活を体験

「一番美しく」では、出演女優をロケ地の日本光学工業に入寮させ、工員同様の生活を経験させています。

そうした生活を出演女優が実際に経験しているので、労働力不足のため、労働を義務づけられたリアルな女子挺身隊の姿を知ることが出来ます。

ツイートにもあるように、この映画はリアルな女子挺身隊の姿を知る事が出来るところが出来、そこが一番の魅力となっています。戦時中の日本の思想、風景、特に女子挺身隊の姿を知る事ができる「一番美しく」は、おすすめの黒澤明監督の映画ランキング24位です。

24位:夢

おすすめの黒澤明監督の映画ランキング23位は1990年に公開された日本とアメリカの合作映画「夢」です。現在、アメリカのワーナー・ブラザースが配給権を持っているため、「デルス・ウザーラ」と共にあまり上映されていません。DVDはワーナー・ブラザースから発売されており見ることが出来ます。

黒澤明監督の夢を元にした物語

こちらは「夢」の予告動画ですが、この映画は黒澤明監督が実際に見た夢を元にした「日照り雨」「桃畑」「雪あらし」「トンネル」「鴉」「赤冨士」「鬼哭」「水車のある村」の8話からなるオムニバス形式となっています。

魅力は幻想的な世界観

「夢」の魅力は、黒澤明監督が描く幻想的で美しい世界観です。黒澤明監督が実際に見た夢を元にして作り出した物語を映像化していますが、幻想的で美しく、見ていて感動します。

紹介しているツイートをはじめ幻想的な映像を評価する視聴者の声が多く、幻想的な世界観がこの映画の魅力として捉えられています。8話すべて幻想的で美しく素晴らしいですが、「夢」の中で特に評判なのが、「桃畑」です。

この話は、逃げる少女を追っていくと裏山の桃畑跡でひな壇のように並ぶ大勢の男女と出会い……という内容です。ひな壇のように並ぶ様は美しく、「夢」の代表的なシーンとなっています。美しく幻想的な世界観がファンに人気の「夢」はおすすめの黒澤明監督の映画ランキングの23位です。

23位:デルス・ウザーラ

おすすめの黒澤明監督の映画ランキング22位は1975年に公開された「デルス・ウザーラ」です。この作品はソ連・日本の合作映画です。ロシア人の俳優が起用されていますが、当初、アルセーニエフは三船敏郎で、ウザーラは志村喬という配役を考えていたそうです。

ロシア人探検家と先住民との交流を描く物語

こちらは「デルス・ウザーラ」の予告動画です。この映画はロシア人探検家のアルセーニエフと彼のガイドを務めることになった先住民ゴリド族の猟師デルス・ウザーラの交流を描いています。

魅力はストーリーとシベリアの美しい景色

「デルス・ウザーラ」の魅力は考えさせるストーリーです。原始的な生活を送る先住民のデルス・ウザーラを通して、文明とは何か、人生とは何かを考えさせられます。白黒時代の派手さはありませんが、色々と考えさせられる濃密なストーリーです。「デルス・ウザーラ」は考えられるストーリーだけでなく、シベリアの美しい風景も魅力です。

「デルス・ウザーラ」はシベリアが舞台なので、シベリアで撮影されていますが、シベリアの大自然は壮大で、絵として力があります。

そんなシベリアを黒澤明監督が美しく撮影していて圧倒されます。メッセージ性のあるストーリーにシベリアの美しい風景が楽しめる「デルス・ウザーラ」はおすすめの黒澤明監督の映画ランキング22位です。

22位:續姿三四郎

おすすめの黒澤明監督の映画ランキング22位は1944年に公開された「續姿三四郎」です。映画は東宝が製作し、映画配給社の紅系が配給しています。黒澤明が監督だけでなく脚本も担当しました。出演者には大河内傳次郎、藤田進、月形龍之介などがいます。

三四郎が新たなライバルと戦う姿を描く物語

こちらは「續姿三四郎」の予告動画です。この映画はデビュー作「姿三四郎」の続編で、前作のラストで旅に出た三四郎が帰還し、新たなライバルたちと戦う姿を描いています。

魅力はライバルとの戦いと月形龍之介の演技

「續姿三四郎」の魅力は、新たなライバルである鉄心との戦いです。前作の最大のライバルで、姿三四郎に破れた檜垣源之助の弟・鉄心が、兄の復讐を果すため、姿三四郎の前に立ちはだかります。姿三四郎と鉄心の決闘は迫力があって引き込まれます。

檜垣源之助と弟・鉄心役の月形龍之介の熱演も見どころとなっています。月形龍之介は「續姿三四郎」で檜垣源之助と弟・鉄心の二役を務めていますが、ギラギラしていて凄みがあり、魅力的に演じています。

ツイートにもある通り、檜垣源之助の演技もファンから好評です。ライバルとの戦い、ライバルを演じた月形龍之介の存在が魅力的な「續姿三四郎」はおすすめの黒澤明監督の映画ランキング21位です。

21位:姿三四郎

おすすめの黒澤明監督の映画ランキング20位は1943年に公開された「姿三四郎」です。映画は東宝が製作し、映画配給社の紅系が配給しています。出演者には、大河内傳次郎、藤田進、轟夕起子などがいます。戦時下に公開されると大ヒットを記録し、轟夕起子の人気に火が着きました。

柔道家の青年・姿三四郎の成長を描く物語

こちらは「姿三四郎」の予告動画です。この映画は黒澤明監督のデビュー作で、会津から上京してきた柔道家の青年・姿三四郎が、様々な出会いや、死闘を経て成長していく様を描いています。

魅力はストーリーと柔道シーン

黒澤明監督の初監督作品「姿三四郎」の魅力は今見ても色褪せないストーリーです。姿三四郎が師匠との出会いや、ライバルとの死闘を経て立派な柔道家へと成長していく姿は見ていて感動しますし、勇気づけられます。今見ても色褪せないストーリーに注目です。

そして姿三四郎とライバルたちが繰り広げる緊迫した柔道シーンも「姿三四郎」の魅力です。「姿三四郎」には、姿三四郎とライバルとの柔道シーンが出てきますが、黒澤明監督の初監督作品でありながらすでに黒澤明監督の映画らしく緊迫感と迫力があって見ていて引き込まれます。

「姿三四郎」の感想を調べてみても柔道シーンを高く評価する声が多かったです。ストーリーも柔道シーンも今見ても面白い「姿三四郎」は、おすすめの黒澤明監督の映画ランキングの20位です。

20位:乱

おすすめの黒澤明監督の映画ランキング20位は1985年に公開された「乱」です。この映画は日本とフランスの合作映画で、東宝が配給しています。出演者には仲代達矢、寺尾聰、根津甚八など錚々たるメンバーが揃っています。

一文字秀虎の親子兄弟の愛憎劇

こちらは「乱」の予告動画です。この映画はウィリアム・シェイクスピアの悲劇「リア王」が原作で、ストーリーは戦国時代の猛将・一文字秀虎の親子兄弟の愛憎劇を描いています。

魅力は見事な実写化と仲代達矢の演技

「乱」の魅力は「リア王」を見事に映像化しているところです。「リア王」を戦国時代に置き換えて映像化していますが、「リア王」の母国であるイギリスでは、「エンパイア」誌が選ぶ「史上最高の外国語映画100本」で第98位に選ばれるなど高く評価されています。

「乱」で、一文字秀虎役を演じた名優・仲代達矢の熱演も見どころです。一文字秀虎は70歳ですが、当時50代の仲代達矢が、老人のメイクをして役になりきっています。この熱演に対してファンからも高く評価する声が挙っています。

仲代達矢の演技は見事で見ていて圧倒されます。「リア王」を戦国時代で見事に映像化し、仲代達矢が熱演している「乱」がおすすめの黒澤明監督の映画ランキング19位にランクインです。

19位:影武者

おすすめの黒澤明監督の映画ランキング19位は1980年に公開された「影武者」です。出演者には仲代達矢、山崎努、萩原健一という名だたる俳優陣が、また外国版プロデューサーにはフランシス・フォード・コッポラ、ジョージ・ルーカスという名だたる監督が名を連ねています。そして第33回カンヌ国際映画祭ではパルム・ドールを受賞しました。

武田信玄の影武者となった男の姿を描く物語

こちらは「影武者」の予告動画です。ストーリーは天正元年を舞台に上洛の夢が叶わぬまま死去した武田信玄の影武者となった男の姿を描いています。

魅力は武田信玄と影武者の二役を演じた仲代達矢の演技

「影武者」の魅力は武田信玄と影武者の二役を演じた仲代達矢の好演です。実は勝新太郎がこの役を演じる予定だったのですが、黒澤明監督とそりが合わず、急きょ長く一緒に仕事をやっている仲代達矢が演じることになりました。

仲代達矢は「人間の条件」など他にも好演している作品はたくさんありますが、「影武者」の演技は特に素晴らしいです。ファンも代表作として「影武者」を挙げる人が多く見られます。

黒澤明監督の映画らしい豪華なセットも「影武者」の魅力となっています。「長篠の戦い」のシーンでは北海道厚真町の原野に1億円をかけて全長400mの馬防柵を作っています。黒澤明監督らしい邦画の枠をスケールの大きさで、そこも魅力です。長く黒澤明監督と一緒にやってきた名優の仲代達矢が好演を見せ、豪華なセットが美しい「影武者」がおすすめの黒澤明監督の映画ランキング18位です。

18位:白痴

おすすめの黒澤明監督の映画ランキング17位は1951年に公開された「白痴」です。脚本は黒澤明と久板栄二郎が手がけ、配給は松竹が行いました。出演者には三船敏郎、森雅之、原節子、久我美子という名だたる大御所が軒を連ねています。

ドストエフスキーの小説が原作の物語

こちらは「白痴」の予告動画です。この映画はドストエフスキーの小説「白痴」が原作で、ストーリーは舞台を北海道の札幌に置き換え、人違いで処刑から釈放されたものの後遺症でてんかん性の白痴になってしまった亀田の姿を描いています。

魅力は見事な実写化と豪華な俳優陣

「白痴」の魅力は、ドストエフスキーの原作を上手く日本で再現しているところです。公開当時は批評家から酷評されたそうですが、母国であるロシアでは、「ハムレット」のグリゴリー・コージンツェフなどが、この映画を原作を見事に再現していると絶賛しています。

豪華な俳優陣も魅力

「白痴」は三船敏郎、森雅之、原節子、久我美子という豪華な俳優陣も魅力となっています。どの俳優も見た目も演技も良いです。その中でもファンから特に評価されているのが那須妙子(ナスターシャ)役を演じた原節子です。

ツイートにもある原節子が好演しているので注目です。ロシア人も認めるほど原作の再現率が高く、役者が魅力的ということで、「白痴」がおすすめの黒澤明監督の映画ランキング17位です。

17位:静かなる決闘

おすすめの黒澤明監督の映画ランキング16位は1949年に公開された「静かなる決闘」です。大映が製作と配給を行っています。この映画は東宝争議のため東宝から去った黒澤明監督が初めて他の映画会社で製作した映画です。

誤って梅毒に感染した青年医師の苦悩を描く物語

こちらは「静かなる決闘」の予告動画です。菊田一夫の小説「堕胎医」が原作で、戦時中の夜戦病院を舞台に手術中に誤って梅毒に感染した青年医師の苦悩を描いています。

魅力は梅毒をテーマにしたストーリーと三船敏郎の熱演

「静かなる決闘」の魅力は梅毒をテーマにしたストーリーです。青年医師・藤崎恭二は、薬品不足のため、手術中に誤って感染した梅毒が慢性化してしまいます。しかし藤崎恭二はそれを受け入れ、懸命に生きようとします。藤崎恭二の健気な姿に感動する素晴らしいストーリーとなっています。

いつもと違った敵と戦う三船敏郎

「静かなる決闘」で青年医師・藤崎恭二役を演じた三船敏郎の演技も魅力です。梅毒に感染したことで葛藤を見せるのですが、三船敏郎が見事に演じています。野武士や、侍ではなく梅毒と闘う三船敏郎の演技にも注目です。ストーリーも三船敏郎の演技も良いので、おすすめの黒澤明監督の映画ランキング16位です。

16位:酔いどれ天使

おすすめの黒澤明監督の映画ランキング15位は1948年に公開された「酔いどれ天使」です。第22回キネマ旬報ベスト・テン第1位。黒澤明監督と三船敏郎という黄金コンビの記念すべき初作品で、また志村喬が黒澤明監督作品で初めて主演を務めました。

酔いどれ医師と若いやくざの交流を描く物語

こちらは「酔いどれ天使」の予告動画です。この映画は三船敏郎と志村喬を主演に迎え、酔いどれ貧乏医師の真田と、闇市を支配する若いやくざの交流を描いています。

ヒューマニズム溢れるストーリー神力

「酔いどれ天使」の魅力はヒューマニズム溢れるストーリーです。酔いどれ貧乏医師の真田が、結核に苦しむやくざを治療しようとするのですが、やくざは治療を恐れて逃げてしまいます。真田がきつく当たりながらもやくざを必死に治療するストーリーは見ていて心を打たれるので、必見です。

真田を演じる志村喬の演技も魅力

「酔いどれ天使」は酔いどれ貧乏医師の真田を演じる志村喬の演技も魅力です。志村喬は、酒に酔っ払ってばかりいるものの、医者としてやくざであっても真摯に向き合う真田を、人情味たっぷりに演じていて感動します。

「生きる」などでも好演を見せていますが、「酔いどれ天使」の演技も秀逸です。ストーリーも志村喬の演技も感動するということで、「酔いどれ天使」がおすすめの黒澤明監督の映画ランキング15位です。

黒澤明監督映画人気順ランキング!15位~4位

15位:生きものの記録

おすすめの黒澤明監督の映画ランキング14位は1955年に公開された「生きものの記録」です。東宝が製作と配給を務め、脚本は黒澤明、橋本忍、小国英雄の3人が担当しています。国内で高く評価されていて、第23回キネマ旬報ベスト・テン第3位、昭和24年度芸術祭賞を受賞しています。

原水爆の放射能の被害を恐れる老人の姿を描く物語

こちらは「生きものの記録」の予告動画です。この映画は原水爆の放射能の被害を恐れ、家族を連れてブラジルに移住しようとする鋳物工場の経営者・中島喜一の姿を通して、原水爆の恐怖を描いています。

魅力はストーリーと三船敏郎の演技

「生きものの記録」の魅力はメッセージ性のあるストーリーです。原水爆の放射能に怯える老人の姿を描き、原水爆、核について疑問を呈すメッセージ性のある内容になっていますが、原水爆、核の恐怖は現在も健在で、今見ても色褪せないストーリーだと言えます。

三船敏郎の演技も魅力

ストーリーだけでなく、中島喜一を演じた三船敏郎の演技も魅力です。中島喜一は70歳の老人ですが、当時35歳の三船敏郎が70歳の老人を見事に演じていて、三船敏郎の演技力の高さも楽しめます。

Twitterを調べてみるとやはりストーリーと三船敏郎の演技を評価する声が多いです。現代にも繋がるメッセージ性、三船敏郎の演技力が楽しめるということで、「生きものの記録」が、おすすめの黒澤明監督の映画ランキング14位にランクインです。

14位:野良犬

おすすめの黒澤明監督の映画ランキング13位は1949年に公開された「野良犬」です。この映画は新東宝・映画芸術協会が製作し、東宝が配給しています。主役にはお馴染みの三船敏郎と志村喬が起用されました。第23回キネマ旬報ベスト・テンでは第3位に輝いています。

新米刑事・村上が銃を盗んだ男を追う姿を描く物語

こちらは「野良犬」の予告動画です。この映画は拳銃を盗まれた新米刑事・村上が、ベテラン刑事・佐藤の助けを得て、犯人を追う姿が描かれています。

魅力は手に汗握るストーリーと当時の日本の風景

「野良犬」の魅力は新米刑事が銃を盗んだ男を追う手に汗握るストーリーです。新米刑事・村上が、盗まれた拳銃を求めて、犯人を追う姿をドキュメンタリータッチで描いていますが、手に汗を握るサスペンスに仕上がっています。

Twitterでも「野良犬」の緊迫感のあるストーリーを高く評価する声が多く見られました。また当時の日本の風景を評価する声も多かったです。ツイートにもある通り、当時の東京の風景も見どころです。映画では、野球の試合中や、闇市で撮影しています。

闇市は隠し撮りをしていて、終戦からわずか4年しか経っていない混沌としたギラギラした風景が見られ、資料としても価値がある映像は必見です。手に汗握るストーリーだけでなく、当時の東京の風景を知ることが出来るということで、「野良犬」がおすすめの黒澤明監督の映画ランキング13位です。

13位:蜘蛛巣城

おすすめの黒澤明監督の映画ランキング12位は1957年に公開された「蜘蛛巣城」です。大がかりのセットと、大人数のエキストラが動員され、黒澤明監督の映画の中でも大規模な撮影が行われています。国内でも評価が高く第31回キネマ旬報ベスト・テン第4位になっています。

鷲津武時が追い詰められて行く様を描く物語

こちらは「蜘蛛巣城」の予告動画です。この映画はシェーク・スピアの「マクベス」が原案で、謀反を起こし、蜘蛛巣城の城主となった鷲津武時が、追い詰められて行く様を描いています。

魅力は人間の欲望を描き出したストーリー

「蜘蛛巣城」の魅力は人間の欲望を描き出したストーリーです。鷲津武時は、蜘蛛手の森で出会った老婆の予言の通り、主君を討ち、蜘蛛巣城の城主となります。しかし欲にめがくらみ、老婆の養子が城主となるという予言に反して養子を討とうとします。

欲望に目が眩んだ鷲津武時の姿は酷く醜いですが、紹介しているツイートにもある通りとても魅力的で、見ていて面白いです。

醜い人間の欲望を幻想的に描く

またそうした醜い人間の欲望を幻想的に美しく描き出しているところに黒澤明監督のすごさも感じます。名作「マクベス」を戦後時代を舞台に幻想的に美しく見事にリメイクしたということで、「蜘蛛巣城」がおすすめの黒澤明監督の映画ランキング12位にランクインです。

12位:悪い奴ほどよく眠る

おすすめの黒澤明監督の映画ランキング12位は1960年に公開された「悪い奴ほどよく眠る」です。脚本はいつもより人数が多く、小国英雄、久板栄二郎、黒澤明、菊島隆三、橋本忍の5人体制で執筆しています。出演者は三船敏郎、森雅之、香川京子という顔ぶれです。

父親の仇討ちを取ろうとする男の姿を描く物語

こちらは「悪い奴ほどよく眠る」の予告動画です。この映画は汚職を隠蔽するために自殺に追い込まれた男の息子が、父親の仇討ちを取ろうとする姿を描いています。

魅力はハリウッドに影響を与えた演出とストーリー

「悪い奴ほどよく眠る」の魅力はハリウッドにも影響を与えた演出です。映画の序盤の結婚披露宴シーンで、汚職疑惑のある土地開発公団の副総裁・岩淵の取材に来た記者たちが、状況説明をする演出がありますが、不朽の名作「ゴッドファーザー」にも取り入れられています。

ハリウッド映画、しかも映画史に残る名作「ゴッドファーザー」にも影響を与えているということで、「悪い奴ほどよく眠る」は邦画の中でもトップクラスの作品だということが分かります。公団とゼネコンの汚職を題材に描いたストーリーも魅力となっています。

汚職を描いたストーリーも魅力

映画で描かれていることは現在も起こっているので、今見ても色褪せません。他の作品もそうですが、黒澤明監督に先見の明があることが分かります。ハリウッドにも影響を与えた演出、現代でも色褪せないストーリーが楽しめるということで、「悪い奴ほどよく眠る」が、おすすめの黒澤明監督の映画ランキング11位です。

11位:醜聞(スキャンダル)

おすすめの黒澤明監督の映画ランキング11位は1950年に公開された「醜聞(スキャンダル)」です。この映画は東宝争議のため東宝での製作を断念していた時期に初めて松竹で製作した作品です。脚本は黒澤明、菊島隆三の2人で手がけました。第24回キネマ旬報ベスト・テンでは第6位です。

新進画家が雑誌社と戦う姿を描く物語

こちらは「醜聞」の予告動画です。新進画家の青江一郎が、声楽家の西條美也子との熱愛スキャンダルをでっち上げた雑誌社「アムール」と法廷で戦う様を描いています。

魅力は現代でも通用するストーリー

「醜聞」の魅力は現在の社会でも通用するストーリーです。「醜聞」は新進画家の青江一郎が、声楽家の西條美也子との熱愛キャンダルをでっち上げた雑誌社との戦いを通して、芸能人と雑誌社との距離感に疑問を投げかけます。

紹介しているツイートにもある通り、現在も週刊誌が暴走し、芸能人のプライベートを公開したり、スキャンダルをでっち上げたりして世間から批判されることがあります。

現代にも通用するテーマ

「醜聞」は現代でも通用する話で、今見ても色褪せないので、楽しめること間違いなしです。芸能人と週刊誌との距離感の取り方はどうするのか、という現代にも通じるテーマを描き、今見ても楽しめるので、ぜひDVDで見てほしい「醜聞」がおすすめの黒澤明監督の映画ランキング11位にランクインです。

10位:生きる

おすすめの黒澤明監督の映画ランキング10位は1952年に公開された「生きる」です。脚本は黒澤明、橋本忍、小国英雄の3人体制です。国内での評価が高く第26回キネマ旬報ベスト・テンでは第1位に輝いています。

余命宣告された市民課長の残りの人生を描く物語

この作品は余命宣告された市役所で市民課長を務める渡辺勘治が、残りの人生を賭けて住民たちの要望である公園を完成させようと奮闘する姿を描いています。

魅力は心温まるストーリーと志村喬の熱演

「生きる」の魅力はストーリーです。主人公は余命宣告を受けてからディスコなどで遊んでみますが、絶望が募るばかりです。しかし小さな物作りにも生き甲斐を感じている小田切とよとの出会いによって、住民の要望である公園の完成に希望を見いだします。小さなことでも人のために何かを作ることが一番重要だということが分かる見事なストーリーです。

志村喬が主人公を熱演

また主人公・渡辺勘治役を演じた志村喬の演技も「生きる」の魅力です。渡辺勘治が医師から余命宣告をされ、絶望にくれる姿や、一心不乱に公園完成を実現させようとする姿を熱演していて感動します。

Twitterでも志村喬の熱演を高く評価する声が多く見られました。心温まるストーリーと志村喬の熱演が素晴らしく、DVDでぜひ見てほしい「生きる」が、おすすめの黒澤明監督の映画ランキングの10位です。

9位:どん底

おすすめの黒澤明監督の映画ランキング9位は1957年に公開された「どん底」です。製作と配給は東宝です。三船敏郎が出演して志村喬が出演していないのはこの作品だけです。重い題材ですが、第31回キネマ旬報ベスト・テンでは第10位に選ばれています。

どん底の人生を送る人間たちの姿を描く物語

こちらは「どん底」の予告動画です。マクシム・ゴーリキーの同名小説が原作で、江戸時代を舞台に、崖に囲まれ、荒廃した棟割長屋で、どん底の人生を送る人間たちの暮らしを描いています。

魅力は個性豊かな登場人物たち

「どん底」の魅力はなんと言ってもどん底にいる登場人物たちです。登場人物は、遊び人の喜三郎や、アル中の役者、喧嘩っ早い泥棒の捨吉など人間臭い人ばかりです。人間臭いところが醜いですが、不思議と魅力を感じます。

藤原釜足が役者を好演

特に藤原釜足演じるアル中の役者が魅力的です。役者は飲んでばかりいて、たまに演技を披露すると、長屋のみんなに笑われてしまいます。そんな役者を藤原釜足が魅力的に演じていて、見ていて引き込まれます。Twitterでは役者の演技を高く評価する声がありました。

藤原釜足の役者の演技も「どん底」の大きな魅力となっています。個性豊かな登場人物と魅力的な演技が見られる名作なので、「どん底」がおすすめの黒澤明監督の映画ランキング9位です。暗いですが、面白いので、ぜひDVDをチェックしてください。

8位:どですかでん

おすすめの黒澤明監督の映画ランキング8位は、1970年に公開された「どですかでん」です。黒澤映画初のカラー作品で、脚本は黒澤明、小国英雄、橋本忍の3人体制です。第44回キネマ旬報ベスト・テン第3位に選ばれるなど国内では高評価を得ています。

貧しい地域で巻き起こる人間模様を描く物語

木下惠介、市川崑、小林正樹と結成した「四騎の会」の第一作目の作品で、ストーリーはとある郊外の街の貧しい地域で巻き起こる人間模様を描いています。

魅力は奇人変人ばかりのキャラクターたち

黒澤明監督初のカラー作品である「どですかでん」の魅力は登場人物たちです。登場するのは、学校にも行かず空き地で電車ごっこをしている少年や、浮気性の妻が不倫相手と作った子供たちを溺愛する男、廃車に住むホームレスの親子など、奇人変人ばかりです。

しかしそんな登場人物たちはインパクトが大きいので見ていて不思議と引き込まれます。奇人変人ばかりのキャラクターたちが「どですかでん」の最大の魅力です。

インパクトがあるホームレスの親子

特にインパクトがあるのが、ホームレスの親子です。父親は豪邸を夢見るばかりで、子供に食料を調達してもらっているのですが、ラストで衝撃的な結末を迎えます。

登場人物の中で特にインパクトがあるので注目です。黒澤明監督の作品の中では評価が低いですが、かなりインパクトがある作品なのでぜひともDVDで見てほしい「どですかでん」がおすすめの黒澤明監督の映画ランキング8位です。

7位:赤ひげ

おすすめの黒澤明監督の映画ランキング7位は1965年に公開された「赤ひげ」です。国内外で評価されていて、第39回キネマ旬報ベスト・テンで第1位に選ばれ、第26回ヴェネツィア国際映画祭でサン・ジョルジョ賞、三船敏郎が男優賞などを受賞しています。

小石川養生所を舞台に医者たちと患者の交流を描く物語

こちらは「赤ひげ」の予告動画です。この映画は山本周五郎の「赤ひげ診療譚」を原作として、江戸時代後期の享保の改革で徳川幕府が設立した小石川養生所を舞台に、そこに集った様々な患者たちとそれを治療する医者たちとの交流を描いています。

魅力はヒューマニズムあふれるストーリー

「赤ひげ」の魅力はヒューマニズムあふれるストーリーです。加山雄三演じる新米医者の保本登が、三船敏郎演じる新出去定と共に、様々な病を治療して行きますが、貧しい患者たちに寄り添い、心の治療もしていく様が見ていて感動します。特に加山雄三演じる新米医者の保本登が、二木てるみ演じるおとよとの交流です。

おとよは虐待され心を閉ざしている女の子ですが、許嫁を他の男に持って行かれふてくされている新米医者の保本登が、全身全霊でおとよの心を治療しようとする様が感動します。ヒューマニズムをテーマにした傑作なので、ぜひDVDで見てほしい「赤ひげ」が、おすすめの黒澤明監督の映画ランキングの6位です。

6位:天国と地獄

おすすめの黒澤明監督の映画ランキング6位は1963年に公開された「天国と地獄」です。映画は興行的に成功し、映画賞を受賞しましたが、都内を中心に誘拐事件が多発してしまいました。これを受けて国会で1964年の刑法一部改正「身代金目的の略取(無期または3年以上の懲役)」を追加しており、社会に大きな影響を与えています。

権藤金吾の子供誘拐事件を描く物語

こちらは「天国と地獄」の予告動画です。エド・マクベインの「キングの身代金」を原作とし、製靴会社「ナショナル・シューズ」社の常務・権藤金吾の子供誘拐事件を描いています。

魅力はストーリーと列車のシーン

「天国と地獄」の魅力はハラハラドキドキするストーリーです。権藤金吾と誘拐犯の身代金をめぐるやり取り、誘拐犯と警察が繰り広げる攻防など見ていてハラハラドキドキしてサスペンス劇として質が高いです。

列車のシーンに注目

特に人気のあるシーンは、権藤金吾が誘拐犯から指示され走行中の列車から身代金を投げるシーンです。この「天国と地獄」の一番の見どころである列車から身代金が入ったアタッシュケースを落すシーンはビジネス特急「こだま」の指定席を借りて撮影されました。

走る列車を使った撮影は、現在の邦画にはないスケールの大きさを感じ、ファンにも大好評です。ハラハラドキドキするストーリーが良く、名シーンの連続なので、DVDで見るべき「天国と地獄」が、おすすめの黒澤明監督の映画ランキング6位です。

5位:羅生門

おすすめの黒澤明監督の映画ランキング5位は1950年に公開された「羅生門」です。この作品は邦画として初めてヴェネツィア国際映画祭金獅子賞を受賞しるなど海外の映画賞を受賞し、フェデリコ・フェリーニなど世界の巨匠が絶賛するなど海外でも高く評価されています。

侍・金沢武弘殺害をめぐる法廷劇を描く物語

こちらは「羅生門」の予告動画です。ストーリーは戦乱、疫病、天災で荒廃する平安時代の京の都を舞台に、侍・金沢武弘殺害をめぐる法廷劇を描いています。

魅力は海外も驚愕したストーリー

魅力はなんと言っても海外も驚愕したストーリーです。金沢武弘殺害をめぐり盗賊の多襄丸、金沢武弘の妻・真砂、金沢武弘の霊を呼び出す巫女が出廷しますが、三者三様の証言をして真相は藪の中となります。

「羅生門効果」の元ネタ

心理学、犯罪学などで「羅生門効果」という心理学用語がありますが、これはこの映画から名付けられています。心理学、犯罪学などで使われる「羅生門効果」とは、1つの出来事に対して、人々がそれぞれの見解を主張することで矛盾が生じてしまうことを言います。

それまで「羅生門効果」をちゃんと描いた映画がなかったので、海外に衝撃を与え、名だたる映画賞を受賞し、海外の巨匠も激賞しています。海外でも評価され、心理学用語になった偉大な作品ということで、「羅生門」がおすすめの黒澤明監督の映画ランキング5位です。ぜひDVDをご覧ください。

4位:隠し砦の三悪人

おすすめの黒澤明監督の映画ランキング4位は1958年に公開された「隠し砦の三悪人」です。出演者は三船敏郎、千秋実、藤原釜足という同じみのメンバーに加え、文化女子短期大学在学中に黒澤明監督に見いだされた上原美佐がヒロインに抜擢されています。

雪姫が敵陣を突破しようとする姿を描く物語

こちらは「隠し砦の三悪人」の予告動画です。ストーリーは落城した秋月家の侍大将・真壁六郎太が、雪姫と共に、秋月家再興のため、軍用金を擁して敵陣を突破し同盟国へ逃げ延びようとする姿を描いています。

魅力は海外にも影響を与えたストーリー

「隠し砦の三悪人」の魅力はハラハラするストーリーです。真壁六郎太と雪姫たちが、軍用金を擁して、敵の追跡の刃や銃弾をかいくぐり、敵陣を突破する様は見ていてハラハラしますし、スケールの大きさに圧倒されます。

Twitterでもストーリーを高く評価する声が多く見られました。「隠し砦の三悪人」を評価されているのは日本だけでなく海外でも高く評価されていて、ハリウッドでは影響を受けた映画が製作されています。特に有名なのが大人気作「スター・ウォーズ」で、ストーリーやキャラクターの造形などを真似しています。

ハリウッドにも大きな影響を与えた「隠し砦の三悪人」は邦画の名作中の名作と言えます。黒澤明監督作品の中でも特にエンターテインメント色が強く、見やすいのでぜひDVDをご覧ください。そんな「隠し砦の三悪人」がおすすめの黒澤明監督の映画ランキングの4位です。

黒澤明監督映画人気順ランキング!3位~1位

3位:椿三十郎

おすすめの黒澤明監督の映画ランキング3位は1962年に公開された「椿三十郎」です。前作の「用心棒」が興行的に成功したので、東方から続編を依頼され製作しました。本作も大ヒットとなり、キネマ旬報ベスト・テンでは第5位にランクインしています。

浪人・椿三十郎の活躍を描く物語

こちらは「椿三十郎」の予告動画です。ストーリーは三船敏郎演じる浪人・椿三十郎が、若侍たちと共に、汚職を企てる大目付・菊井、次席家老・黒藤、国許用人・竹林と戦う姿を描いています。

魅力はラストシーン

特にファンに評価されているのが、ラストの椿三十郎と菊井の腹心である室戸半兵衛との決闘シーンです。椿三十郎と室戸半兵衛が対峙するのですが、室戸半兵衛が刀を抜き斬りかかろうとする刹那に、椿三十郎が目にも留まらぬ速さで抜刀し、斬りつけます。三船敏郎の抜刀は一度見ただけでは速くて何をしているか分からないほどで衝撃的です。

そして斬られた室戸半兵衛から血が噴き出すのですが、ポンプで血を出しているので、見ていて圧倒されます。ストーリーも良く、名シーンが多い「椿三十郎」は邦画でトップ10に入る名作です。ぜひDVDで見てほしい「椿三十郎」が、おすすめの黒澤明監督の映画ランキング3位です

コミカルなシーンも魅力

「椿三十郎」はラストシーンだけでなく、コミカルなシーンが大きな魅力となっています。はじめのシーンで、古びた社殿で作戦会議を開いていた若侍たちがひょっこり顔を出すシーンや、大目付・菊井に屋敷を乗っ取られたにもかかわらず呑気な睦田夫人などコミカルで面白いシーンがたくさん出てくるので注目です。

ストーリーも良く、名シーンが多い「椿三十郎」は邦画でトップ10に入る名作です。ぜひDVDで見てほしい「椿三十郎」が、おすすめの黒澤明監督の映画ランキング3位です。

2位:用心棒

おすすめの黒澤明監督の映画ランキング2位は1961年に公開された「用心棒」です。出演者には三船敏郎、仲代達矢、山田五十鈴、志村喬、司葉子という名だたる名優が軒を連ねています。公開当時、大ヒットし、興行収入は1961年邦画の中で4位にランクインしています。

浪人・桑畑三十郎の活躍を描く物語

こちらは「用心棒」の予告動画です。ストーリーは三船敏郎を主演に迎え、風来坊の浪人が、とある宿場町で行われているヤクザと元締めの抗争をおさめようとする姿を描いています。

魅力は桑畑三十郎役の三船敏郎

見どころは主人公の浪人、桑畑三十郎役を務めた三船敏郎です。ちょんまげに着物姿で刀を振り回す様はよく似合っていてまさに侍と言った感じです。とても華があり、ハリウッド俳優と比べても存在感があります。

チャンバラシーンも素晴らしく、特に新田の卯之助とその子分たちと対峙するラストシーンがおすすめです。桑畑三十郎が、拳銃を持った新田の卯之助の銃撃をかいくぐり、新田の卯之助たちをバッタバッタと切り捨ていていく様は、とても爽快でかっこいいです。

ラストシーンはファンに人気が高く、Twitterにも高く評価する声が多く寄せられていました。ラストシーンが「用心棒」の一番の見どころと言えます。

個性豊かな登場人物にも注目

個性豊かな登場人物も「用心棒」の魅力となっています。桑畑三十郎だけでなく、仲代達矢演じる卯之助、山田五十鈴演じる清兵衛の女房おりんなどみんなまるでアニメのキャクターのような強烈な個性を持っていて面白いので注目です。

「用心棒」はストーリーもチャンバラも役者も質が高く邦画の枠を超えた作品なので、ぜひDVDをご覧ください。そしてそんな邦画の名作「用心棒」が、おすすめの黒澤明監督の映画ランキングの2位です。

1位:七人の侍

おすすめの黒澤明監督の映画ランキングの1位は1957年に公開された「七人の侍」です。当時の邦画の7倍もの製作費をかけ、何千人ものスタッフ・キャストを動員し、1年余りの撮影期間をかけた邦画を代表する大作です。公開当時、大成功を収め、最終的に700万人の観客動員を記録しています。

七人の侍が村を守ろうとする姿を描く物語

こちらは「七人の侍」の予告動画です。ストーリーは三船敏郎と志村喬が主演を務め、村人から雇われた七人の侍が命を賭けて、野武士たちから、村人たちの村を守ろうとする姿を描いています。

魅力はハリウッドも驚愕したアクションシーン

「七人の侍」の見どころはハリウッドも驚愕したアクションシーンです。「七人の侍」は現在の映画のようなCGが一切使われておらず、また様々な工夫が凝らされ、更にお金がかかっているので、ハリウッド映画を凌ぐ迫力があります。

特に有名なのが、土砂降りの中、七人の侍と村人たちが一丸となって、野武士を迎え撃つクライマックスシーンです。雨には激しさを演出するため、墨汁が混ぜられています。雨の中を泥まみれで戦う姿は大迫力で今見ても色褪せていません。

Twitterでもラストの雨の合戦シーンを高く評価する声がたくさんありました。このシーンは当時、ハリウッドにも大きな衝撃を与えています。晴天の下、砂塵が舞う中で西部劇を撮影するのが常識だったため、常識を覆されたようです。

数々の名優たちも「七人の侍」の魅力

アクションシーンだけでなく、映画に出演した名優たちも「七人の侍」の見どころです。七人の侍は三船敏郎、志村喬、木村功加、東大介、宮口精二、稲葉義男、千秋実が演じていますが、華があって演技も良いです。また脇を固める藤原釜足、左卜全も良い味を出しています。

「七人の侍」が堂々のランキング1位

ハリウッドにも大きな衝撃を与えた邦画の枠を超えた名作なので「七人の侍」が、おすすめの黒澤明監督の映画ランキングの1位にランクインです。今見てもすごい作品なので、ぜひ「七人の侍」のDVDをご覧ください。

黒澤明監督映画をリスペクトする海外有名人!

黒澤明監督をリスペクトした海外監督たちが凄い!

カメラ

リスペクトしている海外の監督を紹介

前述した通り、黒澤明監督は海外の監督からもリスペクトされています。リスペクトしている海外の監督は名作を残している名監督ばかりです。

アンドレイ・タルコフスキー

1人目の海外の監督は「惑星ソラリス」「ストーカー」などの数々の名作を残したソ連の巨匠アンドレイ・タルコフスキーです。アンドレイ・タルコフスキーとは交流があってお互いにリスペクトし合っていました。

アンドレイ・タルコフスキーは「七人の侍」が好きで一緒に歌を歌ったことがあるそうです。また「七人の侍」のラストで、三船敏郎の泥だらけの尻が雨に洗われ、どんどん綺麗に美しく天使のようになっていくと言っていたという逸話も残っています。

ジョージ・ルーカス

ジョージ・ルーカスが学生時代に最も影響を受けたのが黒澤明監督だったそうで、作人もその影響が見られます。黒澤明監督の影響が最も見られるのが、前述した通り代表作であり、世界的な人気を誇る「スターウォーズ」です。ストーリーもキャラクター造形も「隠し砦の三悪人」の影響が見られます。

フランシス・フォード・コッポラ

フランシス・フォード・コッポラも黒澤明監督をリスペクトする海外の監督の1人です。最も影響が見られるのが「ゴッドファーザー」で、「悪い奴ほどよく眠る」の結婚式で第三者である記者が状況を説明する演出をそのまま取り入れています。

スティーヴン・スピルバーグ

スティーヴン・スピルバーグも黒澤明監督にリスペクトを評しています。インタビューで、「黒澤明を師と仰いで、今後もずっと学び続けたいと思っています」とコメントするなど、黒澤明監督に対して熱い思いをコメントしていました。映画のプロデューサーも務めています。

マーティン・スコセッシ

若い頃、黒澤明監督の映画を鑑賞するため名画座に通い詰め、実際のフィルムを見てカットの構成を研究し尽くしたそうです。また、黒澤明監督の「夢」で画家ゴッホ役を演じています。黒澤明監督がフランシス・フォード・コッポラにゴッホを演じられる役者がいないか相談したところマーティン・スコセッシを推薦したそうです。

黒澤明監督の人気映画ランキングのまとめ

ニコッとしている女性

ランキングまとめ

おすすめの黒澤明監督の映画ランキングを見てみると改めて名作ばかりであることが分かります。

どの作品も邦画の中でトップクラスなので、黒澤明監督は邦画界の王様と言えます。昔の邦画ですが、どれも衝撃を受けるほど面白いものばかりです。すべての作品はDVDで見られるので、ぜひDVDをご覧ください!

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